1929年10月24日木曜日のアメリカのニューヨーク株式市場の株価大暴落。この時はウォール街の仲買人たちが協議の末、モルガン銀行が中心となって買い支えを決意し、1億3000万ドルが投じられたと言われる。このニュースで一旦は値を戻す。しかし週が明けた28日に市場は再び急落、翌日の火曜日29日はさらに1600万株以上が売りに出され市場は崩壊した。同年9月には381だったダウ・ジョーンズ工業株価指数は結局11月半ばには198とほぼ半減、金融の急激な縮小は深刻な景気後退をもたらした。恐慌はただちに世界の資本主義諸国に波及し、世界恐慌となった。
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