2024.09.26
ブックオフが都内店舗を続々「閉店」…!突然の10月閉店ラッシュにファン落胆、業績好調だったハズがなぜ?
10月20日、同時に3店舗が閉店
「徒歩圏内の店舗が閉店する。もう終わりだ」「またひとつ思い出の地が消えていく」「帰り道の癒やしスポットが……」――こんな悲痛な声がネット上であふれている。
「ブックオフなのに本ねぇじゃん!」と俳優・寺田心が咆哮するCMでもおなじみ、本などの中古品販売・買取大手、ブックオフがここへきて続々と閉店を発表。しかも、そのどれもが都心部に集中していることで、ファンに衝撃を与えているという。
同社プレスリリースより引用
東京では、10月13日閉店の「阿佐ヶ谷南店」にはじまり、10月20日には「新高円寺駅店」と「学芸大学駅前店」が同時に閉店することが決まっている。また千葉でも、やはり10月20日に「行徳駅前店」の閉店が告知された。
とりわけショックを受けたのは杉並区民だろう。高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪といったサブ色の強い町を擁するだけに、古書やレコードを探し求めてブックオフに通うという地元民も少なくない。しかし、今回の閉店ラッシュを受けて、同区にあるブックオフはわずか3店舗のみとなる。
今年に入って閉店となったブックオフ店舗には、大阪の「喜連瓜破(きれうりわり)駅前店」(6月17日)や愛知の「名古屋大曽根店」(4月30日)などがあるが、ここまで複数店舗の同時閉店は一度もなかった。
となれば、今回の一連の閉店は、ブックオフの《異常事態》なのだろうか。