2022/9/3
奈良県香芝市議会でとんでもないことが起きています。困りごと相談で、私たち市議が日常行なっている同行支援が条例違反⁈!それを質問したことが懲罰の対象になるというのは信じられないことです。
市民の生活保護申請に同行した青木恒子市議に対して、議長が「国民健康保険や生活保護窓口への議員同行は禁じられている」という趣旨の発言をしたため、青木議員が「政治倫理条例の何条にあるのか」と質問したことが「侮辱または名誉毀損にあたる恐れがある」と,懲罰の対象にされ、8日間の出席停止処分、陳謝文ので朗読まで強制されました。
私も伴走型支援を続ける自治体議員として、香芝市議会事務局に抗議文を送付しました。9月5日の議会で青木議員の懲罰が審議されるそうですので、それまでに、ぜひみなさんも抗議してください。
抗議が増えているため、FAXが止められているとの情報があります。
香芝市役所のホームページから、メールを送ることもできます。
https://www.city.kashiba.lg.jp/soshiki/5/19187.html
(FAX 0745-76-7564 香芝市議会事務局)
香芝市議会 議長 殿
香芝市議会議員各位殿
申し入れ書
今般、貴議会において、青木恒子議員が、生活保護等の申請に際して議員が市民に同行することは香芝市政治倫理条例の下で禁止されている旨の川田裕議長の発言を批判したことに端を発して、8日間の議会出席停止という懲罰が9月議会で科される可能性があることを報道で知りました。
市会議員が困窮する市民の保護申請に同行することは決して「口きき」ではなく、ましてや職員に圧力を加えることにはなりません。生活保護の申請は市民の権利であり、市会議員が市民に寄り添って行動することは議員固有の任務です。議員の同行は他の自治体では日常的に行われており、市の業務についても何ら支障は起きていません。こうしたことは市民の願いにも真っ向から背くことであると考えます。また、この点を議論しようとした議員の議会における発言を安易に懲罰理由とした上、それに従わないから出席停止処分をしてその後の審議・議決に参加させないようにするということにも問題があります。
今回の議会本会議においてこうした民主主義に反するような決議は議員の役割を否定する議会の自滅行為だといわなければなりません。今議会において貴議会は青木恒子議員に対する懲罰を議決しないよう、また各議員はこれに賛成しないよう、強く要望いたします。
年 月 日
氏 名
住 所
所属団体
#香芝市議会 #生活保護 #同行支援 #議会 #懲罰 #出席停止 #無効
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