横浜銀行は、GMOグローバルサイン・ホールディングス(GMOグローバルサイン・HD)が提供する電子契約サービス「GMOサイン」を導入した。12月19日、GMOグローバルサイン・HDが発表した。
今回の導入で、契約業務の効率化が期待できる。契約書の印刷、製本、郵送などの手間やコストが削減でき、郵送による待ち時間も省略できるため、顧客サービスの向上につながるという。
「電子印鑑GMOサイン」の流れ
GMOサインは、契約の締結から管理までをワンストップでできるクラウド型の電子契約サービス。署名タイプは、一般的な「メールアドレス等により認証を行う立会人型(契約印タイプ)」と、「電子認証局による厳格な本人認証を行う当事者型(実印タイプ)」に加え、ハイブリッド契約(送信元は当事者型・相手方は立会人型)にも対応する。
また日本政府のセキュリティ基準を満たす「ISMAP」に登録しており、総務省のガイドラインに準拠した二要素認証にも対応する。さらに情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001」およびクラウドサービスセキュリティ「ISO/IEC27017」の認証を取得しており、米国公認会計士協会(AICPA)による国際認証「SOC2 type2」も取得している。
横浜銀行は、2019年に、電子契約を活用した住宅ローン契約の事務手続き効率化を推進しており、今回、さらなる業務効率化と顧客サービス向上を目的にGMOサインの導入を決めた。