珠森ベティ『花秘める君のメテオール』本日配信開始!ボイスコミックCV大塚剛央さん・本渡楓さんからコメントも到着!作品の魅力を徹底解説!【ネタバレあり】
本日から、ブックライブにて独占先行配信スタート!
妹の身代わりに生贄に志願した少女と、孤独な吸血鬼が織りなす愛と呪いの物語『花秘める君のメテオール』の魅力を解説します。大塚剛央さんと本渡楓さん出演のボイスコミック情報も!大塚剛央さんはアニメ「【推しの子】」アクア役で、本渡楓さんはアニメ「Dr.STONE」キリサメ役でもお馴染みで、こちらも見逃せません!
目次
【1】『花秘める君のメテオール』とは
『花秘める君のメテオール』は、本日2023年12月22日からブックライブで独占先行配信がスタートした電子コミック。作者は年上アラサーOLとわんこ系男子の恋模様を繊細な筆致で描いた『ねぇ一色くん、私のこと好きでしょう?』の珠森ベティ先生です。毎月第2・4金曜日の隔週配信で、本日初回は第1~3巻同時配信、第4巻は2024年1月12日配信予定です。
本日、連載開始と同時に、声優の大塚剛央さん・本渡楓さんが演じるボイスコミックも公開されています。
【2】『花秘める君のメテオール』あらすじ
物語の舞台は、平和で豊かな大地を擁し、光の王国と呼ばれるヴァレンティン王国。
主人公のステラは、とある地方の領主家に養子として迎えられ、心優しい家族とともに、幸せな日々を過ごしていました。
(第1巻より)
しかし、そんな日常は突如として終わりを告げます。
王国には、ある言い伝えがありました。
“何百年も前から国のどこかに幽閉されているという、人ならざる醜き不老不死の魔の生き物“
“その怪物の心身を鎮めるため 百年に一度、生娘数人を「生贄」に捧げる”
誰もが迷信と思っていたこの「呪われた怪物」の言い伝えは、なんと真実であり、あまつさえこの生贄に、ステラの妹・リリネットが選ばれてしまったのです。
絶望に泣き崩れるリリネット、動揺する両親。
それを目の当たりにしたステラは、リリネットの身代わりとして生贄になることを決意します。
(第1巻より)
恐怖や不安を隠し、気丈に明るく振る舞いながら、ステラは「呪われた怪物」が幽閉されているという屋敷にやってきました。
不思議な色の蝶に誘われ迷い込んだ先には、ほのかな月光に照らされる男が一人。
(第1巻より)
男は月を背に、美しくも怪しい眼差しをステラに向けます。
(第1巻より)
彼こそが、「呪われた怪物」と呼ばれる吸血鬼・ラビでした。
(第1巻より)
この夜、思いがけず交錯した運命は、二人をどこへ導くのでしょうか――。
【3】『花秘める君のメテオール』登場人物
●ステラ・クインウィッチ
クインウィッチ子爵家の長女で17歳。快活で優しい性格です。
幼い頃、実の両親を事故で亡くし、同じ爵位を持つクインウィッチ家に養子として迎えられました。妹のリリネットの代わりに、「呪われた怪物」の生贄になることを決意します。
(第1巻より)
●ラビ・ヴァン=ヴァレンティン
ヴァレンティン王城裏の屋敷に幽閉されている、美しいがどこか寂しげな吸血鬼です。白銀の髪に、琥珀と紅のオッドアイ。
百年に一度、生贄として捧げられる若い娘の血を吸血しながら、何百年も生き続けている吸血鬼です。
(第2巻より)
【4】吸血鬼として生きるラビの孤独
ぞっとするほどの美貌をたたえながら、どこか寂しげな雰囲気をまとった吸血鬼・ラビ。
彼こそが、王国の言い伝えにある「呪われた怪物」の正体です。
ラビの実在を知る人々は、彼に対し恐怖や侮蔑の眼差しを向け続けてきました。
忌まわしい化け物として。
血の生贄を欲する闇の者として。
(第2巻より)
ラビは吸血鬼ゆえに数百年を生きています。途方もなく永い歳月をひとり孤独に、人々の呪詛をその一身に受け続けながら。
ラビはステラにこう言います。
「すぐ人間は心や愛などと口にするが、あってないような空虚なものだろ」
「じつに綺麗な絵空事、反吐が出る」
(第2巻より)
ラビが人間に対しこのような冷酷な視線を向けるのは、彼の境遇と無関係ではないのでしょう。
ステラは、蝶の舞う後を追い、茨の部屋に迷い込んだ先でラビに出会いますが、その部屋に立ち入る前に聞こえてきた、うめきのような声。
「ゴコハ、クルシ」
「ヒトリデ」
「ヒトリハ、ヤダ」
(第1巻より)
この声が誰のものかはまだ判然としませんが、ラビのそれなのだとすれば。
人間の心や愛を嫌悪し、他者を寄せ付けないでいながら、実は彼自身も、耐え難い悠久の孤独を呪い、あえいでいるのかもしれません。
【5】ボイスコミック公開中!貴重な下絵を使ったショート動画も!
『花秘める君のメテオール』の配信開始にあわせ、ブックライブ公式YouTubeにて、本作のボイスコミックが公開中!
ラビ役に大塚剛央さん、ステラ役に本渡楓さんと、豪華キャストが作品を彩ります。
動画の公開を記念し、大塚さん、本渡さんからコメントをいただきました!
〇ラビ・ヴァン=ヴァレンティン役:大塚剛央さん
「今回収録した部分ではタイトルにもある『花』が要所要所で描かれていますが、これがどういう意味を持ってくるのか、まだ謎に包まれている部分や、美しく仄暗い雰囲気が印象的でした。ラビは鬱屈とした空気を纏っていますが、それがこの先ステラと関わっていく中で、二人の関係含めどうなっていくのか、物語の展開が非常に楽しみです!」
<大塚剛央さん 主な出演作品>
「【推しの子】」(アクア)、「薬屋のひとりごと」(壬氏)、「風が強く吹いている」(蔵原走)ほか
〇ステラ・クインウィッチ役:本渡楓さん
「前向きでひたむきな少女、ステラの声を担当致します、本渡楓です。今作に最初に出会った時、なんて美しく強い作品なんだろうと感じました。絵や色づかい、ステラとラビの表情が綺麗すぎて声をあてるのに緊張してしまいました。ステラは人を思いやれる優しさと心に秘めた芯がある、魅力的な子です。 是非、ボイスコミックでもお楽しみください!」
<本渡楓さん 主な出演作品>
「Dr.STONE」(キリサメ)、「ゾンビランドサガ」(源さくら)、「パリピ孔明」(月見英子)ほか
また、ぶくまるXアカウント(@bukumaru_2)では、
貴重な原稿完成前の下絵を、大塚さん、本渡さんのボイスと共に楽しめるショート動画も公開中!⇒ こちら
その他、大塚さん、本渡さん、原作者の珠森ベティ先生の寄せ書きサイン色紙が当たるキャンペーンも実施です。⇒ こちら (2024/1/5まで)
【6】配信情報・キャンペーン情報
☆配信情報
・タイトル:『花秘める君のメテオール』
・価格:第1巻198円(180円+税)、第2,3巻165円(150円+税)
⇒ ブックライブで読む
☆2024/1/25まで、1巻目を無料で楽しめるキャンペーンを実施中!
⇒ 詳しくはこちら
【7】前作『ねぇ一色くん、私のこと好きでしょう?』
珠森ベティ先生の前作でありデビュー作『ねぇ一色くん、私のこと好きでしょう?』も、ブックライブで好評配信中!今なら特装版の第1巻が無料で楽しめます。(2024/1/25まで)
⇒ 詳しくはこちら
⇒ ぶくまるの作品紹介記事はこちら
また、紙単行本版第3巻は、グッズ付き特装版も発売中です!
【セット内容】
・『ねぇ一色くん、私のこと好きでしょう?』 第3巻(紙単行本)
・タキシード姿の一色蓮 アクリルスタンド(描き下ろしイラスト)
<グッズ付き特装版購入者限定特典>
・描き下ろしSSカード(見開き・中面2Pに和花と一色のオリジナルショートストーリーマンガを掲載)
・販売価格:¥ 2,970(税込)
⇒ 詳しくはこちら
★連動企画として、第3巻の電子版である特装版には神崎部長の描き下ろしショートストーリー付き!
⇒ 詳しくはこちら
【8】最後に
『花秘める君のメテオール』解説、いかがだったでしょうか。生贄のステラ、吸血鬼のラビ。二人を待ち受ける運命から目が離せないこと間違いなしです。
マンガとボイスコミック両方チェックすれば、今後の物語も、大塚さんと本渡さんボイスで脳内再生しながら楽しめるかも!