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【最新調査】Twitter/Facebookは購買意欲を刺激する ~ フォロワーの67%が購買アップ

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マーケティング調査会社の Chadwick Martin Bailey社iModetate Research Technology社 は,TwitterやFacebookによるエンゲージメントが購買行動にどのような影響を与えるかという興味深い調査結果を発表した。

ENGAGING CONSUMERS VIA SOCIAL MEDIA MAKES THEM MORE LIKELY TO BUY, RECOMMEND

調査対象は18才以上の米国成人1504人,調査期間は2010年2月8日から2月9日としている。

そして調査結果は次のグラブの通りだ。

Facebooktwitterprsmall_2

 
調査対象のソーシャルメディアは,トップ2に君臨しているFacebookとTwitterだ。

まず日本においてなじみの深いTwitterの場合,企業/ブランド・アカウントをフォロワーになると67%が購買行動にプラスに働き(多くものを買い),79%が友人への推薦行動にプラスに働く(多くのものを薦める)ことがわかった。

またFacebookでは,企業/ブランドのファンになると51%が購買行動にプラス,60%が推薦行動にプラスに働くことがわかった。

フォロー/ファンになる前,なった後についてどのように測定したか記事には正確に記述していないが,またFacebookについてはさらに深堀した調査が発表されているので紹介したい。

Emarketer_why_chart

Facebookで,企業やブランドのファンになった最大の理由は?という質問だ。

トップはディスカウントやプロモーションという金銭的メリットが25%。2位がその会社の顧客だからが21%,3位がそのブランドが好きなことを友人に見せたいという積極的な理由が18%と,これら三大要因で64%を占めている。

また,既存顧客の21%,友人にファンであることをアピールしたかったという18%,その会社に働いているという2%の合計41%は,元からブランドと強い関係性を持っている顧客と言える。逆に残りの59%はFacebookを通じて新たにファンになった顧客である可能性が高いようだ。

さらに調査では「TwitterやFacebookを活用していないブランドをどう思うか?」という質問に対しての回答例が4つほど提示してあったので紹介したい。(意訳しています。正確なニュアンスや意味は 原文 をどうぞ)

  • 企業はデジタルな顔(digital face)をもつべき。できない企業は今日の市場について来れていないのでは?(女性,50-54才)
  • FacebookやTwitterを誰もが利用しているのを知らないか,その可能性や活用法を知らないかのどっちかでは?(男性,35-39才)
  • 新しい時代,新しい顧客コニュニケーションに対応できていないってことだと思う (女性,18-24才)
  • ソーシャルメディアを活用している人たち(electronic people)と接触をしていないってことだと思う (女性,55-59才)

この年齢にして,この発言。相当すすんでるようだ。そもそも米国ではソーシャルメディアは小難しいテクノロジーではなく,単なるコミュニケーションツールとしてとらえられている。そのため高年齢層でも自然と入っていけるのだろう。

しかし今年はツイッタードラマがあり,参議院選挙も控えている。筆者はツイッターなどのソーシャルメディアが,一年後には現在の米国なみに普及する可能性もあると考えている。
 
 
なお,Facebookの効果測定に関しては,下記の具体的事例でも詳細に報告されているので,ぜひ参考にしてほしい。

Facebook企業活用における貴重な効果測定事例 - ファン醸成が店舗売上に直結した! (2/20)   



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