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虎魂

投げられる喜びをかみ締めて<後編>

支配下復帰から約3週間後の8月11日の広島東洋カープ戦。1009日ぶりの一軍マウンドでの試合で、5回を投げ被安打4、失点0、奪三振7と上々のピッチングを見せて、チームの連敗と止めると同時に、2021年10月21日の中日ドラゴンズ戦以来となる白星を手にした。3度の手術を乗り越えてつかんだ1025日ぶりの勝利をどうかみ締めたのか。

「ファームの試合で抑えることができても、一軍のバッター相手に自分のボールが通用するのかという不安はありました。その中で初球のストレートがストライクになり気持ち的に少し楽になりました。そして最初の打者を空振り三振で1つアウトが取れたことで不安は払拭できました。その後ピンチを迎える場面もありましたが、なんとか0に抑えられたのでファームでやってきたことはできましたし、次にもつながるピッチングができたかなとは思います」

その復帰登板に点数をつけるとしたらという問いには「70点ぐらいじゃないですか」と返答。そして「一軍の打者相手でも……。

投げられる喜びをかみ締めてショートver<後編>終了。

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