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ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その6)

fuchirin.hatenablog.com

 梨華ちゃんの色々に関するクイズコーナーで、僕は2問目までは正解したものの、確か3問目で間違えて脱落しました。よく覚えていませんが、それは梨華ちゃんの髪の長さと色についての問題だったような気がします。僕は梨華ちゃんの肉体には興味があるけれど、ヘアースタイルにはそれほど興味がないみたいです。

 僕が梨華ヲタ失格の烙印をおされたあと、梨華ちゃんの好きなお酒に関する問題が出ました。「私が好きなお酒は、ハイボールと生ビールのどちらでしょう?」という問いだったと思いますが、後者は違う酒だったかもしれません。梅酒だったかもしれない。バースデーイベントが開催されてからもう2か月以上経っているので、その日の記憶の一部はかなりぼんやりしています。いい加減、この日記を終わらせたいです。書くべき日記が溜まってきているので。余談が多すぎるのが、なかなか終わらない原因だと思いますが、話があらぬ方向に向かってしまうのが人間の文章の魅力であり、生成AIにはできないことだと僕は考えていますから、今後もちょくちょく脱線すると思います。すみません。

 僕が意外だったのは、このお酒の問題を間違えるオタクが多かったことです。梨華ちゃんの肉体については熟知しているが、その他のことはあまり詳しくない僕ですら、梨華ちゃんが“ハイボール好き”であることは知っていました。だって去年のバースデーイベントでそう言っていたから。その日の帰り道、大宮の立ち飲み日高に寄って、梨華ちゃんに合わせてハイボールを飲んだことをよく覚えています。みんな、意外と梨華ちゃんのことをよく知らないのかもしれません。みんな、世間体を気にして格好つけているだけで、最も興味があるのは、本当は梨華ちゃんの肉体なのかもしれません。僕と同じように。

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 そういえば昔、梨華ちゃんの写真集『Lucky☆』の発売イベントとして、新宿の書店で握手会が催されたとき、僕の近くに並んでる若いオタクがこんなことを言っていました。彼は連れと話をしながら、「俺は梨華ちゃんの水着姿が見たいわけじゃないんだよね。普通の可愛い服を着ていればそれでいいんだよ」とか言っていたので、「嘘をつけ! 梨華ちゃんの水着姿に興味のない年頃の男子がいるわけないだろ! 本当は僕と同じように、夜な夜な梨華ちゃんの水着写真でオナニーしてるくせに!」と思いました。ちなみに今の僕は、そういう決めつけはしません。性の多様性に反するので。“梨華ちゃんの水着姿に性的な興味は抱かないが、梨華ちゃんのことが大好きな男子”もいるし、“梨華ちゃんの水着姿に性的な興味を持っている女子”もいるだろう。そう考えています。ただ、多くの梨華ヲタは格好をつけて“梨華ちゃんを性的な目で見ていないフリ”をしているだろうな、とは思っています。

 ところで梨華ちゃんは、ハイボールの中でも特に角ハイボールがお気に入りみたいです。「梨華ちゃんはきっとお金持ちだろうのに、庶民的だなあ!」と思いました。僕は最近、お酒を2~3杯飲むだけで不整脈が多発します。それは心臓が一瞬停止する感じの不整脈です。頻発すると「あれ? 僕はもう死ぬのかな?」と思って不安になります。なので積極的にはお酒を飲まないようになったんだけど、たまに少しだけ飲みます。近所のスーパーで買った1,000円弱のウイスキー、TEACHER'Sをお湯で割って飲むのが好きです。冬は身も心も芯からぽかぽかと温まります。

 これは梨華ちゃんにも是非おすすめしたいですね。「角ハイボールもいいけど、TEACHER'Sのお湯割りも美味しいよ!」って。そしてできれば、2人きりでバーとかに行ってしっぽり飲みたいです。でもそれは流石に梨華ちゃんの配偶者に怒られそうなので、やめておきます。

 梨華ちゃんはこのバースデーイベントで、「当時、実はこんなことがあったの」みたいな打ち明け話をいくつかしました。しかしそれらの打ち明け話は、僕の心を傷つけることは少しもありませんでした。かつてアイドルだった人がテレビやYouTubeに出演して「昔、実はこんなことがあったんです」と告白しているのを、最近しばしば見かけるけど、それらの告白の内容は、当時そのアイドルを応援していたファンの心や、今でも好きなファンの心を傷つけるようなものが多いです。そのほうが視聴率が取れるし、再生回数も回るのかもしれないけど、僕はそういう元アイドルをわりと軽蔑します。「視聴率や再生回数よりも大事なものがあるんじゃないですか?」と問いかけたくなります。僕はべつにその元アイドルのファンでもないんだけど、それでも。

 梨華ちゃんAround40の今でも、ことあるごとに「アイドル石川梨華として」みたいなことを言います。梨華ちゃんが“元アイドル”の人たちと違って、ファンの(ファンだった)人たちの心を傷つけるような告白をしないのは、今でも自分はアイドルだと思っているからなのだろう。そう僕は思います。


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 楽しかったクイズコーナーが終わると、いよいよ梨華ちゃんのソロライブが始まり、オタクたちは「待ってました!」とばかりに立ち上がり、ピンク色のペンライトを灯しました。この夜に歌われたのはモーニング娘。の『ハッピーサマーウェディング』と、美勇伝の『恋する♡エンジェル♡ハート』です。『ハピサマ』は、梨華ちゃんの記念すべきデビュー曲であり、とても多幸感あふれる名曲です。梨華ちゃんが「一生懸命、恋、しました!」というなっち(安倍なつみ)の台詞を言ったとき、僕は「オレモー!」と心の中で叫びました。これは地下アイドルの現場ではよく発せられる合いの手です。


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 例えばLapisの『禁断リミテーション』という曲では、「ずっと言えなかった 大好きでした」という歌詞のあと、オタクは「オレモー! オレモー! オレオレオレオレ、オレモー!」と叫びます。そして「オレモー! オレモー! オレオレオレオレ、しゃーいくぞー! タイガー! ファイヤー!(以下略)」と絶叫します。もし僕がこの一連の叫びを声に出していたら、周りの梨華ヲタたちに殺されていたかもしれません。ハロプロ系の現場でMIX(タイガー! ファイヤー!のやつ)を打つと殺される、というイメージを僕は持っています。実際には殺されはしないだろうけど、それに近い仕打ちは受けるんじゃないでしょうか。


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 次の『恋する♡エンジェル♡ハート』は美勇伝の中でも屈指の名曲で、オタクたちからこよなく愛されています。ハロプロ系の現場でしばしばカバーされている、非常に盛り上がる曲で、この夜の現場でもオタクたちは熱狂的に踊り、叫びました。僕は病的に内気な人間なので、いつも通り身体をゆらゆらさせるだけでしたが、心の中の小さな僕は熱狂的に踊り、叫んでいました。その小さな僕は、それだけでは飽き足らず、涙まで流していました。ふと気がつくと、その心を包み込んでいる大きな僕も、涙ぐんでいました。ステージ上の梨華ちゃんの姿が少しぼんやりして、まるで夢の中にいるみたいでした。でもそれは夢ではなく現実でした。僕がここで身体をゆらゆらさせ、梨華ちゃんがすぐそこで歌っているのは、紛れもない現実でした。そして、僕の胸の“ときめき”もまた現実のものでした。その“ときめき”は、誰が何と言おうと“疑似”なんかではなかった。この涙が喜びの涙なのか、哀しみの涙なのか、いったい何の涙なのか、それは分かりませんでした。とにかく僕は目頭が熱くなり、今にも両目から涙がこぼれ落ちそうになっていました。僕はそれを指先でさり気なくぬぐい、微笑を浮かべました。梨華ちゃんが僕の涙を見て、心配してしまうことのないように。

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その5)

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 ヤフーニュースのコメント欄で心ない人びとに叩かれたことが一種のトラウマになっているのか、梨華ちゃんSNSに対する恐れを表明していました。梨華ちゃんの気持ちはよくわかります。僕もSNSが恐ろしいです。とりわけ強い恐怖を感じるのは、言うまでもなくX(旧Twitter)です。Xにはあらゆる種類の人間たちの負の感情が渦巻いており、それに巻き込まれるとクオリティオブライフがいちじるしく下がるので、最近はできるだけ距離を置くように心がけています。僕はXがTwitterだった頃に一度、「このガチ恋オタクはいつか推しメンを刺すから、事前に逮捕したほうがいい」という趣旨のことを書かれました。とあるシンガーソングライターが、ファンの男に刺される事件が発生した時のことでした(当初は、地下アイドルが刺されたと報道されていた)。

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 しかしながら僕は結局、梨華ちゃんが結婚をしても妊娠をしても刺さなかったので、当時僕のことを「事前に逮捕したほうがいい」と言っていた人たちには謝ってほしいです。そもそも僕は、一匹の蚊を殺すことすらできない人間だし、誰かを殺すくらいなら自死することを選ぶ人間です。僕が書いたこの短い小説の主人公のように。

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 そういうことを言う人たちって、大体において、叩く対象のことをほとんど何も知らずに、何となくのイメージだけで攻撃してるんですよね。本当にくだらない人びとです。でもそういう救いようのない人間って存在します。心が暗黒で満ちていて、光のさす余地の全くない人間って、この世の中には確実に一定数いるんですよね。残念なことに。

 昔の僕は性善説のようなものを信じていて、「どんな人間とだって話せば分かり合えるんだ」と思っていたけれど、Twitterなどで悪意のかたまりのような人びとを見たり、関わったりしているうちに、「話せば分かり合える」なんて幻想なんだと思うようになりました。そういう人間とどれだけ話し合ったところで、その人間は悪意のかたまりでしかなく、僕の言葉は、彼(または彼女)の心にあるブラックホールに吸い込まれるようにしてむなしく消えていき、分かり合えることは決してないのだ。そう思うようになったのです。また、僕はもう40代で若くはなく、身体のあちこちにボロが出てきており、人生の残り時間があまり多くはなさそうなので、そういう暗黒な人間たちと分かり合おうとするよりも、僕の好きな人たちや、僕を好いてくれる人たちとの時間を大切にしたいと思うようにもなりました。だからヤフーニュースのコメント欄も見ないし、Xのおすすめタブは1秒も見ないし、好きなアイドルたち(大宮アイドール等)に心温まるリプライを送りまくっています。SNSにおける重心は、悪意の渦巻いているXではなく、Instagramに置いています。そこでは可愛いシーズー犬の写真や、梨華ちゃんさゆみんの写真しか出てこなくて平和なので。もし気が向いたらフォローしてください。毎日、罪のない写真を投稿しています。僕はインスタを始めてから、花鳥風月に親しむようになりました。

僕のインスタはこんな感じです

 ヤフコメやXで誰かを攻撃したり煽ったりすると、一時的には気持ちよくなれます。しかし不可避的に、相手や第三者からの反撃に備えて緊張することになります。その精神状態は、幸福というものからかなり遠いところにあると思います。僕にもそういう苦い経験がたくさんあります。逆に、誰かを褒めると、相手の心だけでなく自分の心もぽかぽかしてきます。褒められて怒る人はいないので、反撃に備えて緊張する必要もありません。むしろ好かれます。どう考えても、誰かを攻撃したり煽ったりするよりも、誰かを褒めたり心温まるリプを送ったりするほうが幸せになれます。今風に言えばコスパが良いです。僕は最近それをつくづく実感しています。ヤフコメやXで誰かを攻撃して一時的な快楽を得ては、臨戦態勢になって緊張する日々を過ごしている人たちには、自分の幸福について冷静に考えてみて欲しいです。今の自分の言動が幸福に繋がるのか? もっと幸福になれる道が他にあるのではないか?と。

 梨華ちゃんは、幼い息子2人の写真を紹介しながら、子育ての苦労や喜びを幸せそうに語っていました。「梨華ちゃんが幸せそうで本当によかった…!」と思いました。「もし僕と結婚していたら、梨華ちゃんはひどく苦労をしただろう。梨華ちゃんは僕と結婚しなくてよかったんだ。それで幸せになるのはきっと僕だけなんだから」と。そして、三姉妹の次女として育ち、男子の生態をよく知らなかった梨華ちゃんは、「男の子は単純で可愛い」と感慨深げに語っていました。司会の男性は「男は大人になっても単純でバカですよ!」みたいな感じのことを言っていました。バカとまでは言ってないかもしれないけど。でも実際のところ、男はいくつになっても単純でバカだと僕も思います。人間だからもちろん複雑な心模様もあるけれど、単純でバカな部分は女よりかなり大きいと思います。僕は単純に梨華ちゃんのことが好きだし、バカみたいなほど梨華ちゃんのことが好きです。好きすぎてバカみたいです。そんな僕のことも、「単純で可愛い」と思ってもらえたらいいんだけど。


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 梨華ちゃんの人生40年を秘蔵写真で振り返るコーナーが終わると、ファン参加型のクイズコーナーが始まりました。事前に配られていた赤と青の用紙を使って、梨華ちゃんに関するクイズに回答してほしい、とのことです。

クイズコーナー用の回答用紙

 「私の体重と視力で、20年前から変わっていないのはどっちでしょう?」という問題が出され、僕は目の前の梨華ちゃんの体型を見ながら、20年くらい前の写真集『華美』の梨華ちゃんを思い浮かべました。するとその2人の梨華ちゃんの体型はほとんど変わらなかったので、僕は「答えは体重だ!」と思い、それに対応する用紙を胸のあたりに掲げました。しかして僕は正解しました。梨華ちゃんは「子供を2人産んで育てる過程で、不可避的にぽっちゃりする時期があったけれど、ダイエットをがんばって20年前と同じくらいの体重に戻した」という趣旨の説明をしました。間違えるオタクも多くいた中で、僕が見事に正解できたのは、梨華ちゃんの写真集を未だに週4回くらいは眺めているからだと思います。いや、眺めていると言うより見つめています。梨華ちゃんの像が、僕の頭のなかで動き出すくらいしっかりと、長く。

 梨華ちゃんは視力の話をする中で、「ライブ中に私と目が合うことはなかったと思うけど(笑)」と言い、オタクたちは一斉に笑いました。僕の真後ろのオタク氏は、全盛期のダウンタウンのフリートークを聴いているかのように楽しげに笑いました。もちろん僕も笑みを浮かべました。「ライブ中に梨華ちゃんと目が合わないのは僕だけじゃなかった!」と安堵しながら。なにしろ僕は、12年くらい前の「梨華コラ。」イベントで最前列のど真ん中という神席が当たったことがあるんだけど、それにもかかわらず梨華ちゃんとは全く目が合わなかったのです。ライブ中の梨華ちゃんはいつも、我々ではなく、空中のどこか一点を見つめて歌っていました。それはおそらく、オタクの誰かを特別扱いすることなく、全員を平等に愛したいという想いから来ているのだと思います。梨華ちゃんありがとう。

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その4)

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 前回の記事で書いたとおり、梨華ちゃんは、自分の公式ブログのコメント欄で苦言を呈されたことを気にしていたわけだけど、当時の僕が毎回必ず書き込んでいたコメントは、全く梨華ちゃんの印象に残っていなかったみたいです。というのは、梨華ちゃん29歳のバースデーイベントで、僕のペンネーム(ふちりん)が梨華ちゃんによって読み上げられたとき、梨華ちゃんはその文字列を、生まれて初めて目にしたかのようなたどたどしさで口にしていたからです。

29歳のバースデーイベントで購入したパスケース

 当時(2014年)の僕は、梨華ちゃんのブログが更新されるたびに、まるで義務であるかのようにコメントを投稿していました。「ふちりん」という名前で。もちろん、悪意のあるコメントは一切していません。毎回、心温まる、ユーモアあふれる文章を書いていました。しかしなぜか、29歳のバースデーイベントで、僕の「今年の抱負」を書いた紙片が梨華ちゃんの手で小箱の中から選び出され、読み上げられたとき、梨華ちゃんの「ふちりん」の読み方は非常にぎこちなかったのです。もしかしたら、僕のコメントは印象に残らなかったのではなく、アメブロの特殊な機能によってミュートされていたのかもしれません。僕は毎日懸命に、時には苦しみながらもコメントを書いていたのに、梨華ちゃんの目には全く映っていなかったのかもしれない。そう思うと、少し切ない気持ちになります。

 ちなみに、僕がそのときに何を宣言したかと言うと、節酒です。梨華ちゃんの前で、高らかに節酒を宣言しました(文章で)。今年いっぱいは、飲酒を1日3杯までにとどめることを。今となっては、「なんだよそれ! 中途半端だな! どうせなら男らしく禁酒を宣言しろよ!」と思わずにはいられません。中途半端な宣言ではあるけれど、「それを僕の目の前で、梨華ちゃん本人によって読み上げられた以上は、絶対に守らなければならない」と強く思いました。そして雨の日も風の日も、天気が良くてビールが美味い日も、気の置けない友人との飲み会でも、その年は丸一年、1日3杯までという誓いを破りませんでした。

 酒を3杯飲むと理性が結構ゆるくなるので、何度も4杯目に手を出しそうになったけれど、そのたびに梨華ちゃんの顔が脳裏に浮かび、僕の宣言を読み上げる声が心に響き、ぎりぎりのところで手を引っ込めました。そして大宮のメイドカフェHoneyHoneyの年越しイベントで、時計の針が0時を回ると同時に、僕は満を持して4杯目の生ビールを飲みました。メイドさんに「あけおめ〜♪」と言いながら。梨華ちゃんへの宣言を完遂し、自由の身になった僕はその夜、とどまることを知らずに朝まで飲み続け、見事に二日酔いになったのでした。昼過ぎに目を覚ました僕は、ベッドに力なく横たわったまま、「やっぱり酒は適量がいちばんだな…」とつくづく思いました。

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 2014年の梨華ちゃんのバースデーイベントで僕の宣言が読み上げられた件については、noteに(有料の)記事にしてあるので、もしお気が向いたらお読みください。いかに禁酒や節酒をするかについても(というかこちらが本題です)、体験談を交えて徹底的に考察しています。

 梨華ちゃんが40年の人生を振り返りつつ、面白いことを言うたびに、僕の真後ろに座っていたオタク氏は大きな声で楽しそうに笑っていました。彼の、聞いていて気持ちよくなるほどの爆笑は、僕に水戸に住んでいた頃のことを思い出させました。僕は小学2年生まで茨城県水戸市で暮らしていたのです。「水戸納豆はうまいっぺよ!」とか言ってました。当時僕が住んでいたのは、となりのトトロに出てきそうな、古ぼけた一軒家でした。色んな箇所で雨漏りしていたし、まっくろくろすけが出てきても全然おかしくない家でした。

 その近所に、夜になるといちじるしく大きな声で笑うおばさんがいました。顔は見たことがないものの、その声は明らかにおばさんの声でした。その家はブロック塀を隔てた向こう側にあり、僕の家からはある程度の距離があります。それにもかかわらず、おばさんの笑い声は夜な夜な、我が家の居間まで響いてきました。時刻や笑い方からして、テレビを見て笑っているものと思われました。あるいは、明石家さんまくらい面白い人間と暮らしていたのかもしれませんが。あのおばさんは、今ごろ何をしてるんだろうか? まだ生きてるのだろうか? 元気かなあ。健在なら、今でも夜な夜なテレビを見て爆笑しているのかもしれない。久しぶりにあの笑い声を聞きたいなあ。あまりに爆発的に笑っているから、それを近所で聞いてる僕まで笑ってしまう、あの痛快な笑い声を。

 真後ろのオタク氏の笑い声を聞いて、昔の近所のおばさんのことを懐かしく思い出している僕をよそに、梨華ちゃんは小気味よいトークを進めていき、梨華ちゃんが結婚した後の幸福そうな写真がスクリーンに映し出されました。結婚してしばらく経って第一子を妊娠した梨華ちゃんは、安定期に入ってからハワイに旅行に行ったらしいです。そのことがヤフーニュースに取り上げられ、炎上までは行かないけれど、ヤフコメ民に結構叩かれたようです。安定期に入っているとは言え、お腹に子供がいるのにハワイに遊びに行くのはいかがなものか、という趣旨のことを書かれたらしい。

 その批判コメントに正当性があるのかどうか、僕には不勉強にして分かりません。いずれにせよ、梨華ちゃんはヤフコメで叩かれて大きなショックを受けたらしく、「ネットで叩かれるかもしれないことは、ファンのみなさんにだけ伝えます」という感じのことを言っていました。僕を含めたファンのことを深く信頼してくれているのがひしひしと伝わってきました。まあ、そこに僕は含まれてない可能性もあるけれど。だって梨華ちゃんの写真集を見ながらする自慰行為のこととか、たくさん書いているから。でも僕はえげつない下ネタを書くことはあっても、梨華ちゃんの悪口を言ったりしたことは(たぶん)一度もありません。

 梨華ちゃんの熱愛報道があったときも、深く落ち込んで「死にたい…」とか書いてはいたけれど、決して梨華ちゃんを攻撃したりはしませんでした。「裏切られた!」と言って写真集を燃やしたり、CDを粉々に破壊したりも、もちろんしなかったです。「裏切られた」も何もありません。だって僕と梨華ちゃんは、何の約束も結んではいないのだから。僕が勝手に好きになって、勝手に落ち込んで死にたくなっていただけです。

僕が好きだった アイドルが
週刊誌に熱愛スクープ されていた
ショックのあまりに 気が遠くなったけど
あの人が幸せなら それでいいもんな


僕が勝手に好きになっただけ
僕が勝手に好きになっただけ
ああ だけど だけど どうしてこんなに
涙が出るんだろう


銀杏BOYZ「なんとなく僕たちは大人になるんだ」より

 でも梨華ちゃんは、僕の言動を見ていて、決して良い気持ちにはならなかっただろうと推測します。そんな僕が、梨華ちゃんの言う「ファンのみんな」に含まれていなくても、それは当然のことかもしれません。すみませんでした。僕はこれから、よりよい梨華ヲタを目指してがんばっていくので、いつの日か僕も「ファンのみんな」に加えてほしいです。僕は昔、握手会でだったか、ファンレターでだったかは思い出せないけど、梨華ちゃんに“ある言葉”を伝えました。それは、「これから何があっても、僕はずっと梨華ちゃんの味方です」という言葉です。その言葉は、昔も今も変わらずに僕の胸の中にあります。きっと死ぬまであります。僕はこの命が尽きるまで、いや、あの世に行っても、ずっと梨華ちゃんの味方です。もし迷惑だったらすみません。

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その3)

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 梨華ちゃんが小学生だった頃のぽっちゃりして可愛い写真を経て、梨華ちゃんが中学生だった頃の写真がスクリーンに映し出されました。テニス部だった梨華ちゃんは小麦色に日焼けしています。僕は梨華ちゃんの色黒の肌がとても好きです。肌が黒いことによって、梨華ちゃんの妖艶さは更に増していると思います。これは昔、何で読んだんだっけかなあ、BUBKAか何かだったと思うけど、中学のテニス部の顧問の先生(男性)は梨華ちゃんのことを溺愛していたらしいです。そりゃあこんなに可愛くて色っぽいんだもの、溺愛もするよなあ、と思います。僕がテニス部の顧問として毎日のように梨華ちゃんと会って話をしていたら、そのうち理性が崩壊して、生徒である梨華ちゃんに禁断の恋をしてしまうかもしれません。

 僕は、スクリーンに映っている、日焼けして妖艶な梨華ちゃんを見つめながら、「僕が梨華ちゃんのテニス部の顧問じゃなくて本当によかった、もし顧問だったら梨華ちゃんに手を出して人生が終了していたかもしれない…」と思いました。でもこれを書きながらよく考えたら、「現在の僕もある意味で人生が終了しているかもしれないな…」と思いました。でも別にいいんです、人生が終了していたって。もしそうなら、今日から新たに人生を始めるだけですから。

 梨華ちゃんBUBKAに言及して、小学校と中学校の卒業アルバムが掲載されたり、友人とのプリクラが載ったりした話をしました。卒業アルバムはそれほどショックじゃなかったけど、プリクラが流出したのはショックだった、という趣旨のことを言っていました。それは梨華ちゃんが友達と撮ったプリクラであり、BUBKAではモザイクがかかっていても、梨華ちゃん本人には「これ、〇〇ちゃんと撮ったやつだ…」と分かるから、らしいです。「一緒にプリクラを撮るくらい仲の良い友達だったのに、お金欲しさに梨華ちゃんとのプリクラをBUBKAに売るなんて、ろくな奴じゃないな」と思いました。

 ところで、梨華ちゃんトーク中に「これはネットに書かないで欲しいんだけど」と、どこかのタイミングで言っていたような気がします。でも言ってなかったような気もします。もし言っていたとして、ネットに書かないで欲しい話題は一体何だったのか、まったく思い出せません。BUBKAプリクラ流出事件のことだったかもしれないし、ほかの話題だったかもしれません。バースデーイベントの日からもう3週間以上経っているので、その日の記憶がところどころ抜け落ちています。梨華ちゃんが我々に口止めしていたのが、もしBUBKAプリクラ事件のことだったらごめんなさい。思いっきり書いてしまいました。でもたぶんこれじゃなかったような気がします。なんだったかなあ。思い出せない。もしかしたら、“ズンドコベロンチョ”のことだったかもしれない。梨華ちゃんは業界の人だから、『世にも奇妙な物語』の“ズンドコベロンチョ”が本当は何を意味するのか知っていて、それを我々に教えてくれたのです。僕は小学校の頃に『世にも奇妙な物語』の“ズンドコベロンチョ”の回を見ました。

 情報通の主人公が、世間で話題になっている“ズンドコベロンチョ”が何を意味するか分からず、発狂しそうになる話です。ラストで答えが示されると思いきや、視聴者にも“ズンドコベロンチョ”の正体が明かされないまま終わりました。タモリさんが画面から消えたあと、死ぬほどモヤモヤしていたのはきっと僕だけではないでしょう。トイレで小便をしながら、「想像の翼を広げて自由に考えてみよう! ズンドコベロンチョが一体何なのかを!」と思ったことを今でもよく覚えています。しかし、想像の翼を広げてどれだけ空を飛び回ってみても、ズンドコベロンチョの姿は見えてきませんでした。そして僕は疲れてしまい、空を飛ぶのをやめました。

 少し前にズンドコベロンチョの回のリメイクを見たけど、リメイクでもズンドコベロンチョの正体は示されませんでした。でも今回はそれほどモヤモヤしなかったです。あれから30年くらいの年月が経って、おじさんになった僕は、好奇心のようなものがだいぶ失われてしまったようです。それは、色々なものを諦めるようになったからかもしれません。

 それで、なんでズンドコベロンチョの話になったんだっけ? そうだ、梨華ちゃんズンドコベロンチョの正体を教えてくれた、という話からでしたね。ごめんなさい、それは嘘です。僕は嘘をつきました。梨華ちゃんズンドコベロンチョについて一言も語っていません。梨華ちゃんは芸能生活が長いから、フジテレビに太いパイプを持っているだろうけど、ズンドコベロンチョのことまでは知らないと思います。ドラマの作者ですら知らないかもしれない。だから僕はズンドコベロンチョの正体が分からないまま寿命が尽きるだろうと思います。でも今となってはそれでも構いません。死ぬまで正体の分からない物事なんて、世の中には山ほどあります。そこにズンドコベロンチョという小さな謎がひとつ加わったところで、大した問題じゃありません。

 梨華ちゃんの小学校と中学校の卒業アルバムは、2ちゃんねるの狼板に貼られていたURLからダウンロードして見ました。中学生の梨華ちゃんはとくに可愛らしく、そして儚げでした。しかし卒業文集として書かれた文章は儚げでも可愛くもなかった。言葉選びが何だか奇妙で、文章全体に不穏な空気が漂っていました。パソコンに保存した卒業文集の画像はいつの間にか失われてしまい、ネットで検索しても見つからなかったので(ヤフオク梨華ちゃんの卒業文集が売られていたけど、それを買おうとまでは思わない)、具体的なことは言えないけれど、おおむねそんな感じでした。

 ちなみに僕の卒業文集は、noteのほうに全文アップしてあるので、もし気が向いたらお読みください。子供の頃からふざけた文章を書いていました。
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 梨華ちゃんが4期メンバーとしてモーニング娘。に加入したのは15歳のときでした。ナインティナインが司会を務める『ASAYAN』は毎週欠かさず見ていました。合格発表のとき、梨華ちゃんの名前が一番最初に呼ばれたのをよく覚えています(一番最初でしたよね?)。そのときはまさか、こんなにも激しく、そして長く梨華ちゃんに恋をするとは、少しも思わなかったですね。「この子、かわいいなあ」とは思っていたけど。

4期オーディションの時の梨華ちゃんテレビ東京ASAYAN』(2000年)より引用

 梨華ちゃんは4期メンバーの中では年長者(吉澤ひとみちゃんより3か月ほど早く生まれている)ということで、不可避的に辻ちゃん加護ちゃんの教育係的な役目を担うことになり、かなりしんどかったらしいです。周りからは辻加護を教育するように言われ、辻加護からは「梨華ちゃんうざい!」と疎まれていたようで、中間管理職的な悲哀を語っていました。梨華ちゃんもまた辻ちゃん加護ちゃんと同じように初めて芸能界に入り、右も左も分からない状態なのに、中間管理職的な役割を担わされるというのは、冷静に考えるとなかなかひどい話です。今の時代、ブラック企業でも新人にそんなことさせないような気がします。梨華ちゃんはよく辞めなかったよなあ、忍耐力のある人だなあ、と話を聞いていて思いました。今時の若い子だったら速攻で辞めるんじゃないでしょうか。

 梨華ちゃんは、自分の公式ブログにジョッキで生ビールを飲んでいる写真を投稿したところ、コメント欄でファンから「そういう写真は上げないで欲しい」という苦言を呈されたことがあるらしいです。そのファンは、清純派アイドルの梨華ちゃんがジョッキで生ビールを飲むことにショックを受けたのかもしれません。梨華ちゃんからその話を聞いた事務所の人は、「保田圭ならいいけど、石川梨華がジョッキで生ビールを飲んでいるとファンは混乱してしまうんだよ。そういう写真は載せないほうがいいね」と言っていたとのこと。梨華ちゃんが「圭ちゃんならいいんだ、と思った」と言うと、会場には爆発的な笑いが起きました。ハロプロ系の現場で保田さんがイジられると、100%の確率で笑いが起こります。例によって、僕の真後ろのオタク氏は誰よりも大きな声で爆笑していました。病的に内気な僕は、爆笑の渦の中で「フフッ」と囁くように笑っていました。ちびまる子ちゃんに出てくる野口さんのように。

 梨華ちゃんは、事務所の大人の助言に従って、そういう写真はブログに載せないようにしたようです。「梨華ちゃんは本当に真面目な人だな、そうやって大人の言うことを素直に聞くんだもん」と思いました。僕は梨華ちゃんに似て真面目だけれど(オタクは推しメンに似ると申します)、反骨精神も持ち合わせています。偉そうな大人の言うことにはとりわけ従いたくありません。僕は、偉そうな人たちに何度否定されて来たか分かりません、梨華ちゃんへのガチ恋を。この20年間、ありとあらゆる形で否定されて来ました。「あなたが石川梨華と結婚できる可能性は0%だ」、「石川梨華ガチ恋なんてしてないで、普通の恋をしろ」、「あなたの恋は、疑似恋愛だ、本物の恋ではない」、「あなたは石川梨華が好きなのではない。石川梨華に恋をしている自分のことが好きなのだ」などなど。僕は偉そうな人たちにそう言われて、もちろん素直に従うことはなかった。「はい、分かりました。その通りですね。今日から梨華ちゃんへのガチ恋はやめて、普通の人に恋をします」とは言わなかった。言うわけがないでしょう、何もかも知ったような顔をした偉そうな奴らにそんなことを言われて。あいつらが僕の一体何を知っているんだ? この『ふっち君の日記。』だってろくに読んでないじゃないか。僕の恋が“疑似恋愛”だったとして、この胸の高鳴りは一体何なんだ? これも疑似だって言うのか? この胸の高鳴りと、梨華ちゃんを好きだっていう熱い想いは、疑似なんかじゃなく、たしかにここに在るんだぞ! 手にとって差し出せそうなくらいにしっかりと!
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石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その2)

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 16時30分、いよいよ梨華ちゃんのバースデーイベントが開演しました。満面に笑みをたたえてステージに登場した梨華ちゃんはほっそりしていて可憐でした。あと6日で(梨華ちゃんの誕生日は1月19日です)40歳を迎えるとはとても思えないくらい可愛らしいので、僕は胸がきゅんと鳴り、改めて恋をしそうになりました。不整脈ではありません。胸きゅんです。でも僕はすでに梨華ちゃんに恋をしているのに、さらに恋をしたら洒落になりませんから、二重の恋をしそうになる自分の心を「どうどう」となだめました。

 僕はかれこれ20年以上梨華ちゃんガチ恋しているので、そういった心のコントロールは熟練の域に達しています。それが出来ないガチ恋オタクは、自分のガチ恋に振り回され、精神的に病んでしまい、早々に他界することになります。ここで言う「他界」とは、本当にあの世に行ってしまうこと、すなわち「死」ではありません。オタク用語として使われる言葉で、「応援しているアイドルの現場を離れ、他のアイドルのオタクになったり一般人に戻ること」を意味します。

 僕はハロプロやAKBだけでなく、地下アイドルの現場にも長年足を運んでいて、自分のガチ恋を抑制できず精神が壊れていくオタクを数多く見てきました。僕みたいに、一人のアイドルに長々とガチ恋を続けているオタクは滅多にいません。ガチ恋を継続するというのは、それだけ難しいことなのだと思います。でも僕は、「ガチ恋を長く続けてるオタクが偉い」と言いたいわけじゃありません。ここで大事なのは、「そのオタクが幸せになれるかどうか」です(アイドルの幸せについては一旦置いておきます)。

 僕は思うんだけど、おそらく早めに他界したオタクのほうが幸せになれます。そのほうがガチ恋による心の傷も浅いし、何かほかの幸せが見つかるかもしれないから。僕の場合、ガチ恋の苦しみに耐性がつき、恋心のコントロールに熟達したために、梨華ちゃんへのガチ恋をやめることができません。「もう精神的に限界だ。これ以上ガチ恋を続けたら頭がどうにかなってしまう。他界するしかない…!」という状況が訪れることはないのです。だから僕はおそらく一生、梨華ちゃんガチ恋をし続けて、一生片想いの苦しみを味わい続けます。たまに幸福が訪れたとしても、それはガチ恋の苦しみによって大きく相殺されます。一生アイドルにガチ恋をするというのは、そういう人生を歩むということです。だからX(旧Twitter)のプロフィール欄に「一生〇〇ちゃんガチ恋!」とか書くのはやめておいた方がいいです。途中でガチ恋が終焉したら「あなた『一生ガチ恋』って言ってたじゃない! スクショも撮ってあるのよ! ほら!」と〇〇ちゃんに責め立てられるし、宣言どおりに一生ガチ恋を続ければ、僕の送っているような苦しい人生を歩むことになります。

 シダックスカルチャーホールの客席は、ステージを半分囲むような形で設置されていました。半円のような形になっているため、ステージに向かって右側に座っている僕からは、左側にいるお客さんたちの顔がよく見えます。アイドルを見ているオタクの顔を見る機会というのは、ありそうでいて実は滅多にないので、ここぞとばかりに左側のオタクたちの顔を見やると、彼らはものすごくニヤニヤしていました。非常に締まりのない、だらしない表情でした。しかしとても幸せそうでした。まるで天国の宴席で天女の舞いを眺めているかのような表情を浮かべています。そして、左側のオタクから見たら、右側にいる僕もおそらく同じような顔をしているに違いないと思いました。深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ、というニーチェの言葉を思い出しました。

 僕はほとんど目の前に立って話をしている梨華ちゃんを見つめながら、顔がだらしなくならないよう意識したけれど、数秒後にふと気がつくとそんな意識は霧散しており、顔の筋肉はひどく弛緩していました。僕は「梨華ちゃんを目前にして、だらしない顔をしないことは不可能だ」と悟りました。そしてこの会場にいる梨華ちゃんヲタは全員、同じような弛緩した表情を浮かべているんだ。恥ずかしがる必要はないんだ。僕はそう思って抵抗することをやめました。それ以降の僕はきっと、どこに出しても恥ずかしいニヤニヤ顔を浮かべていただろうと推測します。

 僕が参加しなかった昼の部では、梨華ちゃんの去年1年の出来事を振り返るトークをしたらしいです。いま僕がいる夜の部では、梨華ちゃんが生まれてからの40年の印象的な出来事を写真で振り返るとのこと。まず赤ちゃんの写真がスクリーンに表示され、会場からは「かわいい!」の大合唱が起こりました。僕の真後ろにいたオタク氏が最も大きな声で「かわいい!」と叫んでいました。そのオタク氏は、梨華ちゃんが舞台に登場したときも「梨華ちゃーん!」と、誰よりも大きく野太い声を出していたし、梨華ちゃんがちょっとでも面白いことを言うと大爆笑していました。なんて理想的なガヤでありオタクなんだ!と感心しました。僕も生まれ変わったら、真後ろのオタク氏のような梨華ヲタになりたい、と思いました。

 今の僕は、性格が病的に内気なために、梨華ちゃんが姿を現しても「梨華ちゃーん!」と心の内で叫ぶことしかできないし、梨華ちゃんがユーモアを言っても声を出さずに微笑を浮かべることしかできません。ライブの時は当然、踊ったりヲタ芸を打つことはできず、クラゲのように身体をゆらゆらさせることしかできない。そんな僕を人びとは「地蔵」とか「後方彼氏面」とかいう蔑称で呼びます。蔑称で呼ばれるとつらい気持ちになるのでやめてほしいです。僕は梨華ちゃんの彼氏なわけがない(友達ですらない)し、地蔵のように微動だにしないわけでもありません。よく見ると、音楽に合わせてゆらゆら揺れているのです。だから「地蔵」や「後方彼氏面」などの蔑称ではなく、せめて「クラゲちゃん」と呼んでほしいです。よろしくお願いいたします。

 梨華ちゃんが4歳の頃の写真がスクリーンに映し出されると、会場からはやはり「かわいい!」の声がほうぼうから上がり、真後ろのオタク氏は「かわいい!」とほとんど絶叫していました。「オタク氏は、ここで大声を出すことに快感のようなものを覚えているのかもしれない」と思いました。と言うのは、僕にも似たような経験があるからです。僕が一人でカラオケに行ったとき、テレビで見た“ブラック企業の研修”の真似をして「私は! 絶対にい! 日本一の店長にい! なりまああああす!」と絶叫してみたら、えも言われぬ恍惚を覚えたのです。何かに夢中になって大声を出すというのは、こんなにも気持ちの良いことなのか、と思いました。それ以来、僕は一人カラオケに行くたびにブラック企業の店長になって絶叫していました。その気持ち良さを、ブラック企業の偉い人たちはおそらく無意識に利用しているのでしょう。無意識なだけに余計たちが悪いと思います。

 スクリーンに映し出された梨華ちゃん(4歳)を見て僕は、その姿に妖艶さを感じないわけにはいきませんでした。僕はロリコンではありません。むしろその逆で、熟女が好きです。熟女もののセクシービデオをFANZAで何本か購入し、しばしば視聴するくらいには好きです。そんな僕でさえ、4歳の梨華ちゃんに色気のようなものを感じるのだから、梨華ちゃんが生まれながらにして持つ性的魅力は半端じゃないです。そりゃあ長じたら日本の数多の男たちを骨抜きにするよな、と思いました。僕もそんな男たちの一人です。もしかしたら世界で最も骨抜きにされた男かもしれません。恥ずかしながら、世界でいちばん梨華ちゃんでオナニーしている自信があります。僕は44歳ですが、未だに週3〜4回くらいは写真集やDVDを見てリカニーをしています。ちなみに僕が最も頻繁に見ている写真集は『華恋』です。梨華ちゃんが23歳の頃のもので、梨華ちゃんの数ある写真集の中で最もセクシーだと思います。

 でも推しメンで自慰行為をするのは、非常に危険な行為です。できればしない方がいいです。推しメンでオナニーするというのは、想像の中で推しメンとセックスすることにほかなりません。それによって推しメンのことが更に好きになるし、ガチ恋に発展する可能性もあります。僕はもはや後戻りできませんが、みなさんはくれぐれも気をつけてください。僕はリカニーをするたびに梨華ちゃんのことが好きになっているし、熟女好きなので、梨華ちゃんが年齢を重ねるたびに好きになっています。40歳になった梨華ちゃんなんて最高です。今まででいちばん可愛いです。それでも僕が、梨華ちゃんへのガチ恋で精神が崩壊していないのは、20年を超えるガチ恋によって、ガチ恋を制御する技術に熟達し、かつ精神が強くなっているからだと思います。10年くらい前は、まだ未熟なガチ恋オタクだったので、梨華ちゃんが好き過ぎて精神が崩壊しました。