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動物園のパンダの頼もしい仲間たち…飼育員さんから獣医師さんまで「チームタンタン」が大集合!

ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。

2021年に心臓疾患が見つかり、治療を続けていたタンタンですが、2024年3月31日に虹の橋を渡りました。当時、国内最高齢の28歳でした。いつでも笑顔をくれた神戸のお嬢様・タンタンをしのび、在りし日の日常を振り返りながらお伝えします。

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2024年9月5日発売の「水曜日のお嬢様 タンタンのゆるゆるライフ」(講談社/講談社ビーシー)は、256ページの大ボリューム。自由奔放で、ちょっとおちゃめなパンダ「タンタン」の魅力がたっぷり詰まった1冊があれば、心の中でいつでもお嬢様に会えます。購入はコチラから!

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芸術的な寝ぐせ?

お嬢様の寝ぐせについて聞いたのは、連載90回目(https://gendai.media/articles/-/98964)のこと。公式ツイッターでは、腰の辺りに芸術的な寝ぐせを披露してくれました。「あれは獣医の仕業です」と笑うのは、飼育員の梅元良次さん。

ものすごい寝ぐせ……? 神戸市立王子動物園ツイッターより

ただの寝ぐせではないのかうかがうと「心電図をとるために毛をそるのですが、そった部分の横がああいう風に立ってしまうことがあるんです」と、教えてくれました。

ねぇ、すごく毛が立ってるんだけど 神戸市立王子動物園ツイッターより

立った毛は、すかさずもう1人の飼育員・吉田憲一さんがブラッシングで整えたのだそうで。さすが、お嬢様の美容師。少しの乱れも許せなかったのですね。

飼育員の吉田さんによるブラッシング 神戸市立王子動物園ツイッターより

そして後日、獣医師さんを待つ間、梅元さんも久々にタンタンをブラッシングしてあげたのだそう。

気持ちよすぎてこのありさまでございます 神戸市立王子動物園ツイッターより

「もうほとんど毛は抜けないので、マッサージのつもりでしました」(梅元さん)獣医師さんがやってくるまでの2〜3分の間でしたが、至福の時間を過ごしたお嬢様なのでした。

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