ニコニコ大百科

>>177は許劭の曹操へ対する評だな
ちなみに後漢書では同一人物に対する同一人物の評として「清平の姦賊、乱世の英雄」とある

自分で名乗るものではなく人が作るもの

ゲームでも、見方によっては、英雄って悪いイメージがあるそうだ。
かつて暗黒戦争で戦った一人の英雄は、大国の姫と婚約(政略結婚)したものも、あるきっかけで闇に堕ち、暴虐と非道の皇帝になり戦争を引き起こしたと言う。その戦争の名は「英雄戦争」
千年前に英雄と称えている者たちは、実は盗賊集団であり、女神の眷属を虐殺し、その遺体から武器を作り上げた。その武具の名は英雄の遺産と呼ばれた。
銀河最強の力を持ち、視界に入った存在を何も言わず平気で切り裂き、全てを滅ぼさんとするくらいの戦闘狂である異世界を巡る古の英雄。
英雄と呼ばれながらも人々に恐れられて異界に追放された7人の英雄。追放された英雄の中には邪悪な心を持ち、麻薬で金儲けしたり、人の生命を奪って世界征服を野望に持つ。
かつて1000年前の戦いで非道な戦いや裏切りにより、英雄になりそこね、ある者によって蘇り、手段を選ばず、英雄を殺す為に生きる男。
シリーズそのものを衰退させた、才能の無い上に性欲に溺れ、あるキャラを贔屓したクリエイターの名前も「英雄」である。
ほぼ某有名メーカーばかりである。

人は誰もが英雄になれるのだよ
ヴァルゼライド閣下なら出来たぞ？
ヴァルゼライド閣下なら出来たぞ？
ヴァルゼライド閣下なら出来たぞ？

ネットリンチと戦う現代の大英雄
飯塚幸三
スマイリーキクチ

英雄になろうとした時点で失格という言葉は、英雄になろうとしたジャンヌダルクとアレクサンダーの否定になるし、漫画でも無免ライダー以外のワンパンマンやヒーローアカデミア、警察系のヒーローのキャラ達みたいに仕事や組織モノのヒーローをやっている人たちに刺さってしまうんだよね。だから「英雄失格」に対しては上記の例をあげて反論できるんだよね。

英雄というのは戦で何人殺したかによってもらえる称号みたいな物だけど
殺してないしただ安全な所から指示をしてただけの小心者が英雄と呼ばれるのはどうかと思う
特にゼレンスキー、お前だよ

有事の英雄は敵を排除すればいいけど
平時の英雄は政治・経済活動と切っても切り離せない関係だな

いや、陸はともかく
海と空は腕っ節があったとこでどうもならんな。そらインテリ系が増えるわ

>>187
んなこと言ったら英雄になれるのは運の良い野蛮な兵卒だけじゃねーか。自らの手で武器を振るうだけが敵を殺す方法じゃない
例に上げたゼレンスキー大統領は見事にウクライナ軍を纏め上げ、更に大量の支援を取り付けてロシア軍に損害を与え続けている。それまでのウクライナ軍じゃ絶対に不可能だ。これが英雄じゃなくてなんなのか
あと首脳陣はちょくちょく襲撃受けて戦闘してるからな？

そもそも暗殺者数十人レベルで狙われてるのに戦ってないってゼレンスキーにどんだけ嫉妬してるんだよｗｗｗ頭山本太郎か橋下かな？

>>186
ジャンヌはともかくアレクサンダーに関してはある視点からは英雄だけど違う視点からは暴君でしかない存在の最たるものだと思うんだが
英雄視し過ぎる事はむしろ危険なタイプの典型例の

アレクサンダーが美化されだしたのって死後数百年経ってからで当時の同時代だとそんなに美化されてなかったし
ヨーロッパ側の国家がパルティアやササン朝ペルシアやオスマン帝国の様なアナトリア半島より東側に誕生した大帝国に対して「かつてアレクサンドロス大王の様に東側に攻めいって打ち負かした大英雄がいたんだから自分達だって」的な感じで西アジア側に対抗する為の精神的支柱として美化していった存在でもあるので
征服された側からしたら征服者でしかないし、アレキサンダーと同時代の他のギリシア国家からもマケドニアって嫌われてたし、側近の部下達にも無理な征服事業に執着する王として後半は反発されてた
しかも長期的な統一ビジョンもなく勢いのままロクな後継者も作らずに死んだから死後後継者争いで征服地の至る所で大混乱の大戦乱。なんなら征服された地の人々にとってはアケメネス朝の方がまだ平和に暮らせてたんじゃないか
まぁ軍略的には歴史上最たる司令官の一人としてよく挙げられるし後のヘレニズムへの影響とか世界史への影響という意味では絶対に外せないし功罪共にある人ではあるけれど
どっちかというとチンギスハーンみたいなタイプだと思う。優秀で大事業は成し遂げたし後世への影響も多大なるものがあるけど結構エグい事もやってるよねってタイプの
それを英雄と呼ぶかどうかって事だね
まぁ優れた雄って意味では英雄なんだろうけど、ヒーローみたいな私利私欲ではなく自己犠牲的で人々の平和の為に戦う善なる存在かどうかという意味では征服者だと思う

CAPCOM presents

ぱーんぱぱっぱーん
ぱぱぱぱぱ
ぱー　ぱぱぱーぱー
ぱぱぱー　ぱぱ
ぱー　ぱー　ぱー

英雄は英雄であって、悪いイメージとか暴君とか失格とか関係ないと思う
他人から英雄と呼ばれればそれは英雄。自称だけでは無理

例えその赤ら顔が永遠にその体とおさらばしたって、英雄は英雄なのだ

まぁ色んな意味で使われる言葉ではあるよな英雄って
・「英でた雄」として善悪や人格面は関係なくただ単に強い弱いとか優秀かどうかとか成し遂げた結果とかの意味。覇王の意味に近いかも
・歴史に名を残した偉人。善悪や人格面は関係なく上記より少し覇王的な意味合いを弱めたニュアンス
・後世に残る大きな偉業を成し遂げた存在で善的でかつ人格的にも優れた人物。存命中の人物も含む
・自己犠牲的で人々の平和や幸福を守るヒーロー的な意味

他になんかあるかな？

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>>186
ジャンヌダルクは神の声に従って「オルレアンを解放しフランスを救う」のが第一目的では？
異端審問で「神の恩寵を受けていたか」と問われ受けていたとも受けようとしたとも言わず「受けられる事を願っている」と超越した物に対し徹底した受け身姿勢を取る宗教者として満点の回答を備えていた

仕事や組織モノのヒーローなんかもまずその仕事や組織の理想や目指す所が最初にある例でしょ
大体は目指すヒーローと必要とされる仕事と現在の自分が突き合わされて、そのどれでもない「理想に向かい続ける自分」に落とし所を作るのが常道

アレキサンダーなんかは元からある種の英雄のような人間が、別の英雄に憧れる例だ
彼の英雄的な所業は…良い意味でも悪い意味でも多々語り継がれるが、彼自身が望んだアキレスやヘラクレスのような扱いには結局なっていない（後世でアキレスやヘラクレス自体が相対化・下方修正された評価と並べれば同列に見る事はできるかもしれないがこれこそまさに本人の願いの否定だろう）
まあ恐れられ疎まれる所まで含めて彼の理想だったと考えれば理想の形を目指しなり得た例と捉えられるかもしれない…だがそんなはた迷惑な人物の理想像や英雄像を否定する事を躊躇う必要もなくなると思う

・感動的な英雄譚は他人が見て素晴らしい気持ちになれるが英雄当人が良い思いしてるかは度外視される
・英雄はすごい人やすごい事をした人だが、そもそも日常の生活においてすごい人やすごい事はあまり必要でない
・いざと言う時だけ非凡な才を発揮できれば好ましいがそれができるなら皆がやってる…つまりは日頃から（不要な時でも）非凡であるのが大抵は限界。それをあえて目指す人は少ない
・上記は日常範囲の小さな英雄の範囲であれば問題にならない。しかし誰もが読みたがるような意外性=日常からの乖離が求められるし、情報の伝播で物語の比較対象も容易に全国や世界レベルになる。その結果要求される活躍度合がインフレして人間の能力で万事治まりのつく範囲を越えるため、語り継がれる英雄も日常に支障のあるレベルばかりが残る事になる