先日公開されたMac OS Xの最新バージョン「10.8 Mountain Lion」に、ボクもひっそりとアップグレードしました。で、全体的なレビューをしようと思ったんですが、アップグレード前からMacBookの調子が悪いのでこのタイミングでクリーンインストールしようと思ってたんですね。ただ、時間がとれなくてまだクリーンインストールができていないのでその辺はオアズケ。すでにたくさんのブログでレビューされていますが、個人的にとても便利だったのがFlickr共有!Twitter連携がOSレベルでサポートされ、Facebookも秋ごろ対応というのは大きく書かれているのですが、Flickrについては地味すぎたのか意外と触れられていない…。けど、ちょっと使ったレベルではこれが一番助かってる気がするので記事にしておきたい!
With today’s release of Mountain Lion for the Mac, sharing to Flickr just got so much easier! A new ‘Share’ button lets you post directly to Flickr from your desktop – you can even set the photo’s title, description and the privacy level.
via: Flickr photo sharing in OS X Mountain Lion « Flickr Blog
ボクはFlickrのProアカウントを購入して、ブログ公開用の写真はもちろん、未公開のほぼ全ての写真をプライベートアップロードしてオンラインストレージとして使っています。デジカメのSDカードから大量の写真をアップロードするのですが、今まではFlickr Uploadrという純正のデスクトップアプリケーションを使っていました。ただ、アップロード前に確認用のサムネイルを作ったりするので待ち時間が長く、たまに公開範囲やセットなどの設定が選択できないなど不穏な動作もするので、新しくなったブラウザ版HTML5アップローダーもいいかなと思っていたところです。
ただ、今回のOSに統合された「共有」はもっと簡単で速い!
まずは共有アカウントの設定をしましょう
「システム環境設定」から「メール/連絡先/カレンダー」を選択します。
左下の「+」ボタンを押すと連携できるサービスの一覧がでてくるので「Flickr」を選びます
設定用のダイアログがでてきました。
自分のアカウント情報を入れましょう。
登録できたら左側にでてきます。
これで設定はお終い。
Finderから簡単にFlickrアップロード
画像のアップロードは驚くほど簡単。
ボクの場合大量の画像を一度にアップロードすることがほとんどなので、
Finderで複数の画像を選択した状態で、副クリック>共有>Flickrを選択します。
ダイアログが表示されます。「タイトル」「説明」「タグ」「アクセス」が設定できます。
注意が必要なのが、選択された全ての画像が同じタイトルになるという点です。
初期状態では、一番初めのファイル名がタイトルに入っているので適当なものに変えないとおかしな状態になります。
で、「公開」を押すとアップロードが始まります。
※プライベート設定なら実際には公開というかアップロードです。
アップロード中はこんなダイアログが表示されています。
まとめ
一枚だけ共有する場合も便利かもしれませんが、特にボクのように大量アップロードする人の方がより便利に感じるかなと思いました。ただ、だからこそちょっと惜しかったのが。
- 元のファイル名を自動でタイトルに入れれたらもっと楽
- セットを指定できない
- アップロード中の進捗状況がわからない
この辺がアップデートされたら嬉しいなぁ。
もしくは、先日Automatorに目覚めた感があるので、「Flickrに共有」みたいなアクションがあると色々できそうだなぁ。