「Firefox」向けウェブ開発アドオン「Firebug」のリードプログラマーであったJohn J. Barton氏は米国時間7月17日、Firebugのメーリングリストで、18日からGoogleの「Google Chrome」ブラウザチームで次世代ウェブ開発ツールに関連する業務に取り組むことを明らかにした。
この動きは、ブラウザ市場でFirefoxが以前のような中心的位置を占めなくなったことを反映している。ブラウザ市場の競争は激しくなっており、Chromeがシェアを伸ばし続けている一方、Firefoxはシェアを減らしている。さらに、モバイルブラウザの利用が爆発的に増えており、人々がブラウザを使って行うことが大幅に拡大している。
Barton氏はIBMの社員だった。IBMは2010年にFirefoxを社内のデフォルトブラウザとしたが、Barton氏は、Firebugに貢献するためIBMから受けていた支援を1年間延長することができなかったと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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