30歳のニート息子に突きつけられた厳しい現実 両親「働かないのなら…」
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- 出典
- BBC News
親が実の息子を提訴したという衝撃的なニュースを、アメリカBBCが報じています。
訴えたのは、アメリカのニューヨーク州にくらすロトンドさん夫妻。2人には30歳を過ぎた息子がおり、彼がなかなか自立しないことに頭を悩ませていたといいます。
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また、訴えられた息子は、家賃を払わず、家事の手伝いもしない…両親が自立するための資金を出してくれる提案も受け入れず、家に居座り続けてきたとのこと。
耐えかねた両親は提訴に踏み切ったものの、息子は猛反発。
対する両親も負けじと、こんな言葉を息子に送ったといいます。
なんという、きつい言葉…!
この言葉を愛のムチととるか、追い出したいがための言い訳ととるかは意見が分かれるところでしょう。
自立しない息子を訴えたロトンドさん夫妻のニュースは日本でも伝えられ、ネット上ではさまざまな意見が寄せられています。
・実の息子とはいえ、成人した後も親が保護する責任はない。とはいえ、訴訟までするとは…。
・「自立しないから」っていう理由で訴えるとか、実にアメリカ的。
・30歳にもなって仕事を探さないとか、訴えられても仕方がない。
『ニート』という言葉が定着し、社会問題化している現代の日本。中には「働いたら負け」「ニートになりたい」と、冗談めかして口にする人もいます。
家賃も発生せず、家事全般は親がやってくれて、自分は自由気ままな毎日…それは夢のような生活でしょう。
しかし、ぬるま湯に浸かる生活を続けていると、今回のロトンド夫妻の息子のように、きつい代償を払うことになってしまう恐れがあります。
ロトンド夫妻を「厳しい」「なぜ手を差し伸べないのか」と批判する声はありますが、親と子のありかたに一石を投じたことは間違いありません。
[文・構成/grape編集部]