王 元(おう げん、生没年不詳)は、中国の新代から後漢時代初期にかけての武将・政治家。字は『後漢書』隗囂伝本伝によれば恵孟、『後漢書』馬援伝注によれば游翁と2通り伝わる。『後漢書』隗囂伝本伝は司隷左馮翊長陵県の人としているが、同注『東観漢記』は司隷京兆尹杜陵県の人としている。