ある報道によると、Googleは、検索エンジン最適化(SEO)手法を過度に使用するサイトにペナルティを科すことを計画しているという。
Search Engine LandのBarry Schwartz氏は、最近開催されたSouth by Southwestカンファレンスにおけるパネルディスカッションからの音声クリップを投稿した。GoogleのエンジニアであるMatt Cutts氏がその中で、この計画について語っている。
検索結果において、Googleは「条件」を「表現が適切ではないかもしれないが、サイトに過度な最適化手法、つまり、過度にSEOを適用する人々と、素晴らしいコンテンツやサイトを作成する人々」との間で「平等化したい」と考えている、というCutts氏の発言をSchwartz氏は書き起して記事で引用している。
「『GoogleBot』をより賢くし、われわれの関連性を高めたいと考えている。また、ページ上に非常に多くのキーワードを設定したり、膨大な数のリンクを交換したりといった常識的な範囲を逸脱した行為など、その誤用が見られるサイトを検出しようとしている」とSchwartz氏による引用は続いている。
Schwartz氏は、「今後1カ月または数週間のうちに」この変更による影響が検索結果に現れる見込みだと報じているが、Googleはこれについて何も正式にコメントしていないとも付け加えている。
The Wall Street Journalは先週、Googleが、同社検索システムに対するかつてないほど大がかりな改造に着手しようとしていると報じた。これには、「セマンティック検索」や、検索エンジン最適化、広告、ページランキング結果に対する変更などが含まれるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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