変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.
暖かさに誘われ、遠征計画を立て、鯉の動き出す時期を指折り数える感じで、先発グループの釣果を気にしながら、その準備をして、今回は三方へ。向こうに見える山にはまだ残雪があるところが、3月下旬の季節感はありますが、急に温かさも増して鯉の動き出しを狙う釣行になります。すでに先発隊が爆釣との情報もあり、この時期だし、私が行くときには、まったく違う展開も予期される中、のんびり春の季節感を味わいながら200㎞のドライブを楽しみながら、到着したのは昼前でした。入ろうとしていたポイントにはすでに先客もいて無理かなと思いながら、ポイントを歩きながら目で確かめることにします。いかにも春のポイントで、期待に胸を膨らませていると、対岸から知り合いのアングラーが声をかけてくださり、一緒に竿を出すことになりました。今シーズンから私のロ...春本番へ
寒かった、冬が続き、3月になってもなかなか気温が上がらない中、3月も下旬になり、ここに至って急激に気温も上がり、地元の河川でも産卵に向けて支流への遡上が始まり、いよいよ春の釣り期に突入という状況です。朝から午前中にかけて、気温と水温の上昇と連動して、鯉が遡上を始めます。そして夕方になって、気温が下がり始めるとまた支流を下るという行動を繰り返しながら産卵を開始するというのが、地元河川での観察結果の鯉の行動様式です。私の地元の櫛田川などでは、この時期の釣行パターンでは、午前中に遡上するコースに餌を置くことで、その鯉を待ちます。しかし、多くの鯉はなかなか餌を喰うことなしに、遡上していきますが、一部の鯉が餌を喰うという状況ですので、実際はなかなか喰わせることもできないのが現実です。もう一つは、遡上した鯉があるポイ...2025年春の釣り期へ
最近は値上げラッシュで,送料も値上げされ,鯉釣りに関しても,消耗品である餌の値上げは一番つらく感じます.カープフィシング(鯉釣り)に関して,各人のかかる費用に関して,餌にかかる費用を鯉釣りエンゲル係数と定義すると,最近は鯉釣りエンゲル係数の比率が大きくなってきていると思います.先日,ボイリーについて,全く鯉釣りも釣りもしたことがない人と話して,ボイリーの作り方等を話しながら,実際に実物を見せて,臭いを確認してもらって,いい匂いにビックリされていました.更に,ポップアップや,一袋1㎏の値段を話したら,人が食べるお菓子より高いとびっくりされ,ポップアップに関しては,チョコレートより高いとさらにビックリされていました.確かにそうですが.さて,ボイリーを使ったカープフィシングに関して,まずフィーディングをとボイリ...ボイリー考(2)
2月も下旬になり,寒暖が繰り返しながらも春が近づいてきている感じが,日差しからも確実に感じられるこの頃ですが,そんな季節感を感じられるフィールドで竿を出すことは,この釣りの基本的な要素でもあります.地元の櫛田川等でこの時期に竿を出すのも,鯉釣りを始めてから変わらない私のやり方で,寒鯉釣りの原点に近いと思います.フィールドによってこの時期にはどういうポイントで狙うかは特に川の場合は顕著でもあり,この櫛田川では最近は魚影もあまり濃くはなく,その中で大型を狙うという視点からも,前回と同じポイントで,今シーズン初めて竿を出すポイントです.JRの鉄橋の橋脚付近の深場ですが,一見何もない感じですが,減水時に見ると古い乱杭などがあり,そこに竹や木々がたくさん掛かりを形成していて,そこが一つの鯉の着き場になっているのです...2025櫛田川寒鯉3
イギリスと日本の鯉釣りに関して、前回ではフィールドの違いに視点を当てて、そこから派生してくる微妙な違いとある種の課題を考えてみました。今回は本場のイギリス人のカープアングラーやそのショップの人と話す中で、いろいろ気が付いた点を紹介します。特に、餌とターミナルタックルに関して。先ず餌に関しては、輸送費の高騰や物価高に起因して、値段が高くなってきていることは、消耗品でもあるので、ユーザーとしても特に頭の痛いところです。必然的に日本の餌を使うことが多くなるのですが、日本の餌には餌の名前がついているものの、成分表示もなく、何が使われているのか不明確なのが、私としては、一番気にかかります。イギリスの餌のメーカーでは、INGREDIENTS(成分表示)があります。これはMAINLINEBAITSのCELLの表示ですが...ユーロスタイル徒然(2)
長く鯉釣りをしていていると,タックルもたくさんたまって来て,その整理やらに頭を悩ますことも少なくありません.限られたペースでの保管にも限界があります.しかもきれいに整理整頓ができない性分の私なので,必然的に部屋の中は散らかってきます.部屋と言っても書斎なので,そこは本,机,パソコンが主体で,これもスペース的にに限界が来ています.と言いつつ,きれいに整理されている方の,陳列されている写真等を見るにつけて,うらやましく感じるものです.部屋の入り口付近に竿が並んでいます.左のロッドホルダーにカープロッドとNFTのダイヤフラッシュ振出石鯛,右に立てかけてあるのが,ゼニスの別誂鳴瀬石鯛5002本と幻龍野鯉竿3.6m3本継3本(赤い竿袋).これ以上本も保管できない状況です.今回はロッドに関して.ユールスタイルに変えて...carprod2025
ユーロスタイルを始めて、15年ほどになりますが、日本のフィールドで、このスタイルで長年やってきて、ふと疑問やら腑に落ちないことがいくつかあることに気が付いてきました。最近、気になっていることを少し書いてみたいと思います。1.竿数について私の周りのアングラーを見ても、竿数は2本が標準的です。日本にユーロスタイルが入ってきたころは、日本でも3本がほとんどでした。それでバイトアラームも送信機が3個で、3色という具合に。イギリスの管理釣り場と違って、日本の場合は自然のフィールドが多いので、1か所から3本竿を出すより、2本ともう一か所に捨て竿1本という感じでしょうか。したがって、イギリスの場合、3本竿を出しても同じロッドポッドのセットするため、ライトが同じ色の送信機でも構わなく、日本の場合は違う色であることが必要に...ユーロスタイル徒然
連休中の日曜日には,遠来の釣友のTさんが来られ,私の地元の櫛田川にて,寒さは感じつつも日中の日差しも感じられる時間を一緒に竿を出し,積もる鯉釣り談議から仕事の話まで,ゆっくり話すことができましたが,アタリはなく,この時期としては仕方ないものの,翌日にもう一度リベンジを期して再チャレンジしました.やはりこの時期ですから魚の動きは鈍く,フィーディングしてもすぐにアタリが来るとは思えないし,かといってたくさん撒いても効果はないので,少量のフィーディングで時間をかけてという感じで翌日に同じポイントに入りました.古い鉄橋の橋げた付近の深場を狙ってみました.橋げたの10mほど下流には昔の橋げたの乱杭が沈んでいて冬場の越冬場所になっているので,その鯉を狙って,橋げたの間のスペースに狙いを絞って.JRの列車が通るたびに大...2025櫛田川寒鯉2
明けまして,おめでとうございます.新年のご挨拶も遅れてしまった感のある時期に書いておりますが,今年の冬は,豪雪に見舞われているところもあり,温暖な三重県の松阪でも,雪が降ることはないものの,例年に比べて寒さを感じることが多く,鯉釣りに関しても,例年なら透明度の高いポイントでは鯉の泳ぐ光景を目視できたのが,今年は全く見られません.そんなことも重なって,竿を出す機会もなく,年末年始を過ごして今日に至っています.とは言え,長年の習慣になっている寒鯉釣りの季節でもあり,まずは地元からと,家の前を流れている1級河川の櫛田川での釣行を行いました.ポイントは,車で,10分ほど走った下流域になります.ここは,川幅が150m以上あり,JRの鉄橋があり,その下流(写真では左手)200mほどは堰があり,最深部は4m程で,流入河...2025年櫛田川寒鯉
こうして今年を振り返ると、その季節では感じえなかったことが、今振り返ると新たに見えてくることもあり、新たな発見もあることを実感します。1年を振り返りながら感じることは、やはり、四季の季節感が大きく変化してきたことです。とくに、各月のイメージや季節感が昔とは明らかに異なってきていることです。特に、私のように年中同じように竿を出して、季節を感じながらの釣行を楽しむアングラーにとっては。その結果、私の場合は、季節に応じて釣りのフィールドを変えていくというスタイルになりつつあると言えます。また、仕事をリタイヤして、釣りに行ける時間が増え、それにつれて釣り方も変化してきて、大型が釣れるようになり、平均サイズも大きくなってきました。この釣りは数よりも大型指向が強い釣りなので、そこは自分もこだわりたいところです。さて、...今年を振り返り4(秋から冬)
春の季節感を感じる期間が少なくなり、冬から夏になる感じの昨今で、6月から9月までは夏の感じになってきて、鯉釣りに関しても夏の釣りをどう考えるかが大きな課題になりつつあり、それと対照的に、冬の釣りも長くなりつつあり、四季の釣りという季節感が少なくなりつつある。5月から夏日や真夏日が記録され、急激な気温上昇などの影響もあり、魚の喰いはその間一時的に止まり、釣果に影響が出るというのが今年の傾向でもあり、それを見越しての対応も必要で、具体的には、フィールドの選択も考える必要があります。要は従来の季節感からのデータもあまり役に立たない傾向にある。昨年は6月にメーターオーバーも上がった水月湖が今年は90台にとどまり、それを最後に今年の水月湖の釣行も断念することになり、釣果的には厳しい結果になり、来年への課題を残した結...今年を振り返り3(夏の釣り)
4月に入り、一気に釣果も上向くかと期待したものの、気温の変化が激しく、なかなか昨年のように釣果が上向く気配がないのが、今年の春の水月湖でした。私の知り合いのアングラーもなかなか結果を出せない日々が続きました。4月の釣果は水月湖で91cm、101㎝、91cmと大型の気配を感じさせてくれましたが、一時的なものでした。この時期、地元の野池も初めて竿を出して、釣果を出せたことで、春の釣り期の目安を得たことは大きかったと感じています。80台でしたが、来年が楽しみです。4月の下旬には、東北でのCRCの大会に参加したことが印象的でした。愛知県の豊田の懇意にしていただいているアングラーにお世話になり、3泊4日の遠征になりました。初めてのフェリーを使っての遠征で、帰りは陸路を使いそれぞれを楽しめた遠征になりました。2日間に...今年を振り返り2(春の鯉釣り)
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