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先日、「おいしいコーヒーの真実」という、
フェアトレードのコーヒーを扱う人の
ドキュメンタリー映画をみた。

コーヒー豆って、
市場が大きくて投機的な資金もいっぱい入ってたりで、
けっこう買いたたかれることが多い。
そうなるとコーヒー農家は生活が厳しい。
フェアトレードの業者は市場価格よりも高く豆を買い、
農民の生活の安定化を目指す。
で、その活動に賛同してくれるところに高めの値段で仕入れてもらう。
だからフェアトレードの商品は他と比べると値段が高くなっている。
経済学的な観点から見ると、
「やっぱ安い方がいい!」って人が大多数だろうし、
需要と供給とか、価格決定のメカニズムとか、
なんだらかんだらで苦難の道だと思う。
結局は、
どれだけ活動に賛同してくれる人が増えるか、
ってとこだよね。

フェアトレードって、よく考えると
「売上の○○%は、めぐまれない人々に寄付します」
ってのと同じ気がする。
そうなると、寄付としてよりも収入として現地の人に
お金が渡った方が健全な気がする。

フェアトレードも貧困に対する万能な解決策ではないと思うが、
必要なものでフェアトレードな商品を見つけたら、
なるべく買うようにしている。

「なるべく」ってのがポイントかも。
ベストよりベター。
無理しても世界はよくならない。

関連リンク


- Wikipedia: フェアトレード
- 映画『おいしいコーヒーの真実』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
- Blog Action Day 08
http://blogactionday.org/jp
- [を] ブログアクションデイ(Blog Action Day 08)に参加登録した[2008-10-07-4]
一斉に同じテーマでブログ等をみんなが発信するイベントです。
今回は「貧困」がテーマ。

P.S.


本当は、「貧困と環境問題」と「貧困と人口問題」について
書こうとしててドラフトもだいぶ書いたんだけど、
なんか結論が暗すぎたので没にしました。