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日曜日に、テスターの方々に ProofReader の Carbon 版の人柱バージョンを提供できてホッとしていたのだが、いきなり正規表現検索・置換が上手く動作しないというソフトウェアの根幹を揺るがす問題が発覚した。これはちょっと厄介な問題になりそうだ。
そして、追い打ちをかけるように『ぷっとおんりぃ★ばっとおちそう』でも不具合が見つかった。こちらの方は、ProofReader とは違って簡単な修正で済んだので、0.9.7βということでよろしくお願いします。
まあ、あたしも一つのプロジェクトだけに注力できる性格だったら、もっと早く開発できるんだろうけれどね。すぐ飽きちゃうからね。
キャプチャがらみで、再び岩崎さん(DMNG)から情報をいただいた。氏が CaptyTV について Pixela に確認したところによれば、
最初に対応OSについて確認したところ、やはりOS XにはClassicでの対応となるそうです。更に、Classicでは「2GBを超えるファイルの取り扱いに問題(問題が生じるのは再生か録画のどちらか一方のみ。正確なところは失念してしまいましたが、確か再生だったと思います)がある」との事でした。
めげずにOS Xへの対応時期を尋ねたところ「MacWorldではβ版になると思いますが、OS X対応のソフトをお見せできると思います」という全く予想外の嬉しいお言葉が!
とのことである。すばらしい。
さすがに、Formac Studio の DV フォーマットは辛いと思っていただけに、CaptyTV が OS X に対応してくれるとなると、久しぶりの物欲が発動しそうだ。
各所で話題になっている、技術評論社の『Mac OS X ターミナルコマンド ポケットリファレンス』。
紹介ページには「〜するには○○」式の目次が事細かに載っているため、このページだけでもかなり有用だと思った。後は自分で調べることにして、本は急いで買わなくてもいいかな…と強がってみたりして。
いつも通り、深夜にならないと帰れないことがわかっていたので、昼休みに職場を抜け出して『電撃大王 3 月号』と、DVD『ノワール[9]・[10]』を買ってきた。一番欲しかったDVD『ココロ図書館』は店頭に見つけられなかった。たぶん売り切れではなくて、行きつけの店では発注してないはずだ。あたしが予約しない限り、アニメの DVD の品揃えは改善されない店なのだ。予約しなくても、あらかじめ揃えておいてくれまいか。どうせ買うんだから。
あたしが店に入った瞬間に、予約してあった DVD を用意したり、予約カードを見せなくても、「こちらですね?」と DVD を出したりするんじゃなくてさ。予約してなくても、あたしの好きなアニメの傾向を予測して、入荷しておいてほしいわけよ。カスタマフォーカスの何たるかを学べ。
ノワールは、17話から20話まで。しばらく観ていて、夏の思い出がフィードバックしてきた。あの頃はまだ仕事に余裕があったから、ノワールの時間に間に合うように帰ってこられたのだ。ソルダとは、ノワールとは、といった謎に近づいていく過程を再確認。しかし、同日に二巻発売できるんだったら、一巻にまとめて、少し安くしてくれたらいいのに。しめて 12,000 円。
今回のライナーノーツは、DVD 4 巻に続いて、ノワールにおけるキャラ萌えの考察。前回は、ノワールのキャラ萌えとは感情移入によるキャラへの愛情であるとしていたが、今回は外見面からアプローチした、ごくごく普通の「萌え」話であった。「霧香たん」とかライナーに書かれると不思議な感じがする。まあ、「恋」に恋する乙女がいるのと同様に、「萌え」に萌えている(「萌え」と言いたいだけの)人々が往々にして書きがちな、首を傾げたくなる文章だと思った。そして、そういった文章は、このサイトにたくさん転がっている。
電撃大王は、表紙が『おねがい☆ティーチャー』で、巻頭ピンナップもみずほ先生で、これがまたアレで…。ブラウスをはだけた胸元にポッキーのかすがこぼれてたりとか、ココロ図書館三姉妹巫女さんバージョンとか、いろいろ当たりなのだけど、今月はやはり『こみっくパーティ』に御影すばる嬢登場ですの☆ぱぎゅう〜、ということで。ぱきゅぱきゅ言いながらもやっぱかわういです。
とか書いていたら、もう一度すばるシナリオを追いかけたくなってきた。
もし世の中に更新力というパラメータがあるとすれば、あたしのそれは、このサイトをはじめて以来最も低下しているといえる。同時に巡回力も低下しているのだが、仕事が忙しくなるに従って日記の書き方もひとりよがりチックに変えてきているので、巡回できないと自分のサイトの更新ができないという他サイト依存の状態には陥っていないのがせめてもの救いである。
そういう状況だと、ただ淡々と一日の日記を書き綴ることになるのだが、その一日が実に変化に乏しいものになってしまっている。朝 9:00 に出勤して深夜 3:00 に帰宅する生活が続いている現状では、仕事中の出来事に気を配り何かを感じとるということさえ、時間のロスに思えてしまい、感情の起伏も押し殺していたりするのである。
深夜の娯楽は録画しておいたアニメを観るくらいなものなのだが、今季のアニメはハードディスクに mpeg が貯まっていくばかりで、ほとんど観られていないのが現状である。そんな中、欠かさず観ているアニメは、一つしかないことに気づいた。そうなると、更新力低下中のうちのサイトにあっては、そのアニメのネタしかないということになる。
おっ、おっ、おね、おねっ、おねてぃの話なんだが。前置きが長くて申し訳ない。
最初からみずほ先生を追っかけていたので、完全なる萌えキャラトラップとしての苺ちゃんの存在は負荷分散の観点から言って好ましいことだと考えていたのだが、どうやらみんなそっちに走ってしまって負荷分散どころではなく、苺ちゃん一極集中になっている模様である。あたしは、制作者が用意した、まるで我々の足元を見ているかのようなトラップにはできる限り引っかかりたいと思っているのだが、苺ちゃんについてはどうも一歩退いてしまうのは再生産の匂いを感じてしまうからだろうか。
うっわ、みずほ先生と桂くん、結婚して一緒に住み始めちゃったよ。この加速度はすごい。けっ、けっ、け、桂くん、自宅でのささやかな結婚式でみずほ先生にキスしようとするときに腰を抱いて引き寄せましたね?ましたね?ね?ね…。にもかかわらず、桂くんの方が背が低いので見上げる感じになっているというあの構図。ああ、もう、むずがゆ萌えとかはとうに通り越しているようだ。ずきゅん、とハート撃ち抜きますという感じのまほろまてぃっくな萌えでもなく、思わず息をとめてしまうような、ハートをしぼられるような、そんな息苦しい感じなのだ。今後当サイトではそのような状況を指して、“おねてぃっく”と呼称することにする。
結婚式でのキスは邪魔が入ってできなかったのだが、夜になってふたりで一緒の布団に入ったときに、もう少し近くにきてもいいのよとか、昼間の続きする?とか言わせるなんて、これは黒田節なのかえろげなのかよくわかんなくなってきた。
ああ、“停滞”しているあたしの日常にも加速度を与えてほしい。
クロネコヤマトから、荷物を届けにきたんだけど不在なのでどうしたらいいか、と携帯に連絡があった。今日のうちに受け取って試したいのだけど、どうせ今日も帰れないんだ。時を同じくして、Apple からも以下のようなメールが届いていた。
2 つの "Perfect X" ---- Mac OS X v10.1 を使い始める最高のタイミングがやってきました。なにしろ Mac OS X v10.1 専用に開発された最新で最強の Microsoft Office が登場したのですから。
今、アップグレードしないで、いつするのですか?
と、「おトイレにセボンしなくて、どうしますか?」と不思議なイントネーションで叫ぶ、フランソワーズ・モレシャンのように押しつけがましいメールではある。というかモレシャンはどうしてるの?
tanomi.com で復刻した『「オホーツクに消ゆ」サウンドトラック』が届いた。
元々、アポロンミュージック版は持っているので、今回楽しみにしていたのは併せて収録しているファミコン版の音源。All About Japan のインタビューにあるとおり、AVファミコンから直接録っているらしく、音的にはいまいち。
これだったら、Audio Overload のエミュレーションサウンドの方が聴きやすい。オフィシャルページから曲ファイル配布サイトへのリンクがあるので、すぐ手に入ってしまうとゆう…。
DVD『フルーツバスケット[5]』とDVD『ラブひな Again 可奈子』を購入。ココロ図書館[1] は今日も買えず。
ラブひなは、景太郎の東大入学〜可奈子登場〜住人とのバトル〜景太郎帰還という11巻の内容をほぼ踏襲している作りであった。えっちなところ以外は。
コミックではたいしてえっちに思わなかったシーンなのだが、動画と CV の威力はさすがである。なるとモトコちゃんの“からみ”のアレ具合はかなりやばめで、テレビ東京の自主規制フィルタは通過できないだろうと思った。桑谷夏子演じるところの可奈子は、想像通りで安心して観ていられた。倉田さんががんばっているので、しのぶもとてもかわうい。
フルバの映像特典は、堀江由衣・関智一対談。さすがにラジオと違って DVD の映像特典では関さんもはじけることができなかったようだ。対談が終わってから「好きな体位とか聞けばよかった」とか言ってもダメ。まあ、対談でそんな話題になったとしても、ほっちゃんのリアクションは期待できないし、リアクションがあったとしても寒かろう。
DVD の話はこの程度にしておいて、重要な話を。実はこのサイトの存続に関わる大問題が発覚したのである。いつも利用している CD ショップが 2 月いっぱいで閉店してしまうことが明らかになったのだ。
予約していた DVD を取りにいって、さらにココロ図書館の[2]〜[7] を予約しようとすると、いつものお姉ちゃんではなく店長が出てきて、閉店する旨をあたしに伝えてきた。予約していた DVD を全部届けられないとのことである。
いま、アニメという娯楽を奪われたら、仕事に押しつぶされてしまう。サイトのネタが無くなるばかりではなく、サイト運営を続ける気力すら奪われかねないのだ。忙しくて思うように買い物に行けない現状では、ほとんど唯一のストレス軽減(解消ではない)方法であるというのに。
エンジェリックレイヤー[9]、まほろまてぃっく[4]〜[6]、フルーツバスケット[6]〜[9]、ノワール[13]、ラブひな Again[2]〜[3] については別の店で買ってくれと説明しているのを聞きながら、ふと店長が開いている予約者控えのノートを見ると、あたしの名前しかなかったので笑ってしまった。店長も「いつも利用していただいてるのにすみません」と言いながら苦笑するのだった。
国道 16 号の渋滞に半ばキレかかりながら、アニメイト柏店にいったら、うら若き中学生女子たちで賑わっていた。ここは秋葉店とは客層が違うのかしら。で、買いそびれていたものを一つ一つ潰していこうとしたのだが、ただでさえ狭い柏メイトだというのになかなか彼女たちが動こうとしないので、あたしは簡単に探せるものだけを手にとって逃げ帰ってきた。
いやもう、こころんに尽きる。最終回まで見た後に 1 話から見直すといろんな楽しみが増えている希有なアニメである。再読度の高いコミックはたくさんあるが、再見度の高い DVD はあまりなくて、ほとんどの DVD は買った日に一度観たきりになっている(『まほろまてぃっく』を除く)のだが、この作品は何度となく鑑賞しそうな予感がしている。というか、BGV にしようかとも思っている。
DVD では、第 1 話の『司書になります』を収録していて、2,500 円。ビクターにしては安いような気がする…と思ってしまうのはやはり感覚が麻痺しているのかもしれない。あたしは基本的に mpeg 録画したものを観ていたのでクオリティ的にはお世辞にもよいといえなかったのだが、DVD では映像と CV と音楽とが新鮮な風を運んでくれる。こころ役の斎藤千和さんの声の透明度が好きだし、保刈久明氏の紡ぐ美しいメロディーも好きだし、ほんわかムードな映像や、ハートフルなストーリーが好きなのだ。1話で、こころんが初めての司書の仕事を終えた日の終わりに、鏡に向かって話しかけるシーンなんか、かなりアレだけど大好き。
「こころ、今日はがんばった?」
「うん、がんばった」
「あしたは?」
「がんばる」
と鏡に向かって話してる(文字では微妙な語尾の上げ下げによる萌えが全く伝わらないのが残念)こころんとか、「司書の仕事って、人を信じることなんだね」と目をうるうるさせてるこころんとか、いろんなあったかい(恥ずかしい)言葉を、音楽とともに静かなトーンであたしのココロに投げ込んでくれるのがお気に入り。これからも、深夜にふと、ほっとしたくなったときに、思わず観てしまうに違いない。
あと『おねがい☆ティーチャー』の OP 曲は売り切れだった。今度は千葉メイトに行ってみよう。
Office v.X が届いたのだが、毎日それで設計書を書いたりしないといけないあたしは、それを思い出して憂鬱になるにすぎなかった。
ただし、Entourage v.X の出来は前評判通りすばらしく、特に PIM 部分は他の追随を許さないと評価している。Entourage では、メールとイベントと ToDo を相互にリンクさせることが可能で、例えば「27日の会議について」というメールがきたら、それを契機にしてイベントを作成して予定表に反映させ、会議までに成果物が求められている場合はさらに ToDo リストにも反映させるという使い方をしている。作成された予定や ToDo から元のメールを参照したりといった使い方が可能なのだ。
Entourage 2001 では、そのおかげで仕事がうまくまわっていただけに、バージョンアップでも変わらずその機能を利用できることや、仕事やイベントの一覧の確認がしやすくなっているなど、細かい使い勝手の向上が計られていることも嬉しい限りである。
スクリーンショットで提示したように、「Microsoft Office お知らせ」という別アプリケーションのおかげで、ToDo やイベントは、Entourage を起動することなく確認できるし、設定しておいた時期が到来すると、自動的に通知してくれる。これはバックグラウンドで動いていると思われる「Microsoft Database Daemon」による機能であると思われる(ログイン項目で確認できる)。
PIM ソフトは必要ないと思っていたのだが、メールを契機にして仕事や会議予定が生まれるような場合、使ってみると非常に便利であることが分かったので、Entourage 2001 以来、この方法から離れられなくなっている。スクリーンショットを見る限り、とても仕事をしているようには思えない、というツッコミは禁止。
続編の話が出始めてきたノワールであるが、ファン必見のムック本『NOIR -Les deux vierges-』が発売されていたので購入。なかなかよい雰囲気の本である。NEWTYPE 系で使われたイラストに加えて書き下ろしが何点か収録されている。特に 6 〜 7、18 〜 19 ページの書き下ろしイラストは必見。見開きなのでスキャナで取り込めないのが非常に残念。アニメ雑誌に載った書き下ろしイラストは、霧香とミレイユがラブラブな雰囲気を出していて結構かゆめ。
巻末の声優陣のインタビューで、三石琴乃語るところによると、
ストーリーは、希望通りの幕引きでよかった……とよい気分でした……。オンエアーを見るまではっ! あの最後の銃声2発は、いったいなんだっ? 台本にはそんなト書きなかったぞ!? う、撃たれたのか〜っ!? と、心が騒いだのですが、スタッフに聞いたところそうではないらしいとのこと。ほっ。
だそうで、確かに続編は期待してよさそうだ。蛇足にならないことを祈りたい。
それと、『コミュニケーションライブラリー「ココロ図書館」』を購入。ほとんどおまけ目当てのようなものだが、蔵書管理ソフトウェアとしては、ごく普通のつくり。リマインダとしての利用もできて、買った本のジャンルの傾向などを統計してくれる機能もあるようだ。この統計結果を見てみたいのだ。
csv ファイルを入力して登録できる機能もあるようなので、Entourage から AppleScript でデータを作成して、『ココロ図書館』に送るという使い方ができたらいいのだが、トライする気力がない。
あきふじさとし、羽音たらく、OKAMA、介錯、きみづか葵、近藤るるる、高雄右京、たくま朋正、田中ユタカ、林家志弦、原田将太郎、森嶋プチ、山田秋太郎、六道紳士
といったゲスト作家が競作してココロ図書館を描いたイラストもおまけとして収録されているらしく、大変楽しみなのだが、それを見るためにはたくさん本を登録しないといけないのよね。
2002年1月中旬のちぃたん日記