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東京大学のサイトにて『エレミヤ書における罪責・復讐・赦免』が紹介されました
2021.02.05
エレミヤ書における罪責・復讐・赦免
倫理と宗教、「普遍」を標榜する両者が相剋するテロリズムの時代、宗教と倫理の調和をどのような仕方で求めることができるのか。「応報」「悔い改めと赦し」について、エレミヤ書の編過程における思想的発展を中心に、古代ギリシア思想から現代哲学まで含め考究する。
*『日本の神学』58巻(2019年発行)にて、藤田潤一郎氏による書評が掲載されました。
以下のアドレスで書評をご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihonnoshingaku/58/0/58_80/_article/-char/ja
第1章 申命記史家とは誰か
第2章 応報倫理思想の展開
第3章 エレミヤ書における悔い改め
第4章 救済の条件法
第5章 災いの条件法
第6章 「新しい契約」をめぐって
第7章 「新しい契約」の哲学的解釈