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傷心の宮崎

また点が取れませんでした。
悲願のリーグ優勝のためには倒さなければならないソフトバンク、オリックスに続けての零封負けは永久凍土打線が簡単に融解するわけもなく覚悟の上ではあっても、果たしてその準備に怠りは無かったのか、この結果を突き付けられれば吉井監督も選ぶ言葉に迷うでしょう。
手計算でミスがあるかもしれませんがここまでの対NPBで.230はそれぽっくはあれど楽天戦で3割超と稼いでいてそれを除くと.183でしかなく、どうすんだよこれ、石垣島で重点的に鍛えたとされる守りも糸満での終盤はやや落ち着きを見せたかと思えばまた宮崎で失策を重ねる体たらくです。
そうなれば明日のKBOを相手にまた心機一転といきたいところですが予報は雨、うつむいたまま高知に向かうことになりそうです。

主力登場

前日に続いて石垣島残留組が中心となった継投はメルセデス、フェルナンデス、澤村、益田の登場です。
メルセデスは守りに足を引っ張られての無死満塁に犠牲フライの1失点に凌いで、もっともいずれも先頭打者を出しただけに次はそこが修正ポイントです。
凌いだという意味ではメルセデスを大きく上回ったフェルナンデスが2回4安打3四球でよく1点で済んだなと、こちらもいずれも先頭打者をしかも四球で出塁させて大炎上となってもおかしくはなく、コントロールのアバウトさが際立ってこれが続くようであればかなり苦しくなるでしょう。
澤村、益田はこの時期に投げられただけでよし、そんな吉井監督のコメントをどう受け取るべきか、益田のギアチェンジも取って付けた気がしなくもありません。

二保沈む

一方で糸満組の二保、東妻、横山は悲喜こもごもでした。
ブルペンでアピールして練習試合でも無失点だった二保が瞬きをする間に4失点は痛い、痛すぎる、土肥を我慢し続けたベンチだけにまたチャンスがあるかもしれませんがセデーニョを除けば控えクラスにあれだけ打たれるとやっぱりな、となってしまいます。
さらに暴投2つは捕手との共同作業ではあっても制御しきれずにアップアップがありありに、二桁の背番号は果てしなく遠いです。
東妻はいきなりぶつけて上田が足を引っ張ってしかし併殺で切り抜けて、横山は内野安打がありましたが無難に、しかしこちらも控えどころか二軍クラスも含めてのピッチングですから抑えて当然、抑えてもらわなければ困る、それをしっかりと抑えてよさげな結果と前向きにいきましょう。

助っ人心待ち・・・

打撃陣はこんなものと言ってしまえばそれまでですが、こんなものです。
前日と同じく山岡、山下までは仕方ないと無理矢理にでも思うとしてもマチャド以下の新助っ人、横山楓らチャレンジ組に為す術もありませんでした。
今日も1安打2四球の藤岡が4割超、出塁率も5割超と奮闘していますが愛斗はいまだにノーヒットですし全体的に湿りっぱなし、中村奨も対KBOを除けば1割に届かず安田が3割を超えているだけにいつまでこの布陣でいくのか、地味に池田も3割をキープしています。
何かもう、来日したばかりのポランコや治癒状況が見えないソトの合流を心待ちにしている自分がいて、この境地に至るにはまだ早すぎる、でもそれが現実です。

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◆2月28日(水) オリックス−千葉ロッテ1回戦(オリックス1勝、13時、SOKKEN、不明)
▽勝 山下 1試合1勝
▽敗 メルセデス 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、フェルナンデス、澤村、益田、二保、東妻、横山—佐藤、松川
オリックス 山岡、山下、マチャド、カスティーヨ、エスピノーザ、横山楓、才木—森、若月、福永

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