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2022.06.24
「世界で最も美しい街」西オーストラリア州のパースを旅する【プレゼントも♪】
オーストラリア大陸西側の3分の1を占める、広大な西オーストラリア州。大自然と調和した街並みが広がる州都パースは「世界で最も美しい街」と称えられ、国内外の観光客を魅了しています。街なかのウォールアートから近郊のリゾートアイランドまで、見どころもバラエティ豊かです。 記事の最後にはアンケート&プレゼントもご用意しています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
西オーストラリア州の州都パースの魅力は、なんといっても美しい街並み
スワンリバー沿いに高層ビルが立ち並ぶエリザベスキー
英誌エコノミストが毎年発表する「最も住みやすい都市トップ10」にランクインするパース。豊かな水をたたえるスワンリバー沿いに広がる街は、近代的な高層ビルや歴史を感じるアーケードなどが緑あふれる自然に隣接しています。 人気のカフェやレストラン、ショップなどが集まるシティ中心部には、美術館や博物館などのアートスポットも。見どころがコンパクトにまとまっているので、バラエティに富んだ街歩きが楽しめるのもパースの魅力です。
シティを見渡す高台にあるキングスパーク
街の西側に位置する高台には、パースの街並みやスワンリバーを見渡すことができるキングスパークがあります。約400ヘクタールもの広大な公園は、都市にある公園としては世界最大規模。ボタニックガーデンやカフェ、ギャラリーショップ、おしゃれな高級レストランなどが点在しており、市民の憩いの場として愛されています。 さらに、シティ近郊のショートトリップも充実しています。港町フリーマントルや国内屈指のワイン産地スワンバレー、インド洋沿いのビーチなど、車や電車で30分ほどでアクセスできる観光スポットも見逃せません。
日々進化するパースに、新しいスポットが続々登場
(左上)川沿いに遊歩道が整備されているエリザベスキー(左下)マタガラップ・ブリッジ ジップ+クライム(右上)オプタス・スタジアム《ヴァティゴー》(右下)西オーストラリア州立博物館 ブーラ・バーディップ
自然環境を生かした都市開発が進むパースでは、注目の新スポットが続々と誕生しています。 巨大な鐘が鳴り響くベルタワーや優雅な曲線を描く橋など、いくつもの名所があるエリザベスキーは、スワンリバーのウォーターフロントにあるランドマーク。高級ホテルとアパートメントからなる高層ツインタワーも完成し、ますます注目を集めるエリアです。
貴重なアボリジナルアートが観賞できる博物館
2020年11月には、パース駅にほど近い西オーストラリア州立博物館「ブーラ・バーディップ」がリニューアルオープンしました。「ブーラ・バーディップ」とは、先住民族アボリジナルの言葉で「たくさんのストーリー」という意味。先住民族アボリジナルの歴史と文化を、最新テクノロジーを駆使した展示で紹介しています。
美しい曲線を描くマタガラップ・ブリッジのジップライン
スリリングなアクティビティに挑戦してみたい人には、2021年1月に登場した「マタガラップ・ブリッジ ジップ+クライム」をおすすめ。スワンリバーにかかるマタガラップ・ブリッジの頂上にある高さ72mのスカイビューデッキに登り、頂上から少し下った地点からジップラインでスワンリバーの上空を滑降します。360度の絶景を楽しむスリリングな空中散歩を体験できます。
足がすくみそうな冒険アトラクション
もうひとつの最新アトラクションが「オプタス・スタジアム 《ヴァティゴー》」です。世界で最も美しいスポーツ施設と評判のオプタス・スタジアムの屋上ツアーでは、地上42mの手すりのないレールの上をハーネスを付けて歩きます。ハーネスに体を預けてエッジから身を乗り出すと、まるで鳥になったような気分でパースの街並みを一望できます。
豊かな緑に癒されるキングスパークへ
(左上)ボタニックガーデン(左下)毎年9月にはワイルドフラワーフェスティバルを開催(右上)州花レッドアンドグリーン・カンガルーポー(右下)園内からパースの街とスワンリバーを一望
ワイルドフラワーで有名なキングスパークへは、シティ中心部から無料バスで15分ほど。約400ヘクタールの広大な敷地を有し、都市にある公園としては世界最大規模を誇ります。毎年9月に開催されるワイルドフラワーフェスティバルでは、美しい花の饗宴が目を楽しませてくれます。 ボタニックガーデン(植物園)では、バンクシアやカンガルーポーなど、なんと3000種以上の西オーストラリア固有の植物を見ることができます。また、園内に生息する野鳥は70種類以上も。バラエティに富んだ植物にたくさんの鳥が集まる、まさに自然の宝庫です。
鳥の視線で空中散歩が楽しめるアーチ型の橋
全長620mの遊歩道には、視界を遮らないようにガラスが施されたアーチ型の橋が設置され、ツリートップウォークを楽しむことができます。周囲にはユーカリの木が生い茂り、まるで森林浴をしているよう。マイナスイオンとさわやかな香りに包まれて、心身ともにリフレッシュできますよ。
港町フリーマントルで、マーケット散策と新鮮シーフードを楽しんで
歴史あるフリーマントル市庁舎
19世紀の開拓時代の面影を残す港町フリーマントルへは、パース駅から電車で30分。街のあちらこちらに、コロニアル調の美しい建物が建ち並び、ノスタルジックな雰囲気を漂わせています。
1897年から続くフリーマントル・マーケット。手作り石けんやワイルドフラワーの店もある
この街を訪れるなら「フリーマントル・マーケット」が開催される週末がおすすめです。野菜や果物のほか、ハンドメイドの工芸品なども並んでいて、フリーマントルならではのおみやげを探すのにぴったり。地元の人に混ざって、ローカル気分でショッピングを楽しめます。
(左)ランチにはボリューム満点のシーフードを(右上)海沿いの開放的なレストラン(右下)人気ブリュワリーのリトル・クリーチャーズ
フリーマントルでの食事は、名物のフィッシュアンドチップスなど、新鮮なシーフードが味わえるレストランへ。オープンテラスの席でハーバーを眺めながら食べるシーフードは、フリーマントル観光の醍醐味です。 近くには人気のブリュワリーがあるので、こちらの併設レストランでシーフード料理を味わいながら、地元のクラフトビールを味わうのもいいですね。ブリュワリーツアーに参加すると、ビール工場を見学した後で10種類のビールをテイスティングできます。
絶景ビーチに立ち寄りましょう
砂浜に瀟洒なレストランがあるコテスロービーチ
市内とフリーマントルを結ぶ電車をコテスロー駅で途中下車。駅から徒歩15分のコテスロービーチは、1km以上続く白い砂浜とインド洋の深い青のコントラストが美しいビーチです。ウォーターフロントのスタイリッシュなレストランやカフェで、水平線を見ながらのんびりとしたティータイムを過ごすのがおすすめです。
地元の人もワインを持ってビーチを訪れ、夕暮れを眺めて過ごす
コテスロービーチは美しいサンセットでも有名。夕暮れ前になると、インド洋に沈む夕日を眺めに、多くの人がビーチに集まります。日没前後の、燃えるような赤からピンク、紫へと色が変わる空と海は、忘れられない旅のシーンになるはずです。
シティでショッピング&街歩き
(左)ロンドンコート(右上)先住民アボリジナルの「戦士の彫刻」がそびえるヤガンスクエア(右下)洗練されたセレクトショップも
1937年に建てられた仕掛け時計が目印のロンドンコートは、英国チェダー様式の建物が並ぶショッピングアーケード。クラシックな雰囲気のアーケードには、おみやげもの屋や雑貨ショップが軒を連ねています。 パース駅に隣接するヤガンスクエアは、レストランやフードコート、カフェやギフトショップが入ったフードコンプレックス。焼き菓子やジャムなどのローカルフードのおみやげも見つかります。
路地裏で見つけたウォールアート
ハイブランドが集まるキング・ストリート周辺の路地裏へ入ると、古いビルの壁に描かれたインパクトのあるウォールアートを見ることができます。アートを眺めながらの街歩きとあわせて、路地裏のカフェもおすすめです。 歩行者天国になっているヘイ・ストリート・モールやマレー・ストリート・モールは、多くの人でにぎわう人気のショッピングエリアです。日本でも有名なスキンケアブランドのお店や、地元オーガニックコスメなど、ちょっとのぞいてみたくなるステキなショップが軒を連ねています。
「世界一幸せな動物」クォッカに会えるロットネスト島
まるで微笑んでいるような顔がキュートなクォッカ。ローアングルで撮影するのが、かわいく撮るコツ
パースの沖合約19kmに浮かぶロットネスト島は、パース市民の身近なリゾートとして親しまれている一周約40㎞の島。全体がA級自然保護指定の国立公園に指定されていて、「世界一幸せな動物」として知られる有袋動物クォッカの最大生息地でもあります。 野生のクォッカは人懐っこく近寄ってくることもありますが、触ったりエサをあげたりする行為やフラッシュを使っての撮影はNG。適切な距離をとって、一緒に記念撮影しましょう。
パース市内からはフェリーで90分ほど
エメラルドグリーンの海と白浜のビーチが美しい島では、ツアーバスで島内観光できるほか、レンタサイクルを借りて海岸線を自転車でめぐるのもおすすめ。透明度抜群の海でシュノーケリングも楽しめます。 また、島内にはラグジュアリーホテルやグランピングなどの宿泊施設が充実しています。日帰りツアーで訪れる人が多いロットネスト島ですが、宿泊すれば、満天の星空や美しく海を染めるサンライズなど、日帰りでは見ることができない絶景を眺めながらぜいたくな時間を過ごせます。
国内屈指のワイン産地・スワンバレーでワイナリーめぐり
(左上・右上)ワイナリーやチーズショップでテイスティング(左下)ワイナリーレストランでは料理とワインのペアリングを楽しんで(右下)おみやげ探しに最適な人気のチョコレートショップ
パースから車で30分ほどでアクセスできるスワンバレーは、西オーストラリア最古のワイン産地。なだらかな丘陵にぶどう畑が広がる一帯には、大小さまざまな約40軒のワイナリーが点在しています。 半日または1日のツアーを利用すれば、人気ワイナリーを効率よく回りながら、ドライブの心配をせずに安心してテイスティングを楽しめます。ワイナリー併設のレストランで、ぶどう畑を見渡しながら味わうランチも格別です。 ワイナリー周辺には、有名なチョコレート専門店やコーヒーロースター、ハニーショップなどのグルメスポットが点在。ワイナリー巡りをしながら、おみやげを探すこともできます。
自然に近い環境で動物たちに触れ合える
スワンバレーへ行くなら、近くの動物園カバシャム・ワイルドライフ・パークも合わせて訪れるのがおすすめです。 ここではウォンバットやカンガルー、コアラやクオッカなど、オーストラリア固有の動物をはじめとする200種以上の動物を飼育。カンガルーやワラビーにエサやりをしたり、飼育員が抱っこしたウォンバットと一緒に写真を撮ることもできます。コアラ抱っこも人気です。
いかがでしたか? 年内にはパース空港と市内を結ぶ鉄道が運行を開始する予定となっており、さらにアクセスが便利に。待ちに待った海外旅行は「世界で一番美しい街」パースへ行ってみませんか?
西オーストラリア・パースについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ♪
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小野澤啓子 写真提供:西オーストラリア州政府観光局
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