たまたま入った蕎麦屋の接客がとんでもなさすぎた件「蕎麦は普通にウマいのに!」【さいたま市】
日本にいろいろな種類の飲食店はあれど、蕎麦屋ってやっぱりちょっと特別。麺やつゆだけじゃなくて、お店の空気感だったり雰囲気も味に影響してくる感じがありますよね。
静かな空間で、ゆっくりと蕎麦に向き合う時間もまた蕎麦の美味しさを構成する要素なのです。
埼玉でなんとなく蕎麦屋に入ってみたら →にゃあああああああ!!
ところが、先日なんとなく入ってみた蕎麦屋はとんでもなかった……いや、とんでもなさすぎた。
その店の名は、さいたま市中央区にある「そば処大むら」。見た感じは普通に“町の蕎麦屋”といった佇まいなのですが、店内に入ってみると……
にゃあああああああーーーっ!! 豪快にテーブルの上をつたって駆け寄ってきたのは、人間ではなく2匹の猫!! まさか蕎麦屋で猫の接客を受けることになるとは……!!
2匹の猫が看板猫になっている蕎麦屋
実は「そば処大むら」は2匹の猫が看板猫として活躍している蕎麦屋さん。もちろん注文を取ったり料理提供は人間が担当してくれますし、ネコ型配膳ロボットもいませんが、本物の猫ちゃんが食事中ずっと近くでおもてなしをしてくれるのです。
「飲食店の店内に猫が放し飼いになってるって、衛生的に大丈夫なの?」「猫も危険だしストレスなのでは?などと心配してしまう人もいそうですが、きちんと食品衛生法と動物愛護法の許可を取って営業されているとのこと。
よく考えたら猫カフェで普通に飲み食いしたりもするし、ガチな蕎麦屋に猫がいることに違和感があるだけで問題はないのか!
店内もきれいだったし、快適、快適!
静かな空間で蕎麦をズズッとすするのもいいけど、猫ちゃんが横にいる蕎麦屋もまた格別。思い描いていた蕎麦屋とは全然違う方向からリラックスさせてくれます。
蕎麦がちゃんと美味しいのもまた素敵
しかし、やっぱりここは蕎麦屋なので主役は食事。猫ちゃんがいくら愛おしくても、蕎麦が美味しくなければ話になりません。
こちらがメニューなのですが、もりそばが550円で1000円超えのメニューが少ないという全体的にリーズナブルな料金設定。蕎麦・うどんのほかにラーメンやご飯物、おかずなども充実しています。
プラス400円でミニ丼のセットが注文できるとのことだったので、かけそばにミニ生姜焼き丼をつけたセットを注文してみました。合計950円なり。
おお〜、バッチリうまそうじゃないか!
つゆは色が濃い目に見えるけど、しょっぱすぎることはなく鰹だしのきいた優しい味わいで実に美味。
蕎麦はのどごしがよく、ズルズルッと食べ進めるのが気持ちいいし、アツアツのつゆの中でもプリッとしたコシも感じられるし、ボリュームもなかなか。これが550円は安い!
しっかりお腹が満たされ、これはミニ生姜焼き丼をつけなくてもよかったかも……と思えるほどでした。ごちそうさまでした!
かわいい猫ちゃんと触れ合うだけなら猫カフェに行けばいいかもしれないけど、「そば処大むら」では蕎麦もちゃんと美味しくて非常にポイントが高いですね。満足度が段違い。
普通に蕎麦を食べに行ったら驚いちゃうかもしれないけど、猫ちゃんがいることも頭に入れたうえで行くならきっと幸せになれますぞ。
店舗情報
そば処大むら
埼玉県さいたま市中央区本町西3-1-27
(執筆者: ノジーマ)
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