Megalara Garudaとは、jubeatに収録されている楽曲である。
概要
アーティスト | SYUNN | ||
---|---|---|---|
BPM | 180 | ||
難易度 | BASIC | ADVANCED | EXTREME |
10.4 | 10.5 | 10.7 |
【全難易度クリア称号】QUBEが集う時 蜂の王が現れる
【全難易度フルコンボ称号】この顎に砕けぬものなど、少ししか無い!
jubeat Qubellの期間限定QUBE「掘りすぎ!dig RUSH」FINALステージにて解禁できた楽曲。
現行バージョン(beyond the Ave.)では伝導やコンシェルジュ経由からの解禁となっている。
タイトルの”メガララ・ガルーダ”とは、2011年にインドネシアで発見された新種の蜂。黒い身体と巨大な顎を持ち、発見した学者たちからは『蜂の王様』と呼ばれている。オリジナルサウンドトラックの楽曲コメントで、「作曲を始めた年に発見された」新種、ということでこの名をつけたことが明かされた。
アーティストはBEMANIの新星アーティスト、超攻撃型トラックメーカーSYUNN。確認できる限りBEMANIへの参加はこれが初めてのようだ。公式Twitterでは最初の到達者出現に合わせて本楽曲を、君の心を刺す衝撃のトラックとして紹介。同時にjubeatでは異例のムービーまで用意する力の入れようである。
譜面難易度はjubeat史上初の全難易度Lv10。BSC譜面のLv10はもちろん初[1]、ADV譜面のLv10も「Confiserie」以来の登場となる。譜面製作をMICHI、まっする、RAGの3名が担当しているだけあり、出張、乱打、ホールド拘束、リズム難と様々な要素が詰まった全体難。どちらかといえば「傾向の違うEXT譜面が3つある」と考えたほうがいいだろう。festoではLv9/10のレベル表記が細分化されたものの、BSCすらLv10.4という厳しさである。
BSCは3譜面中最もチップ数が多く(932)、物量で攻めるタイプの総合譜面。その分ホールドマーカーの配置は若干易しめ。
ADVはホールド拘束の局所難譜面、たびたび片手で他のチップを捌かせる配置が出現する。
EXTはホールド拘束に出張、偏った配置が目立ち3譜面の中でもひときわ難しいものとなっている。
掘りすぎ!dig RUSH FINAL
最終QUBEの最深層に眠っているだけあり、解禁も以前と違い容易なものではなかった。
まずは直前の楽曲「Against the vulgar aggressor」の解禁条件(KEY QUBE開放条件)「1st~5th digの最終解禁楽曲をRATING A以上でクリア」のために過去のdig RUSH対象QUBEを5つすべて掘り尽くしている必要があった。
そして、最後のQUBEだけはRISKY UNLOCK CHALLENGEなる特殊条件でのノルマ達成が要求されるのだが、その内容たるや”HARD(判定難)モードで課題曲を980000点以上で3曲連続クリア(SSS以上)”というランカークラスでも一握り程度の者でしか達成できない条件。過去シリーズでいえばsaucer fullfillにおける『Nature(jubeat version)』の解禁条件と同等、もしくはそれ以上と言われている。……しかしその過酷な条件もQUBE出現から10時間後に突破され、これ以降は「伝導」によって他のプレーヤー達にも広まっていった。
ちなみに、最終QUBEにおける本曲以外の課題曲は『Time Granular』(EXT/Lv9)→『ススススペースハリネズミ』(EXT/Lv10)。どれもシリーズの最後に解禁出来た新曲であり、Qubellを締めくくるのに相応しい楽曲達だろう。
beatmania IIDX
ジャンル | DRUMSTEP | |||
---|---|---|---|---|
アーティスト | SYUNN | |||
BPM | 180 | |||
難易度 | BEGGINER | NORMAL | HYPER | ANOTHER |
SP | - | 7 | 10 | 12 |
DP | - | 7 | 10 | 12 |
初のjubeat以外への移植となるbeatmania IIDXへは2020年夏に開催された大連動イベント「毎週!超いちかのBEMANIラッシュ」にて登場。
同イベント内における「ののラッシュ」にて2020年9月23日に配信され、じゃんけんのミニゲームで獲得したポイントを使用する事で楽曲を解禁する事が出来た。
jubeatにおける本曲といったら、全譜面10レベルという前代未聞の大インパクトを誇った楽曲であった。一方で、IIDXにおける本曲はというと、レベルの平均自体はやや高めではあるものの、流石に各譜面のレベルや内容はIIDX的に普通。鳴り物入りで登場した割には、正直期待外れと言わざるを得ない。
だが、IIDXにて散々こき下ろされてしまった反動なのか、以降に移植された機種では、移植元の内容を再現するかの如く、強烈なインパクトを誇る難易度表記を引っ提げての登場が半ばお約束になりつつある。IIDXの現在の内容は初出当初と変化が無い事から、以降の移植機種を踏襲した様な内容の譜面の実装が期待されている。
高難度指向のプレイヤーから叩かれてしまったIIDX版の本曲であるが、「レベル構成が普通になった」という事は「明確に初心者向けの譜面が用意されている」という事でもある。
移植元の譜面はレベル10以上の物しかなかった関係上、まさに「初心者お断り」という状態であったのだが、最低難易度が大幅に下がった事により、結果的に「とっつきやすくなった」と言わざるを得ない。故に「本機種や後続の移植機種で本曲に触れてから移植元の譜面をプレーする」という、jubeat勢から見たら本末転倒な事象も本曲に関しては起こりえると言えなくもない。
そう言った意味では、良くも悪くも「賛否両論」という言葉が相応しい移植内容だろう。
ちなみに、以降の移植の際にも初心者向け譜面が用意されている傾向になっている。
DanceDanceRevolution
BPM | 90-180 | ||||
---|---|---|---|---|---|
難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE |
SP | 5 | 9 | 16 | 17 | 18 |
DP | - | 9 | 16 | 17 | 18 |
続いての移植となるDDRへはコナステのGRAND PRIXにて2022年6月24日にて配信された「スペシャル楽曲パック feat.jubeat vol.1」を経由して収録。同パックを購入する事により、アーケードのA3でも楽曲を先行でプレーする事が出来た。
2023年6月30日以降からの現行作(WORLD)ではコナステでのパック購入を行わずに無条件でプレーする事が出来る。
上述の通り、IIDXに移植された際の本曲は非常に賛否が分かれる内容になっていたのだが、その次に収録されたDDRの譜面はと言うと…
上位譜面の難易度自体はこの機種でありがちな17と18なのだが、特筆すべきは標準の難易度とされているDIFFICULT。
というのも、同譜面としては前代未聞となるレベル16の大記録を樹立。加えて、前述の上位譜面の難易度は17と18なのだがDIFFICULTを含めると1ランクずつレベルが上昇するという形式になっている。
そんなレベルとは裏腹に、譜面自体は逆詐称との意見が目立っているのだが、とはいえ表記面では初出機種並みのインパクトを誇っていると言っても良いだろう。
pop'n music
担当キャラ | エクリプス | ||||
---|---|---|---|---|---|
BPM | 180 | ||||
難易度 | EASY | NORMAL | HYPER | EX | |
15(8ボタン) | 34 | 42 | 49 |
三番目の移植となるpop'nへはまずコナステのLivelyにて2023年4月23日に配信された「jubeatセレクション楽曲パックvol.1」の先行収録曲として収録。 それから約1年後の2024年8月15日に解禁イベント「覚醒のエルム」経由でアーケードのUniLabにて配信された。
pop'nにおける本曲も初出機種の難易度をなぞる様なレベル表記になっていて、いずれも各譜面内では高いレベルを記録。譜面も難易度詐称気味の物も多いとはいえ、良くも悪くも近年の高難度譜面にありがちな物が多くなっている。
という様に、pop'nの譜面もIIDXと同じように「普通な」高難度譜面と呼ばれる様な立ち位置とされているのだが…
UPPERバージョンがまさかのラスボスポジ就任
担当キャラ | エクリプス | ||||
---|---|---|---|---|---|
BPM | 90-180 | ||||
難易度 | EASY | NORMAL | HYPER | EX | |
20(9ボタン) | 37 | 46 | 50 |
アーケードのUniLabにて本曲が収録されてからわずか1週間後、「覚醒のエルム」におけるラストを飾る楽曲として、本曲のUPPERバージョンが収録された。
コナステ移植後にアーケードにて登場したUPPERバージョンの例に漏れず、今現在ではコナステ側には収録されていない。
peace以降に登場したUPPERバージョンの楽曲群といったら、本曲も例に漏れず強化された譜面が登場するのだが、本曲の場合は例外的にBPMの推移が無印とは別物になっていて、先に移植されたDDRと全く同じ形式のソフランが楽曲に盛り込まれている。 故に、譜面難易度以前に低速力についても問われる。
本曲は先に収録されたpop'nのバージョン最終盤に登場したUPPERバージョンの楽曲よろしく、各譜面のレベルは非常に高く、低難度のEASY、NORMAL、HYPERですら20、37、46と高水準。EXのレベルも50と実にトイサイダー村の住民らしい数値。譜面の難易度も各難易度帯の中では高いレベルを求められる。ただし、逆詐称のHYPERてめーはダメだ
特に50レベルのEXは非常に高いスキルを求められる譜面になっている。
UPPERのEXは道中もレベル相応の非常に高い地力を求められるのだが、曲が始まってからの低速地帯の時点で相当な密度のオブジェを捌かなければならない。加えて、最後の低速こそウイニングランではあるが、それの直前では通常版の発狂を強化した様な内容の横に広い超発狂が待ち受けるため、事実上のラス殺し譜面と化している。
おまけにノート数もIIDXのSP及びDPを超える1721もの物量譜面にもなっている。ダージュかお前
この様に、本曲のUPPERは、まさにUniLabの大トリを飾る化け物と言っても良いだろう。
惜しむらくはHYPERのレベルが最大よりも足らず、かつ逆詐称評価になってしまった事だけが非常に残念なところ。
関連動画
また、YouTubeにはKONAMI公式より、収録予告動画と曲のイントロダクションムービーが投稿されている。(下記リンク参照)
- 【jubeat Qubell】「掘りすぎ dig RUSH」 PR動画 -FINAL STAGE楽曲-
- 【jubeat Qubell】新星アーティスト『SYUNN』のデビュー楽曲『Megalara Garuda』 PR動画
関連チャンネル
関連項目
- jubeat
- beatmania IIDX
- DanceDanceRevolution
- pop'n music
- BEMANI
- ※緑です
- ※黄です
- 蜂
- Nature(BEMANI) - saucer fullfill時代の解禁最難曲と言われた曲
- BEMANIシリーズの楽曲一覧
- BEMANIシリーズのボス曲一覧
- ANCHOR …… beatmaniaIIDX 25 CANNON BALLERSのONE MORE EXTRA楽曲。蜂型メカがムービーに登場している。
- 1116 …… jubeat festoに「Lv10.9」を引っさげて登場した楽曲。解禁のために厳しい条件のコースクリアを要求し、新曲でありながら伝導解禁対象曲という共通点を持つ。あと作者も同じではないかと噂されている
掘りすぎdig RUSH FINAL |
---|
Giant Otter Family S-C-U |
檄 Ryu☆ feat. 青龍 |
Against the vulgar aggressor GUHROOVY |
Megalara Garuda SYUNN |
脚注
- 3
- 0pt