salesforce.comは、開発者がGoogleのサービスを活用できる新しいツールキットで、Googleとの提携をさらに進める。
salesforce.comとGoogleの両社が、salesforce.comの顧客関係管理(CRM)アプリケーションを、統合された「Google Apps」につなげる最初の契約に署名をしたのは、2008年4月のことだった。
salesforce.comは米国時間6月23日、「Force.com Toolkit for Google Data APIs」をローンチしたと語った。これでForce.comの開発プラットフォームを使う開発者が、Google Appsのデータに接続できるようになるという。
Force.comはホスティング型ウェブアプリの構築に向けた、salesforce.comのクラウドコンピューティングサービスだ。
両社は今回のツールキットで、salesforce.com内の顧客データをスプレッドシートなどGoogle Appsにある機能と結びつけることが可能になり、これを利用した事業予測システムや見積もり生成システムといった新しいアプリケーションへの道が開かれると見込んでいる。
salesforce.comによると、ツールキットは同社のForce.comのサイトに掲載され、無料でダウンロードできるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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