TOMOセレクト がん哲学外来で処方箋を
カフェと出会った24人
第1部 がん哲学外来メディカルカフェのこと……樋野興夫
島根の小さな村から 医師の道へ
五人の先人たちから継承したもの
「天寿がん」の時代を目指す
中皮腫との関わりから人との関わりへ
対話する医療からメディカルタウンへ
「傾聴」から「対話」へ
がんと宣告されても
がん哲学から人生を考える
to doではなくto beの思想
教会をがん患者の受け皿に
死ぬという大切な仕事
第2部 がん哲学外来メディカルカフェと出会って
がんになって信仰に立ち返った私……前川知恵子
「魂の叫びのケア」に用いられて……高野圀昭
がんになって再発見 コミュニケーションの大切さ……高橋直美
受洗2日後に「がん」と告知されて……嶋田弥生
宗教が漂白された日本で生きる指針……酒井章行
患者としてではなく「私自身」として生きる……小池 善
悲しみがあるから心は豊かに……大弥佳寿子
解決はできなくても解消はできる……上杉有希
残された時間、夫婦で宴を……野田真弓
看護師として得たトリプルの力……安楽よう子
がんの優先順位を下げる……小林真弓
老いに寄り添い、がんと連れ添う……豊田敬二
良い師、良い仲間、良い言葉に恵まれて……清水津江子
がんの順位を下げて老春を謳歌……小林教男
周囲のやさしさに助けられて……角田万木
がん細胞からあふれ出た愛……沼田千賀子
医療者と患者の隙間を埋めたい……堀場優樹
言えない気持ち 聞けない気持ち……楠 章子
受け入れる冷静さと勇気を……平林かおる
看護師の目と患者としての思いと……二上祐子
私はここにいます!……秋山美奈子
自分の生き方の見直しを……穂積修司
私はどうしたいのかを問われて……長久あずさ
信仰が与えられていたことの恵み……杉本美江
あとがき