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2024年通信簿 45 植田将太

45 植田将太 捕手 27歳 年俸500万円

【2024年成績】 E 39試合 62打数 6得点 10安打 打率.161 0二塁打 0三塁打 0本塁打 3打点 0盗塁 11四死球 15三振

昨季に念願のプロ初出場を果たしてスタメンマスクもあってさらなる飛躍が期待された今季でしたが、分厚い壁に弾き返されました。
一軍で同期同い年の佐藤が覚醒の兆しに田村も復権の足掛かりを作り、二軍では昨季は松川が上から落ちてきて今季はそれに加えて寺地の加入で出場数がその若手二人に抜かれて柿沼と同数、富山もキラリと光るものを見せたことで一気に風前の灯火となっているのが現実です。
三番手捕手として推していましたがいかにもしんどい、昨オフの契約更改での会見では正捕手をぶち上げましたが今オフは継続は力なり支配下選手登録をされたときと同じもので初心に帰ってということか、厳しくはあれどまずは二軍の正捕手を奪い取りましょう。

振り回された

植田がどうこうより外的要因に振り回された感は否めません。
地味に大下の捕手チャレンジが痛かった、あれで一軍の捕手枠が1つ埋まって二軍が激戦となってしまいました。
政治的なものでドライチの松川はよほどでなければ使わざるをえませんし、寺地の燦めきが植田を圏外に弾き飛ばしたのもあります。
特に寺地は右を向いても左を向いても打てない捕手ばかりの中で稀有な存在となって、高卒ルーキーながら最多マスクとなったのは必然でしょう。
そういう意味で打てない植田はそれでもじわじわと打力を向上させてきたものが今季はまた1割台に逆戻り、鎌ケ谷では割と打っていたイメージがありますがそうであっても続けてマスクを被るのはまれで、そんなところでも調子を維持できなかった気の毒な面もあります。

打つしかない

そういった事情があるにせよ、チーム随一の強肩を一軍で披露するには打つしかありません。
佐藤も捕手力でなくあそこまで打ったからこそあれだけ使われたのであって、一足飛びに正捕手とはいかずも一軍に滑り込むには最低限の打力が求められます。
出たり出なかったりで難しくもあるでしょうがそんなことを言っていられる立場ではなく、寺地が抜きん出ていますがことバッティングでは松川、柿沼も似たり寄ったりで大下の捕手断念で枠が1つ空いて、そんな来季に一軍で取っ掛かりを作れないようであれば終わったも同然の覚悟で頑張ってください。

夢よ叶え

【オリオン村査定】 500万円 → 475万円 (▼5%)

薄給に酷ではあれそこは信賞必罰、微ダウンとしました。
しかし球団の査定は現状維持で、これは植田への配慮などではなくチーム全体のベースアップが理由かもしれません。
慶大卒で普通に就職していたらもっともらえているだろうなと思いつつも、夢を追って、いつかそれが叶う日がくることを願っています。

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