IDCFクラウドのクラウドコンソールより、作成済みの仮想マシンのリソース(CPU・メモリ)を変更することが可能です。
※仮想マシンの状況によって、事前に仮想マシンを停止させる必要があります。
その条件については後述の【注意事項】にて記載します。
手順は次の通りです。
1. クラウドコンソールの次のメニューにアクセスします。
[クラウドコンソール] > [コンピュート] > [仮想マシン] > 対象の仮想マシンを選択
2. 「リサイズ」タブを選択し、希望する仮想マシンタイプを選択します。
※希望する仮想マシンタイプがグレーアウトとなっている場合は、後述の【注意事項】のいずれかの項目に該当しております。
その場合は、仮想マシンの停止を行い、希望する仮想マシンタイプを選択可能にしてください。
3. 「変更する」ボタンをクリックし、問題なければ確認のポップアップにて「はい」ボタンをクリックします。
4. 「変更が完了しました。」と表示されたら、変更完了です。
※通常、仮想マシンのリサイズは数秒程度で完了いたします。
5. 「仮想マシン」画面にて、対象の仮想マシンのマシンタイプが変更されたことを確認してください。
【注意事項】
次のいずれかのパターンに当てはまる仮想マシンをリサイズするためには、事前に仮想マシンを停止する必要があります。
- CentOS5系
- Red Hat Enterprise Linux OS 5系
- Linux系OSで、light.S1、light.S2、light.M3 から別のスペックへスペックアップする場合
- Linux系OS・Windows系OSで、スペックダウンする場合
※CPU数、クロック数、メモリ容量 のいずれか一つが
小さい値になる場合も、スペックダウンに含まれます。
例)クロック数のみが小さい値に変更されるパターン
【変更前】standard.L16(4CPU x 2.4GHz メモリ16GB)
【変更後】highmem.L32(4CPU x 2.2GHz メモリ32GB)
- ISOから作成された仮想マシン(*1)
- ダイナミックスケール無効として作成されたテンプレートから作成された仮想マシン(*1)
- 以下の条件すべてに当てはまる場合
※こちらの条件に合致する場合、一度仮想マシンを停止/起動することで
以降仮想マシンを停止することなくスペック変更が可能です。
・2017/04/01 ~ 2017/06/20 の期間に
東日本リージョン1で作成した仮想マシン
・2017/06/21 以降に一度も停止していない仮想マシン
・OSタイプが以下いずれかに当てはまる仮想マシン
- CentOS 6.6 (64-bit)
- CentOS 6.7 (64-bit)
(*1)
- [クラウドコンソール > コンピュート]より、該当マシンを選択し、「基本設定」メニューにてOS、ISO、ダイナミックスケール、作成日時等をご確認いただけます。
- APIからupdateVirtualMachineメソッドの"isdynamicallyscalable"パラメータをtrueにすることで、ダイナミックスケール機能を有効にすることが可能です。
APIのご利用につきましては次のドキュメントをご参照ください。