[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

笠原 紳司(かさはら しんじ、1974年4月28日[2] - )は、日本俳優映画監督群馬県出身[2]2020年1月1日より えりオフィス所属[3]

かさはら しんじ
笠原 紳司
生年月日 (1974-04-28) 1974年4月28日(50歳)
出生地 日本の旗 日本群馬県
身長 188 cm[1]
血液型 O型
職業 俳優映画監督
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1996年 -
事務所 えりオフィス
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
未来戦隊タイムレンジャー』(2000年
駄目ナリ!』(2004年
猫侍』(2013年
映画
『演じ屋』シリーズ(2001年 - 2003年
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007年
牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜』(2010年
のぼうの城』(2012年
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後編(2015年
舞台
『双牙〜ソウガ〜』シリーズ(2009年 - 2014年
炎の蜃気楼昭和編』シリーズ(2014年 - 2018年
テンプレートを表示

来歴・人物

編集

大学在籍中はアメリカンフットボール部に所属、ポジションはクォーターバックだった。共通の友人を介し映画部に所属していた野口照夫に自作の映画への出演を依頼されたことがきっかけで演技に興味を持つ。この出会いが後の主力会の発端に繋がる。

1996年に劇団(正確には俳優養成のための私塾)無名塾へ入塾(20期)[2]仲代達矢の妻であり創立者であった宮崎恭子隆巴)の最後の教え子になる。数々の劇団本公演、秘演に参加し、3年間の養成期間を経て1999年に卒業。その年の映画『老親』で主人公・萬田久子の息子役に抜擢[2]。同年のフジテレビ『鉄甲機ミカヅキ』の二夜にゲスト主演するなど活動の場を拡げる。

2000年9月より「スーパー戦隊シリーズ」『未来戦隊タイムレンジャー』の追加戦士、滝沢直人 / タイムファイヤー役で出演し、ブレイク[2]

2001年4月28日に公開された自らがプロデュースを手がけ主演を務めた自主制作連続ドラマ『演じ屋』がインディーズムービーとしては異例の大ヒットを記録[2]。なお、この主演作『演じ屋』はYAHOO!BBブロードバンドコンテンツ有料部門にてグランプリを獲得。

大学生時代からの友人の野口照夫率いる自主制作フィルム製作グループ主力会で趣味の範囲でも活動。また、自らプロデュースも行う。なお、プロデュース作の「演じ屋」シリーズ(2001年 - 2003年)では2003年2月、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてインディーズ作品としては初となるゆうばり市民賞を獲得する。

以後、ボクシングやアメリカンフットボールで培った身体能力を活かしアクション作品や特撮作品への出演が目立つが、社会派や青春作品、時代劇にホラー、スプラッター作品などジャンルにとらわれず活動の場を拡げている。

自ら映画(ショートフィルム)監督(「サークル〇サンクス」2007年)、舞台演出(「Destiny Children」2008年)も手がける。

エピソード

編集
  • プロボクサーを目指していたが、プロテスト直前に怪我をしドクターストップで断念した。
  • 未来戦隊タイムレンジャーで演じた滝沢直人の結末は脚本家の小林靖子に浅見竜也と和解するくらいなら死なせて欲しい、と笠原自らの提案によるもの。[4]また、滝沢直人が生き物を飼っている設定や作中で飼っていた文鳥の名付けも笠原の提案。
  • 未来戦隊タイムレンジャーで共演した永井大は笠原について、酒が強く共演者とすぐ溶け込み俳優としての経験も積んでいたことから演技について教わる等、頼れる兄貴分であったと語っている[5]
  • タイムレンジャーの撮影当時は下駄を履いて現場に来ていた。その後冬季の夕張で行われた映画祭にも下駄で参加していた。
  • 俳優津田寛治とは笠原主演作『駄目ナリ!』に津田がゲスト出演したことが縁で知り合い、以後互いに意気投合し飲み友達に。その後同じ事務所に所属している。(現在は移籍)また、住まいも近いらしく飲み友達に留まらず引越しを手伝ったり津田の家族とも交流があるとラ・セッテ主催のファンイベントトークショーで二人が語っている。
  • 演出家脚本家きだつよしとは舞台『ソウガ』で知り合う以前から、互いが互いのファンであったことをそれぞれのブログで語っている。
  • 大の時代劇好きであると本人自ら公言しており、殺陣、所作にも通じている。
  • デビュー以来、身長184cmと公表していたが2017年に186cm、2020年には188cmに伸びていた。[6][7]

出演

編集

テレビドラマ

編集

映画

編集
  • EM/エバーミング/(1999年)
  • 金融腐食列島〜呪縛〜(1999年)
  • 老親(2001年) - 隅田喜生 役
  • 演じ屋 第壱幕「ガンバ来襲」(2001年) - 主演・演じ屋代表 役
  • 演じ屋 第弐幕「危険の先に」(2001年) - 主演・演じ屋代表 役
  • 演じ屋 第参幕「副題募集中」(2001年) - 主演・演じ屋代表 役
  • 演じ屋 第四幕「答はきっと心の中に」(2001年) - 主演・演じ屋代表 役
  • 記憶の音楽Gb(2002年) - ハンタ 役
  • 演じ屋 第伍幕「小野田のムスコ」(2002年) - 主演・小笠原紳之介 役
  • ENJIYA mini(2002年)
  • 演じ屋 第六幕「演じ屋崩壊」(2002年) - 主演・小笠原紳之介 役
  • ENJIYA ANOTHER WORLD 今井孝祐殺人事件(2002年)
  • 演じ屋 第七幕「五発の空砲」(2002年) - 主演・小笠原紳之介 役
  • 月のあかり(2002年) - 主演・男 役
  • 演じ屋 第八幕「夏合宿」(2002年) - 主演・小笠原紳之介 役
  • NOEL(2003年) - 与那国原誠二郎 役
  • ROUTE 58(2003年) - 塩谷五郎 役
  • ROUTE 58 ver.ZERO(2003年) - 塩谷五郎 役
  • ROUTE 58 1999(2003年) - 塩谷五郎 役
  • 演じ屋 第九幕「Stained blood」(2003年) - 主演・小笠原紳之介 役 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 ゆうばり市民賞受賞
  • HEAT -灼熱-(2004年、ケイエスエス) - 主演・唐沢辰巳 役
  • スペクター(2005年、コナミ) - 主演・寺崎鉄也 役
  • みづうみ(2007年4月21日公開) - 矢田亮太 役
  • サークル〇サンクス(2007年) - キム役
  • Watch with me〜卒業写真〜(2007年)
  • プライスタグ(2007年) - 夏川宗一郎 役
  • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程2007年) - 高原浩之 役
  • こわい童謡 表の章(2007年) - 岸本真 役
  • ビルと動物園(2008年)
  • クラッシャーカズヨシ〜怒る〜第2章(2008年) - クラッシャーシンジ 役
  • 明日の詩(2009年)
  • 牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜(2010年) - クルス 役
  • 今日からヒットマン(2010年)
  • 板尾創路の脱獄王(2010年)
  • キミとボク(2011年)
  • 極道兵器(2011年)
  • あなたと・・・話したい(2012年)
  • のぼうの城(2012年)佐竹義宣 役
  • 耳をかく女(2012年) - 本宮修一 役
  • 凍牌裏レート麻雀闘牌録(2013年) - 柳 役
  • 怯える女(2013年)
  • 狂武蔵(2013年)
  • 地獄でなぜ悪い(2013年)
  • 清須会議(2013年)- 秀吉の家臣 役
  • ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2014年)
  • ヌイグルマーZ(2014年)
  • ライヴ(2014年)
  • かくて女神は笑いき(2014年)
  • リベンジポルノ(2014年) - 森本 役
  • 寄り添う~ショートムービークラッシュ~(2014年) - 池上役
  • 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015年)
  • 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド(2015年)
  • RUN!-3films-「ACTOR」(2016年製作、2019年公開)
  • GANTZ:O(2016年) - 主演:加藤勝役モーションキャプチャーパフォーマー
  • たまゆら(2018年) - 上林庄三郎 役
  • 維新烈風 天狗判官(2018年) - 主演:天狗判官KURAMA 役 シネマロサ
  • Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ(2018年) - コンドルのジョー モーションアクター
  • TRAVERSE(2019年) - 殺人鬼:雅人 役
  • 演じ屋リデザイン(2019年) - 主演:演じ屋代表 役
  • 血を吸う粘土 派生(2019年) - 木多天 役[9]

舞台

編集

オリジナルビデオ

編集
  • 未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ(2001年、東映ビデオ) - 滝沢直人 / タイムファイヤー 役
  • 麻雀飛龍伝説・天牌強者たれ!!(2001年) - 伊藤芳一 役
  • JINGI 仁義29極道死体強奪(2001年) - 沢木智也 役
  • 麻雀飛龍伝説・天牌2 さらに強者たれ!!(2002年) - 伊藤芳一 役
  • 電脳聖少女 i-DOLL(2002年) - 嶋ヒデユキ 役
  • 麻雀飛龍伝説・天牌3 終わったよ、あんた(2002年) - 伊藤芳一 役
  • 麻雀飛龍伝説・天牌4 俺には牌の囁きが聞こえる(2002年) - 伊藤芳一 役
  • ゼブラミニスカポリスの逆襲(2010年)
  • 傷だらけの侠達(2012年)
  • 凍牌裏レート麻雀闘牌録1〜6巻(2013年) - 柳 役

ウェブドラマ

編集

ゲーム

編集

玩具

編集
  • 仮面ライダーギーツ PREMIUM DXメモリアルファンタジーレイズバックル(2025年1月、玩具ボイス)

その他

編集
  • 演じ屋(2001〜2003年) - プロデュース笠原紳司 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 ゆうばり市民賞受賞
  • 一生の言葉「プレゼント」 NTT電報販促のwebドラマ(2005年) - 小池英夫 役
  • 探偵事務所5第26話スピンアウト7「探偵BARへようこそ」(2006年)ネットシネマ - 情報屋・辰 役
  • 楽園に間借り ブックトレイラー(2007年) - 伊達政宗 役
  • 富士見二丁目交響楽団ブックトレイラー(2008年) - 桐ノ院圭 役
  • ワンセグ物語part3「スマイル物語」ソニーeyeVio(2008年) - メグロ 役
  • 映画「サークル〇サンクス」(2007年)脚本・監督 笠原紳司 - 水戸短編映画祭招待作品
  • 舞台「Destiny Children」(2008年)作・演出 笠原紳司
  • Netflix火花」7話(2016年)監督:久万真路
  • 仮面ライダーアマゾンズ シーズン2 Episode5・6(2017年) - 藤尾隊長 役
  • Netflix 「ULTRAMAN」(2019年)NETFLIX全世界配信 ウルトラセブン(諸星弾) - モーションアクター
  • Netflix 「攻殻機動隊_SAC_2045」(2020年) - バトー 役(モーションアクター)

脚注

編集

注釈

編集

出典

編集
  1. ^ @twikasashin (2020年10月26日). "健康診断に行ってきました。". X(旧Twitter)より2023年7月15日閲覧
  2. ^ a b c d e f 仮面ライダーギーツ公式完全読本 2024, pp. 34–36, 「KAMEN RIDER GEATS CAST INTERVIEW 10 笠原紳司」
  3. ^ “事務所移籍のお知らせ”. http://blog.livedoor.jp/catherine_shindy/archives/52265007.html 
  4. ^ 『ヒーローヴィジョン 2000/Winter』朝日ソノラマ、2000年12月、73頁。ISBN 4-2571-3031-8 
  5. ^ 「SPECIAL INTERVIEW '00 永井大」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《2000 未来戦隊タイムレンジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2018年7月10日、20-21頁。ISBN 978-4-06-509609-3 
  6. ^ http://blog.livedoor.jp/catherine_shindy/archives/52176287.html?ref=foot_btn_st_prev&id=1917297
  7. ^ https://twitter.com/twikasashin/status/1320574004776689665?t=qwvFqV1sABYzkRUJvqaOHA&s=19
  8. ^ 奈緒&磯村勇斗コンビが復活! 『演じ屋 Re:act』は“フィクションの力”を感じる作品に”. リアルサウンド映画部. blueprint (2024年5月24日). 2024年5月24日閲覧。
  9. ^ 血を吸う粘土 派生 : 作品情報”. 映画.com (2019年10月11日). 2020年6月25日閲覧。
  10. ^ a b “舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース』”. http://blog.livedoor.jp/mirage_stage2014/ 
  11. ^ 「COLOR CROW」舞台第4弾「黄靱之翼」上演決定、遊馬晃祐・瀬戸啓太ら出演へ”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月26日). 2023年11月26日閲覧。
  12. ^ 「戦国妖狐 THE STAGE 世直し姉弟編」出演にOWV本田康祐・大西桃香ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月30日). 2024年7月1日閲覧。
  13. ^ "悲劇のような喜劇"描く「里のバッキャロー!!」脚本・演出は菅野臣太朗”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月21日). 2024年9月22日閲覧。
  14. ^ X-QUESTの“ハートフル・セツナファンタジー”「色彩組曲〜七人の息子と灰色夜想曲〜」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月4日). 2024年12月5日閲覧。

外部リンク

編集