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咸興神社(かんこうじんじゃ)は、朝鮮咸鏡南道咸興府(現・朝鮮民主主義人民共和国咸鏡南道咸興市)にあった神社である。祭神天照大神国魂大神。旧社格国幣小社であった。

咸興神社
所在地 朝鮮咸鏡南道咸興府東雲町
主祭神 天照大神
国魂大神
社格 国幣小社
創建 1916年大正5年)
例祭 10月17日
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歴史

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神社寺院規則(大正4年朝鮮総督府令第82号)に基づき、1916年大正5年)8月21日に創立が許可され[1]、天照大神を祭神とするべく伊勢神宮から霊代を勧請し、1918年(大正7年)10月1日、神殿に鎮座された[2]

1936年昭和11年)8月11日、道供進社(道より神饌幣帛料を供進すべき神社)に指定され[3]、紀元2600年記念事業として境内拡張と社殿等の造営を企図して、1939年(昭和14年)2月25日、奉賛会が組織された[4]

1943年(昭和18年)6月15日には国魂大神が増祀され[2]1944年(昭和19年)5月1日、国幣小社に列格された[5]が、日本第二次世界大戦敗戦に伴い、1945年(昭和20年)11月17日に廃止された[6]

脚注

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  1. ^ 神社創立許可 朝鮮総督府官報第1219号(大正5年8月24日) 294頁
  2. ^ a b 「神社明細帳(咸興神社)」 JACAR(アジア歴史資料センター) Ref.A03010213400 (国立公文書館)
  3. ^ 朝鮮総督府告示第440号 朝鮮総督府官報第2874号(昭和11年8月11日) 83頁
  4. ^ 「咸興神社奉賛会趣意書」 JACAR(アジア歴史資料センター) Ref.A03010213400 (国立公文書館)
  5. ^ 朝鮮総督府告示第674号 朝鮮総督府官報第5169号(昭和19年5月2日) 5頁
  6. ^ 内務省告示第264号 官報第5660号(昭和20年11月22日) 1頁