奥川恭伸とは (オクガワヤスノブとは) [単語記事]

奥川恭伸（おくがわ　やすのぶ、2001年 4月16日-）とは、石川県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。

概要

小学校から野球を始める。中学校では軟式野球部に所属し、3年には全国大会に出場した。

星稜高等学校に進学して野球部に入部し、1年春からベンチ入りすると秋にはエースとなる。2年春のセンバツから4期連続で甲子園に出場。3年夏に出場した第101回全国高等学校野球選手権大会では5試合中4試合に先発し、準々決勝の智辯和歌山戦では延長14回を165球で完封、23奪三振（歴代2位）の快投を見せるなど、準決勝まで32回1/3を自責点0。決勝戦では履正社に5失点して敗れたものの、チームを準優勝に導いた。その後U-18ワールドカップの日本代表に選出され、カナダ戦で7回18奪三振の快投を演じた。

ヤクルト時代

2020年 1月に右肘の炎症が見つかったため、投球練習を控えることになった。二軍での調整が続いたが、11月10日の広島東洋カープ戦で一軍デビューを果たす（2回途中5失点）。

2021年は開幕ローテーション入りを果たすと、4月8日の広島戦で5回5失点ながらも味方の援護に恵まれ、プロ初勝利を記録した。その後は中10日での起用が続き、9試合連続QS・54.1回連続無四球を記録した。クライマックスシリーズ開幕戦では読売ジャイアンツ相手にプロ初完投初完封を記録し、CSのMVPを獲得した。CS開幕戦だけでなく、後半戦開幕戦・日本シリーズ開幕戦などの重要な試合を任され、チームのリーグ優勝と日本一に貢献した。オフにはセ・リーグ連盟特別表彰（新人特別賞）も受けている。

2022年は3月29日の巨人戦において、コンディション不良のため途中降板。その後も状態が回復せず、コロナウイルス感染などもあり、先述の1試合のみの登板に留まった。オフに背番号を18に変更。

2023年は前年の怪我の影響で一軍登板なしに終わった。

プレースタイル

成績

年度別投手成績