やり玉に挙げた「外国人」というキーワード
その一例として、
《外国人、性的少数者、障がい者、少数民族、未成年、生活保護受給者、ベビーカーを押す母親など、少数派への批判的視線、非寛容は、決してばらばらの事象ではありません。》
まさに玉木氏がやり玉に挙げた「外国人」というキーワードがある。他もネットでよく攻撃されている。
『国民民主は「令和の民社党」、「玉木総理」は非現実的 専門家が分析』(朝日新聞2月11日)では国民民主党の原動力を、SNSに加えて、リアルな知り合いからの「口コミの強さ」にあると専門家が分析している。
この分析に対して「最近の国民民主党には、右傾化の傾向が見受けられます」とコメントしているのは政治学者の中北浩爾氏だ。メディア調査を参考にすると、国民民主党の先の衆院選での躍進は「103万円の壁」に関する政策的な支持だけでなく「石破総裁になって中道化したことで自民党から離れた保守層が、国民民主党に向かった可能性がある」という。今後のシナリオの一つには自民党右派(高市早苗議員ら)との連携も浮上してくると予想し、「国民民主党はどこに向かうのでしょうか」と締めている。
いずれにしても玉木氏はSNSでもよく目立つようになった。「コツ」をつかんだようだ。現役世代に響く政策は大きな武器だ。どこと連携するのも自由。しかしその矛先がマイノリティにまで向けられ、煽る手法を見るとエッと思う。
ちなみに今回のコラムは誰かに依頼されたものではありません。悪口ではなく危惧です。ご了承ください。あと玉木さん、本日3月4日から「役職停止」が明けましておめでとうございます。