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2016.03.01
京都・宇治川沿いの一軒家カフェ「RAKU」で、じっくり焼いた“ふわとろ”たまごサンドを
※この記事は2016年3月1日に公開されたものです 宇治川の脇を走るのどかな朝霧通り。昔ながらの甘味処や喫茶店が軒を連ねるその通り沿いの「RAKU CAFE & GALLERY(ラク カフェ アンド ギャラリー)」は、オープンして1年余りにも関わらず、居心地の良さで地元の人たちも集う人気のカフェです。 桜の名所としても知られる宇治川沿い。お花見の途中に立ち寄ってみませんか。
朝霧通りに建つ一軒家。大きな窓が目印
京阪宇治線の終着駅「宇治」。宇治駅を降りると目の前に宇治川が流れ、宇治橋がかかっています。橋を渡る手前の川べりの通り「朝霧通り」を川の上流に向かって歩きましょう。宇治駅から徒歩約5分。世界遺産・宇治上神社へ向かう「さわらびの道」との分岐点に、「ラク カフェ&ギャラリー」はあります。 お店は大きな一軒家。1階がカフェ、2階はイベント開催時のみオープンするギャラリーです。
地域に愛される温もりの空間をめざして
お店は、京都・岡崎の人気カフェ「&noma CAFE(アンド ノマ カフェ)」の姉妹店。北欧テイストをベースにしたハイセンスなインテリアは“お姉さん”ゆずりですが、「のどかで素朴な宇治の雰囲気にあったお店づくりを」との店長・佐竹さんの言葉どおり、のんびりとくつろげる雰囲気になっています。 メニューも「RAKU」らしさを追求。ホットドッグやカレーライス、シフォンケーキなど、シンプルでいて、どこか懐かしさを感じられるようなメニューがたくさん揃っています。
看板メニューはじっくり焼いたふわとろの「たまごサンド」
「たまごサンド」(600円、ドリンクセット900円)、コーヒー単品はいずれも550円
看板メニューは「たまごサンド」です。「卵は、ふわふわのやわらかな食感だけでなく、トロトロの食感も楽しんでいただけるよう、時間をかけて焼いています」と佐竹さん。地元・宇治産の新鮮たまごをたっぷり2個使い、空気を含ませながら焼き上げられるたまごには、隠し味におだしを少々入れるそう。そのためか、どこか懐かしい味わいです。 パンには、マスタード入りのマヨネーズが塗られており、程よいアクセントになっていました。 コーヒーは、京都・丹波口に焙煎所をもつ「イワシコーヒー」によるオリジナルブレンド。タンザニアベースの深煎りとコロンビアベースの中煎りの2種類があります。どちらも3種の豆をブレンドし、飲みやすく、また香り高く仕上げられています。
ティータイムには自家製抹茶スイーツを
「raku オリジナルパウンドケーキ」(抹茶・600円、ドリンクセット1000円)
スイーツのおすすめは「raku オリジナルパウンドケーキ」の抹茶。宇治らしい抹茶を練り込んで焼き上げられたパウンドケーキで、小豆がたっぷり入っています。なかにはオレンジピールも入っており、抹茶と小豆のやさしい甘さの輪郭をきゅっと引き締めているように感じました。
お花見さんぽのお供には、テイクアウトのランチボックスを
「ホットドッグBOX」(600円、コーヒーSet 900円)
春には、川べり一面が桜並木に彩られます。 たまごサンドをはじめ、ホットドック、ベーグルなどがテイクアウトできるランチボックスもありますので、桜を愛でながらのんびりしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。
RAKU CAFE AND GALLERY
ラク カフェ アンド ギャラリー
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清塚あきこ
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