グラビティゲームアライズがアーリーアクセス中のPC(Steam)用ソフト『Aeruta(アルタ)』でアップデートが行われ、ストーリー2章の追加と各種機能が追加されます。本記事では、序盤の基本的な進め方と、アップデートで追加される第2章で覚えておきたい攻略情報をお届けします!
本作は、5月16日よりSteamで配信されているハイブリッドアクションRPGです。ダンジョンを冒険するアクションパートと、パン屋を経営するシミュレーションパートを並行して進めるゲームです。
冒険もパン屋もどちらも欠かせない要素
ゲームは大きく分けて2パートにわかれており、アクション操作で敵を倒して進む冒険と、パンを作成・販売してお金を稼ぐワークシミュレーションに分類できます。
正確にはこの2つの要素が密接に繋がっており、どちらも欠かせない要素でとてもバランスの取れたゲーム性になっています。それゆえに、どちらもしっかりと並行して進めなければいけません。そこで、まずは順を追ってやるべきことを確認していきましょう。
本作の一番の大きな目標は、冒険のステージボスを倒してストーリーを進めること。そのためにプレイヤーが操作するチャヤのスキルなどステータスを強化していく必要があります。
そのためには、ステータス強化に必要なお金を稼ぐ必要があり、そのためにパン屋でパンを販売します。そのパンの素材を集めるには冒険でモンスターを倒す。というループが本作のゲームシステムです。
すべて原材料となるのはモンスターがドロップする素材のため、まず行うべきはモンスターの討伐です。素材によって作れるパンが異なりますが、序盤はまず自分がクリアできるもっとも難易度の高いステージで素材を集めれば問題ありません。
ステージは4つの階層とボス戦という構造になっており、その階層のモンスターをすべて倒すことが先に進む条件です。そのため素材集めという無駄なアクションを取る必要がなく、純粋にクリアを目指すためにプレイしていれば自然と素材が集まってきます。
階層はデフォルトのものから、敵が多く出現する、特定の素材を多く得られる、宝箱から素材を獲得できるといった種類があり、ツリー形式でこれらを選択していく形です。
基本的に素材を集めたいのであれば、“!”のついた場所か、宝箱の出る場所を選択。建物やパンのレシピを生み出したい場合は、そのために必要な木材とパン生地が手に入りやすい場所があるので、それぞれアイコンが表示されている場所を選びましょう。
チャヤが使う武器は鞭と麺棒の2つがありますが、用途は鞭が単体攻撃よりの武器で、麺棒が範囲攻撃よりの武器となっています。
なお、未踏のボスを倒してストーリーを進めるのにおすすめな武器は鞭で、すでにクリアしたステージを効率的に進めたいなら麺棒といった感じ。なので、2つとも使いこなせるとベスト! ただ、スキルを当てるために慣れる必要があるので、愛着のある慣れた方を使い続けるのも間違いではありません。
素材がある程度集まったらパン屋を開店しましょう。パン屋の営業では“パンを陳列する”、“レジ打ちする”、“掃除をする”の3つの動作を時間内に効率良く行います。
気を付けるべき点は、パンが並んでいない、レジが遅い、店が汚いとお客さんが帰ってしまうところ。この中でも頻繁に起こるのは、パン不足とレジ遅延で、この2つを如何にスムーズに行えるかが重要になります。
逆に、ゴミ掃除はそこまで気を使わなくても問題ありません。体感ではありますがゴミが3個以上落ちていれば、陳列とレジ打ちの合間に拾えば問題なさそう。
これに加えて、村やお店の施設レベルを上げるとお客さんが増えたり、パンの値段が上がり収益を増やせるようになったりします。これを素材集めと並行して繰り返してお金を稼ぎましょう。パン屋経営と冒険を繰り返せば、序盤の進行は問題ありません。
第2章以降は小さな手間が大きなお得に繋がる
今回はアップデートが行われたということで、第2章以降の上手な進め方についても触れておきます。
第二の島が解放されると手に入る素材の種類が一気に増えて、作れるパンの種類も増えてきます。一方で、ステータス強化や建築に必要なお金も増えるので、収入も増やさなければいけません。
そこで大きな差を生み出す要素が、営業と冒険のスケジュールとお手伝いの追加効果の使い方です。
まず、カチカチやずっしりなど特定のラベルが売れやすい(売り上げボーナスが入る)日があり、その日に合致したパンを売ることが基本です。その中で何もない1日や、冒険での素材獲得にボーナスが入る日があるので、その日は冒険やNPCの好感度エピソードを進める日に当てましょう。
そして、パン屋を営業する日にはしっかりと手伝ってくれるNPCを呼んでボーナスを受けることを忘れずに。基本的にオススメはボーナスでコインがもらえるボリオ、メルリーナがいいでしょう。素材が少ないパンを売り出す場合は、素材を節約してくれるイーフィも便利です。
序盤は売上金額も少な目なので大きな差になり辛いため、何も気にせずパンを売っていればお金が貯まりますが、第2章付近まで来ると効率を考えて営業するかどうかで収益に雲泥の差が出てきます。
また、お店の施設を強化すると最大5種類までパンを販売できますが、空きスペースが出るのを嫌がってボーナスが付与されないパンを売ってしまうと、そのパンにボーナスが付与される日に素材が足りない……という本末転倒な事態になることもあります。
素材は溜めておいても損はないので、緊急でお金が必要なとき以外は空き棚が出てもボーナスが出るパンだけを売ると無駄なく素材をお金に変換できます。
このように一見シンプルな作りに見えて細かい部分を意識するかどうかで収益に差が出てくるのが、精巧なワークシミュレーションゲームとしてうまく出来ている点と言えます。
後半になるとボスも強くなりステータスやスキルを強化しなければいけなくなるので、お金の稼ぎ方はしっかり覚えておきたいところです。パン屋を営業すれば、お金がもらえるだけでなく、冒険中のバフとなる“パンエナジー”も獲得できるので、金銭面以外にも冒険の手助けとなってくれます。
冒険のアクション要素については、操作やアクションの慣れに影響する部分が大きいので、知識としてゲーム進行に役立つ部分はパン屋営業に多くあると言えます。
気持ち良くボスを倒すことも面白いのですが、個人的にはボーナス付きのパンを大量に販売して大金を得た際の気持ち良さも本作の魅力的な体験の1つだと思うので、ぜひみなさんエリートパン屋を目指して営業してみてくださいね。