Prev:2010年01月〜03月配信キャラクター
DQ4に登場。モンバーバラの姉妹の一人で、占い師。
2010/04/09から配信。
↓以下原作での活躍。原作未プレイの人の為に反転文字にて記載。
出身はモンバーバラの町の北にあるコーミズ村。人気の踊り子である姉のマーニャとモンバーバラで働いていた。DQ4の第4章は、父のエドガンを殺したバルザックを討ち取る為に、ミネアとマーニャがモンバーバラから旅立つところからストーリーが始まる。
コーミズ近くの洞窟の最深部でエドガンの弟子であるオーリンに出会い、彼の助けを借りてキングレオ城へ忍び込み、バルザックを追い詰める。しかし、そこに現れたキングレオ(現キングレオ王の魔物と化した姿)に返り討ちに遭い、地下に幽閉されていた先代キングレオ王によって助けられる。その後エンドールで勇者と出会い、敵討ちの目的と共に全ての元凶であるデスピサロを倒すべく再び旅立つ。
エンディングではマーニャと共にモンバーバラに戻った。
常に自由奔放で明るい姉とは対照的に落ち着いた性格であり、よく姉が太陽ならミネアは月と例えられる。リメイクでは洞窟や墓などの暗い場所が好みであるという設定が付け加えられた。また、奔放すぎる姉に振り回されているため、姉から解放してくれる素敵な男性が欲しいなど結婚願望も強い。
コーミズ村では、彼女かマーニャがパーティーにいれば、宿屋に無料で泊まれる。
余談だが、父を殺されて間もない頃に子犬を拾っている。
彼女専用の武器である銀のタロットは、戦闘中に道具として使うと引いたカードによって異なる効果が発揮されるという独特なもの。内容は、報酬が2倍になったり(星のカード)、敵にマヌーサの効果を発揮したり(月のカード)とこちらに有利な効果がある一方、味方側にザラキの効果(ひいてはいけないカード)という恐ろしいものも存在するため、過信は禁物。
FC版ではこちらに不利になる内容の効果も多かったが、リメイクでは不利な効果はひいてはいけないカードのみとなった。その代わり、ひいてはいけないカードに当たる確率は上がっている。
移動中にも使う事ができ、その場合は1日1回だけ占いをしてくれる。宿屋に泊まらないと次の占いはしてくれない。
公式ホームページ「ドラゴンクエスト天空の大神殿」でも、占いをしている。
物語上の職業は上記の通り占い師、ゲームシステム的には僧侶に相当。ホイミ・ベホイミ・ベホマとザオラルを覚えるほか、バギ系による呪文攻撃も可能。但し、ベホマラー・ザオリクは覚えず、成長の遅さやHPが伸びにくい事から、ストーリーが進行し仲間が増えるにつれて馬車内キャラとして扱われる事が多くなる。それでもフバーハ・キアリクなど彼女しか覚えない呪文もあり、ボス戦やリメイクの裏ダンジョン攻略ではクリフトと並んで重要な補助役となる。攻撃呪文を得意とする姉とは異なり、重い武器・防具も多少装備でき、同じく補助役のクリフトよりも力は高くなるため、直接攻撃も割と任せられる。
上記通りザコ戦では馬車のベンチウォーマーになりやすく、4コマ漫画ではよくネタにされる。『魔法陣グルグル』の作者である衛藤ヒロユキにいたっては、かなりの回数で登場させている。
クリフトがボスにザキ系を多用するのと同様、彼女もボスにラリホー系を多用するが、「ミネア=ラリホー」の法則はあまり聞かない。実はエスタークにはラリホー系が効くが、エスタークは起きている時よりも眠っている時の攻撃のダメージの方が大きいので、むしろ困ることも。
FC版ではAIの状態によって、先頭にいる瀕死状態の勇者やライアンに回復魔法を最優先することがある。
FC版の5章のバルザック、キングレオに対しては、ミネアとマーニャの呪文がかなり有効である。これについては、彼女らの仇であるため、彼女らの呪文を有効にして他のパーティキャラの呪文に耐性をもつよう設定したとの堀井氏の弁が当時のマイコンBASICマガジン誌に掲載されている。このため、彼女らを入れているかいないかで難易度が大きく変わり、これに気付いていないプレイヤーから「強すぎる」との声も聞かれた。
『IX』ではミネアが使える一部の回復魔法やメガザルから、パラディンとして設定されているようである。
FC版では仲間に命令が出来ず、その上メガザルの使用条件がかなり厳しい為(殆どのキャラクターのHPが1桁になると使用)、ゲーム中なかなかお目にかかれない。
原作での習得呪文:ホイミ、キアリー、ラリホー、バギ、キアリク、ベホイミ、ラリホーマ、ザオラル、バギマ、ベホマ、フバーハ、バギクロス、メガザル
※キアリーはリメイクのみ。
DQ4に登場。サントハイム王家に仕える老魔法使いで、アリーナの教育係。
2010/04/30から配信。
↓以下原作での活躍。原作未プレイの人の為に反転文字にて記載。
城を飛び出した姫アリーナを神官のクリフトと共に慌てて追いかけ、そのまま3人の旅が始まる。王様の声が出ない事案を解決した後はエンドールにて開かれた武道大会でアリーナの優勝を見守る。城に戻るものの中はもぬけの殻だったため、2人と共に城の人々を探す旅に出る。
勇者とはクリフトが倒れたミントスの町で出会い、パデキアの種を探すべく一行の仲間に加わる。クリフトが治った後は、アリーナら2人と共にデスピサロを倒すべく世界中を旅する事となる。
エンディングではサントハイム城に戻った。
リメイク版では主にアリーナに道を教える人物やクリフトに対してバカだのアホだのと罵詈雑言が目立ち、更には愛国心の強さから、他国の城などを見下す傾向がある。
職業は上記の通り魔法使い。ヒャド系一通りを覚えるほか、バイキルトやルカニ系による補助呪文でサポートも可能。HPは低めで装備できる防具の種類も少なく、肝心の攻撃呪文もヒャド系だけしか覚えず、マーニャに比べて圧倒的に劣る為、後半はほとんどクリフトやミネアと並んで馬車のベンチウォーマー。特にリメイク版では、ピサロがバイキルトを覚えることもあり、その傾向が顕著。
しかしクリア前なら、バイキルトやピオリムは彼しか覚えないため、メタル狩りやボス戦の際にメンバーに入れたプレイヤーも少なくないのではないだろうか。
ちなみに最終的にはクリフトよりも体力の値が高くなる。
クリフトがボス戦にザキ系を多用するのと同様、彼もボス戦にメダパニを多用するが、クリフトの強烈さが目立っているのか「ブライ=メダパニ」の法則はそこそこしか聞かない。
原作での習得呪文:ヒャド、ルカニ、ラリホー、リレミト、マホカンタ、ルーラ、ヒャダルコ、ピオリム、インパス、ラナルータ、バイキルト、ルカナン、レミラーマ、マホトラ、ヒャダイン、メダパニ、マヒャド
※ラリホーとレミラーマの2つはリメイク版のみ。
DQ4に登場。モンバーバラの姉妹の一人で、踊り子。
2010/05/21から配信。
↓以下原作での活躍。原作未プレイの人の為に反転文字にて記載。
ミネアの姉でモンバーバラ人気ナンバー1の踊り子だったが、父の仇のバルザックを探して旅に出る。4章での略歴はミネアを参照。エンドールではミネアの稼ぎを悉くカジノに充ててスッカラカンになっており、養ってもらう為に勇者の仲間になる。エンディングでは父の墓参り後、再びモンバーバラで踊り子をしている。
性格は妹と対照的に明るく楽天的な性格で、踊り子は彼女にとって正に天職。その思考パターンは常に金、男、カジノの3点であり、妹ミネアの頭痛の種。洞窟などの暗くてジメジメした場所を嫌い、常に光り輝く都の喧騒の風景を好むのも妹と対照的である。ちなみにPS版では移民の町のパターンの一つである「グランドスラム」に連れて行くと狂ったように喜ぶ。
職業は上記の通り踊り子であるが、ゲーム上は魔法使いに相当(当時、踊り系の特技は敵専用であった為)。
その攻撃呪文のバリエーションは本職であるブライを凌駕し、メラ、ギラ、イオ系の呪文を一通りこなす為、最初から最後まで戦力になる。一方で補助呪文はあまり覚えず、ルカニとマホトラの他、移動系の呪文しかない。第5章で仲間に加わる時期がミネアと並んで最も早いのも強み。
リメイク版では悪魔の爪を装備できる他、力も最終的に200近くに達する為、物理攻撃もこなせるようになる。
特筆すべきがMPの高さで、最終的には、FC版では700以上、リメイク版では900を軽く超える。その値は魔王ピサロよりも高い。一方でHPは低めで、妹と違って強力な防具もあまり装備できないので、防御無視攻撃や痛恨の一撃で倒されやすい。リメイク版では、優れた守備力と耐性を持つ防具である天使のレオタードが追加された他、FC版と比べてHPもかなり高くなり緩和されている。
上記のミネアの項目通り、FC版では第5章のバルザック、キングレオに対してかなり強い。
4コマ漫画では、上記の性格のせいかカジノネタが非常に多い。
原作での習得呪文:メラ、ルカニ、ギラ、ルーラ、リレミト、イオ、ベギラマ、マホトラ、メラミ、トラマナ、イオラ、ベギラゴン、ドラゴラム、メラゾーマ、イオナズン
DQ8に登場。パルミド出身の、太っちょな身体が特徴的な盗賊。「少年ヤンガスと不思議のダンジョン」では主役を務める。
2010/6/11より配信。
↓以下原作での活躍。原作未プレイの人の為に反転文字にて記載。
出身はならず者の町パルミド。一度は盗賊から足を洗ったものの、食いぶちに困り結局盗賊家業を再開、ドルマゲスを追ってトロデーン城から旅立った8主人公とトロデ王を、トロデーンとトラペッタとを結ぶ吊り橋で襲撃する。しかし上手くいかず誤って吊り橋を切り落としてしまい、自らも谷底に転落しそうになるが、主人公に助けられる。主人公の心の優しさに感銘を受け、その後は主人公を「アニキ」と慕い、仲間として共に旅に出る。
職業は盗賊だが、実際のポジションは戦士。HPや力は最も高く、高い腕力から繰り出される攻撃は多くの敵に大ダメージを与え、次々となぎ倒す。一方で、すばやさとMPは低い。
スキルはオノ、鎌、打撃、格闘、にんじょう(人情)の5つを持つ。中でもオノのスキルではダメージ+ルカニの効果をもつ「かぶと割り」やメタル狩りに必須の「大まじん斬り」を覚えられるため、ヤンガスはオノ一択という考えが根強い。
にんじょうのスキルでは回復呪文やメガザル、おたけびを覚える他、極めるとトロデらの「おっさんの集団」が敵全員を総攻撃する「おっさん呼び」というかなりシュールな攻撃を覚える。また、SP4と序盤からくちぶえを覚えられるのでLv上げにも活躍する。
鎌スキルでは鎌を用いた特技を覚える他、極めるとビッグバンを習得する。ヤンガスのビッグバンはLv55まであがるとパワーアップする。鎌で覚えるぬすっと刈り(大泥棒の鎌)はアイテムを盗める便利な技で、攻撃力が1になるドクロのかぶとと組み合わて盗み成功まで繰り返す通称ドクロ狩りと呼ばれるテクが生まれた。
格闘スキルでは素手の技以外にも、しのびばしり、とうぞくのはななど、探索に便利な技を習得できる。
不思議のダンジョンシリーズでは少年期のヤンガスとして主人公に抜擢された。
DQ4に登場。バトランドの王宮戦士。DQ8にもゲスト出演。
2010/07/16から配信。
↓以下原作での活躍。原作未プレイの人の為に反転文字にて記載。
第1章はイムルの村で起きた連続児童失踪事件の調査、解決をバトランド王から命じられ、旅立つところから始まる。
事件を起こしていた魔物を倒し、事件は解決したが、魔物の目的(まだ子供である勇者が自分を脅かす存在になる前に始末する)を知り、まだ見ぬ勇者を探し出し、守る為に再びバトランドを旅立つ。
その後、目的は不明だがキングレオ城へ忍び込んだ際に、キングレオを討つ目的で現れた勇者と出会う。勇者たちがキングレオと戦う間、兵をくい止める。キングレオ撃破後、勇者たちの仲間になる。
性格は基本的に実直ではあるが、3章ではカジノが休みである事を残念がっていたり、バトランドにいる貴婦人のラブコールに口ごもったりするなど以外にお茶目な面も見せたりする。
ゲームブック版では風呂の覗き男に長々と説教したり、自分が興味があったのは武術大会であって断じてカジノではないと主張したりと、クリフト同様、かなり堅物な性格になっている。また、ブライと仲が良いらしい。
第1章で仲間になるホイミスライムのホイミンはDQシリーズのモンスターで初めて仲間になった記念すべきキャラで、以降の作品の仲間モンスターシステムや、モンスターズシリーズの礎とも言えるべきキャラ。また、ホイミンという名前は以降の作品でホイミスライムが仲間になった時の定番の名前となっている。
ホイミンはその後、人間となってライアンに会う為にキングレオに来ている。
また、漫画「ドラゴンクエストモンスターズ+」には彼と思われる人物が魔霊界の主として登場し、スラおに究極の変身呪文「エボルシャス」を伝授している。
モリーの知り合いらしく、モンスターバトルロードSランク戦の相手として呼ばれている。どこでどう知り合ったかは不明。
職業は肩書きどおり戦士。
ほとんどの武器、防具を装備可能であるが、戦士ゆえに当然呪文は一切使えない。同じ物理攻撃役のアリーナと比べると、守備力や耐性面では優れるものの素早さが低く、何より会心の一撃が出やすいわけではないので攻撃面で大きく劣る。そのため、ベンチウォーマーになりがちである。ただし、レベルアップは早い。
FC版では勇者の名前決定後、第1章で彼がいきなり登場する為、DQ4がオムニバス形式だと知らないで始めた人は、登場キャラが自分がつけた名前のキャラではない事に驚いたのではないだろうか。