出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
たまー も参照。
たま【玉・球・珠・弾】
- 丸い物。球状の物。
- 球形の滴。
- 丸められた物、また球状にまとめられた物。
- 球技などで使用するボール。
- 眼鏡やカメラなどのレンズ。
- 電球。
- そろばんの串に刺さった粒。そろばん玉。
- 銃や砲の弾丸。
- 硬貨。
- 玉子。
- 丸く美しい宝石。
- これが転じて、貴重で価値があるもの。美しく綺麗なもの。
- 綺麗な女性。転じて遊女や芸者。
- 人物。器。多くあざけって言う語。
- たいした玉だ。
- あいつが簡単に言いなりになるタマかよ。
たま【偶、適】
- (「たまの」「たまに」の形で)あまりないさま。頻度が小さく不定期であるさま。
口語では強調して た↗まー と発音することがある。
たま【偶、適】
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
推量・意志 |
たまだろう |
未然形 + う
|
過去・完了 |
たまだった |
連用形 + た
|
否定形 |
たまでない |
連用形 + ない
|
自動詞化 |
たまになる |
連用形 + なる
|
言い切り |
たまだ |
終止形のみ
|
名詞化 |
たまなこと |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
たまならば |
仮定形 + ば
|
様態 |
たまそうだ |
語幹 + そうだ
|
- たましい。万物に宿り、心の働きをつかさどると考えられるもの。霊魂
古典日本語「たま」(魂) < 日本祖語 *tama
たま【玉】
- 高貴なものを称えていう。
- 玉のように美しく綺麗。
- 丸いもの。
たま
- 玉。丸いもの。
- 宝玉。宝石。
- ガラス。
たま
- 偶。まれ。
たま【玉・珠】
- 宝玉。宝石。
- 真珠。
- 小さく丸いもの。
- 美しいものの形容。
二拍名詞三類(?)
たま【魂・霊】
- 魂。霊魂。
日本祖語 *tama
たま【玉、珠】
- 「美しい」「優れている」意を表す。