有名な漫画賞の歴代受賞作を総チェック!次に読むべき漫画はこれだ!2019
漫画好きにとって、次に読むべき漫画を探すにあたり、有名な「漫画賞」の受賞作一覧を参考にしてみる!という探し方は多いかと思います。
しかし、漫画カルチャーが広く浸透してきた昨今、漫画賞の数も増えてきており、どの情報をチェックすれば良いのか分からない…と迷ってしまった経験はありませんか?
そこでぶくまるでは、日本の主要な漫画賞を一覧で紹介し、その歴代受賞作をまとめてみました!
受賞作の中には、複数年にかけて受賞しているものや、複数賞を同時に受賞している秀作も数多くありますよ。
また、漫画賞によって選考方法に特徴があったり、ノミネートされる作品にも色があったり…
その違いを感じながら、自分の感性と合う漫画賞を見つけてみるのも楽しいかも知れません!
紹介する漫画賞一覧
今回は以下の8つの漫画賞を特集します!
上記の漫画賞それぞれの運営元や特徴、そして歴代の受賞作をまとめています。
これを読めば、次に読むべき漫画を発掘できること間違いなし!
それでは早速紹介していきます!
マンガ大賞
面白いと思った漫画を薦めたい!という気持ちから、漫画好きの有志たちが集まり、2008年に設立された「マンガ大賞」。その年の大賞は、前年の1月1日〜12月31日に出版された単行本で、最大巻数が8巻までの作品(電子書籍も含む)から選ばれます。多くの漫画好きの方々によって支えられた、注目度の高い賞です!
2008年
1位:『岳』石塚真一
https://booklive.jp/product/index/title_id/185721/vol_no/001
2位:『よつばと!』あずまきよひこ
(BookLive!での取り扱いなし)
3位:『海街diary 1 蝉時雨のやむ頃』吉田秋生
https://booklive.jp/product/index/title_id/200564/vol_no/001
2009年
1位:『ちはやふる』末次由紀
https://booklive.jp/product/index/title_id/40520/vol_no/001
2位:『宇宙兄弟』小山宙哉
https://booklive.jp/product/index/title_id/23840/vol_no/001
3位:『3月のライオン』羽海野チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/233410/vol_no/001
2010年
1位:『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ
https://booklive.jp/product/index/title_id/11110/vol_no/001
2位:『宇宙兄弟』小山宙哉
https://booklive.jp/product/index/title_id/23840/vol_no/001
3位:『バクマン。』大場つぐみ・小畑健
https://booklive.jp/product/index/title_id/187103/vol_no/001
2011年
1位:『3月のライオン』羽海野チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/233410/vol_no/001
2位:『乙嫁語り』森薫
https://booklive.jp/product/index/title_id/141282/vol_no/001
3位:『アイアムアヒーロー』花沢健吾
https://booklive.jp/product/index/title_id/185665/vol_no/001
2012年
1位:『銀の匙 Silver Spoon』 荒川弘
https://booklive.jp/product/index/title_id/201013/vol_no/001
2位:『大東京トイボックス』うめ
https://booklive.jp/product/index/title_id/151085/vol_no/001
3位:『信長協奏曲』石井あゆみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/183297/vol_no/001
2013年
1位:『海街diary』吉田秋生
https://booklive.jp/product/index/title_id/200564/vol_no/001
2位:『乙嫁語り』森薫
https://booklive.jp/product/index/title_id/141282/vol_no/001
3位:『ボールルームへようこそ』竹内友
https://booklive.jp/product/index/title_id/193047/vol_no/001
2014年
1位:『乙嫁語り』森薫
https://booklive.jp/product/index/title_id/141282/vol_no/001
2位:『僕だけがいない街』三部けい
https://booklive.jp/product/index/title_id/207937/vol_no/001
3位:『さよならタマちゃん』武田一義
https://booklive.jp/product/index/title_id/242353/vol_no/001
2015年
1位:『かくかくしかじか』東村アキコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/257946/vol_no/001
2位:『子供はわかってあげない』田島列島
https://booklive.jp/product/index/title_id/281468/vol_no/001
3位:『聲の形』大今良時
https://booklive.jp/product/index/title_id/240792/vol_no/001
2016年
1位:『ゴールデンカムイ』野田サトル
https://booklive.jp/product/index/title_id/301031/vol_no/001
ネタバレあり!『ゴールデンカムイ』最新刊まで年表でおさらい【時系列まとめ・聖地巡礼】
2位:『ダンジョン飯』九井諒子
https://booklive.jp/product/index/title_id/297545/vol_no/001
ファンタジーなのに飯テロな『ダンジョン飯』を徹底解説!【ネタバレ注意!】
3位:『BLUE GIANT』石塚真一
https://booklive.jp/product/index/title_id/232536/vol_no/001
【作中の名曲も完全解説!】 孤高のジャズ群像漫画『BLUE GIANT』で踏み入れる“魅惑のジャズ・ワールド”
2017年
1位:『響~小説家になる方法~』柳本光晴
https://booklive.jp/product/index/title_id/309658/vol_no/001
2位:『金の国 水の国』岩本ナオ
https://booklive.jp/product/index/title_id/384740/vol_no/001
3位:『ダンジョン飯』九井諒子
https://booklive.jp/product/index/title_id/297545/vol_no/001
ファンタジーなのに飯テロな『ダンジョン飯』を徹底解説!【ネタバレ注意!】
2018年
1位:『BEASTARS』板垣巴留
https://booklive.jp/product/index/title_id/415571/vol_no/001
2位:『我らコンタクティ』森田るい
https://booklive.jp/product/index/title_id/60007790/vol_no/001
3位:『凪のお暇』コナリミサト
https://booklive.jp/product/index/title_id/445381/vol_no/001
2019年
1位:『彼方のアストラ』篠原健太
https://booklive.jp/product/index/title_id/384048/vol_no/001
【祝!マンガ大賞2019!】漫画『彼方のアストラ』(篠原健太)の魅力を徹底解説!
2位:『ミステリと言う勿れ』田村由美
https://booklive.jp/product/index/title_id/484330/vol_no/001
3位:『ブルーピリオド』山口つばさ
https://booklive.jp/product/index/title_id/60008070/vol_no/001
『ブルーピリオド』徹底解説!美大を目指す高校生のリアルな青春ストーリー(ネタバレあり)
ここがポイント!
2019年の対象は、同賞初となるWEB漫画発祥の作品です。すでに5巻で完結しており、壮大な世界観と張り巡らされた伏線で、まるで一本の映画を観たかのような満足感をもたらす作品となっています。他にも特に複数の年度にまたがって受賞している作品は、長年多くの支持を獲得する展開力と話題性がありますよね!ぜひチェックしてみてください!
次にくるマンガ大賞
ダ・ヴィンチとniconicoが共同で2014年に創設したのが「次にくるマンガ大賞」です。ユーザーのエントリーによってノミネート作品が選定され、さらにユーザーの投票によって順位が決まる、まさに「ユーザー参加型」の漫画賞。「コミック部門」(同年の春頃時点でシリーズ既刊が5巻以内の作品)と「Webマンガ部門」(同年の春頃時点でWebをメイン媒体として連載しているオリジナル作品)に別れて選定され、それぞれに賞が与えられます。いずれも今後話題になる!という作品が選ばれるため、その年にトレンドを先取りしたい方は要チェックの賞ですよ!
2015年 コミックス部門
1位:『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
https://booklive.jp/product/index/title_id/288443/vol_no/001
2位:『魔法使いの嫁』ヤマザキコレ
https://booklive.jp/product/index/title_id/261430/vol_no/001
3位:『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』仲間りょう
https://booklive.jp/product/index/title_id/259484/vol_no/001
2015年 Webマンガ部門
1位:『ヲタクに恋は難しい』ふじた
https://booklive.jp/product/index/title_id/313198/vol_no/001
2位:『ウッドブック』鴻池剛
(BookLive!での取り扱いなし)
3位:『恋と嘘』ムサヲ
https://booklive.jp/product/index/title_id/60000169/vol_no/001
2016年 コミックス部門
1位:『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』横田卓馬
https://booklive.jp/product/index/title_id/344903/vol_no/001
2位:『亜人ちゃんは語りたい』ぺトス
https://booklive.jp/product/index/title_id/60000492/vol_no/001
3位:『賭ケグルイ』河本ほむら・尚村透
https://booklive.jp/product/index/title_id/285518/vol_no/001
2016年 Webマンガ部門
1位:『トモちゃんは女の子!』柳田史太
https://booklive.jp/product/index/title_id/60007321/vol_no/001
2位:『腐女子のつづ井さん』つづ井
https://booklive.jp/product/index/title_id/358361/vol_no/001
3位:『朝まで!!任天ちゃん!! 』ゆきなだれきよたか
(BookLive!での取り扱いなし)
2017年 コミックス部門
1位:『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』赤坂アカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/369843/vol_no/001
『かぐや様は告らせたい』読み進めるほど面白い天才たちのラブコメ
2位:『約束のネバーランド』白井カイウ・出水ぽすか
https://booklive.jp/product/index/title_id/416028/vol_no/001
【ネタバレ注意】『約束のネバーランド』伏線・相関図を徹底考察!
3位:『私の少年』高野ひと深
https://booklive.jp/product/index/title_id/60009516/vol_no/001
2017年 Webマンガ部門
1位:『うらみちお兄さん』久世岳
https://booklive.jp/product/index/title_id/468662/vol_no/001
2位:『妄想テレパシー』NOBEL
https://booklive.jp/product/index/title_id/60007786/vol_no/001
3位:『青のフラッグ』KAITO
https://booklive.jp/product/index/title_id/427575/vol_no/001
『青のフラッグ』とは? 恋と友情に揺れる新感覚の三角関係青春ドラマ【ネタバレ注意】
2018年 コミックス部門
1位:『来世は他人がいい』小西明日翔
https://booklive.jp/product/index/title_id/60007787/vol_no/001
『来世は他人がいい』バイオレンス極道ラブコメの魅力を徹底解説!【ネタバレ注意】
2位:『Dr.STONE』稲垣理一郎・Boichi
https://booklive.jp/product/index/title_id/442758/vol_no/001
3位:『錦田警部はどろぼうがお好き』かんばまゆこ
https://booklive.jp/product/index/title_id/615923/vol_no/001
2018年 Webマンガ部門
1位:『先輩がうざい後輩の話』しろまんた
https://booklive.jp/product/index/title_id/507978/vol_no/001
2位:『おじさまと猫』桜井海
https://booklive.jp/product/index/title_id/491605/vol_no/001
3位:『極主夫道』おおのこうすけ
https://booklive.jp/product/index/title_id/540285/vol_no/001
ここがポイント!
他の賞との違いは、一度TOP3に入った作品は殿堂入りとなり、翌年以降の選考対象に入らないことです。そのため、歴代作品全て違う作品がランクインしており、遡って読むべき作品を発掘するのも楽しいですよね。そして初代1位の作品『僕のヒーローアカデミア』『ヲタクに恋は難しい』共に、その後メディア化(アニメ化/舞台化/映画化)が発表されるなど、確かに「次にきてる」作品が選ばれている信頼感も大きいです!
全国書店員が選んだおすすめコミック
「全国書店員が選んだおすすめコミック」は、出版の取次最大手として知られる日本出版販売株式会社が運営する漫画賞で、2006年から実施されています。前年末時点で単行本の発刊が5巻までの作品の中から、全国の書店員の方々が推薦する漫画をノミネートし発表。2010年度からランキング形式になり、2018年度には「一般部門」に加えて「Web部門」が出来ました。最新の2019年度には「Web部門」に代わり「ラノベ文芸コミック部門」が新設されるなど、変化する出版業界に柔軟に対応しています。
2006年
『働きマン』安野モヨコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/27480/vol_no/001
『チーズスイートホーム』こなみかなた
https://booklive.jp/product/index/title_id/20730/vol_no/001
『もやしもん』石川雅之
https://booklive.jp/product/index/title_id/60006050/vol_no/001
2007年
『ヴィンランド・サガ』幸村誠
https://booklive.jp/product/index/title_id/139903/vol_no/001
『ヴィンランド・サガ』アニメも大好評!ヴァイキングの世界を描き、本物の戦士とは何かを問う超大作を徹底解説!【ネタバレ注意!】
『さらい屋五葉』オノ・ナツメ
https://booklive.jp/product/index/title_id/183085/vol_no/001
『デトロイト・メタル・シティ』若杉公徳
https://booklive.jp/product/index/title_id/182264/vol_no/001
『少女ファイト』日本橋ヨヲコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/42510/vol_no/001
『LA QUINTA CAMERA』オノ・ナツメ
https://booklive.jp/product/index/title_id/488502/vol_no/001
2008年
『GIANT KILLING』ツジトモ・綱本将也
https://booklive.jp/product/index/title_id/16150/vol_no/001
『黒執事』枢やな
(BookLive!での取り扱いなし)
『オトメン』菅野文
https://booklive.jp/product/index/title_id/208972/vol_no/001
『お茶にごす。』西森博之
https://booklive.jp/product/index/title_id/263959/vol_no/001
2009年
『聖☆おにいさん』中村光
https://booklive.jp/product/index/title_id/42530/vol_no/001
『ちはやふる』末次由紀
https://booklive.jp/product/index/title_id/40520/vol_no/001
『ストロボ・エッジ』咲坂伊緒
https://booklive.jp/product/index/title_id/204942/vol_no/001
『3月のライオン』羽海野チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/233410/vol_no/001
『Doubt』外海良基
https://booklive.jp/product/index/title_id/179283/vol_no/001
2010年
1位:『flat』青桐ナツ
https://booklive.jp/product/index/title_id/130205/vol_no/001
2位:『乙嫁語り』森薫
https://booklive.jp/product/index/title_id/141282/vol_no/001
3位:『放課後のカリスマ』スエカネクミコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/198305/vol_no/001
2011年
1位:『進撃の巨人』諫山創
https://booklive.jp/product/index/title_id/40660/vol_no/001
2位:『3月のライオン』羽海野チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/233410/vol_no/001
3位:『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ
https://booklive.jp/product/index/title_id/11110/vol_no/001
2012年
1位:『鬼灯の冷徹』江口夏実
https://booklive.jp/product/index/title_id/139915/vol_no/001
2位:『銀の匙 Silver Spoon』荒川弘
https://booklive.jp/product/index/title_id/201013/vol_no/001
3位:『アオハライド』咲坂伊緒
https://booklive.jp/product/index/title_id/193481/vol_no/001
2013年
1位:『暗殺教室』松井優征
https://booklive.jp/product/index/title_id/197745/vol_no/001
2位:『テラフォーマーズ』貴家悠・橘賢一
https://booklive.jp/product/index/title_id/206769/vol_no/001
3位:『月刊少女野崎くん』椿いづみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/195926/vol_no/001
2014年
1位:『坂本ですが?』佐野菜見
https://booklive.jp/product/index/title_id/218478/vol_no/001
2位:『亜人』桜井画門
https://booklive.jp/product/index/title_id/201702/vol_no/001
3位:『食戟のソーマ』附田祐斗・佐伯俊
https://booklive.jp/product/index/title_id/212437/vol_no/001
2015年
1位:『魔法使いの嫁』ヤマザキコレ
https://booklive.jp/product/index/title_id/261430/vol_no/001
2位:『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
https://booklive.jp/product/index/title_id/288443/vol_no/001
3位:『ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜』ハシモト・松駒
https://booklive.jp/product/index/title_id/258290/vol_no/001
2016年
1位:『ダンジョン飯』九井諒子
https://booklive.jp/product/index/title_id/297545/vol_no/001
ファンタジーなのに飯テロな『ダンジョン飯』を徹底解説!【ネタバレ注意!】
2位:『はたらく細胞』清水茜
https://booklive.jp/product/index/title_id/60001795/vol_no/001
3位:『ブラッククローバー』田畠裕基
https://booklive.jp/product/index/title_id/320908/vol_no/001
2017年
1位:『からかい上手の高木さん』山本崇一朗
https://booklive.jp/product/index/title_id/274635/vol_no/001
『からかい上手の高木さん』の魅力を徹底レビュー!ほっこりからかいバトルに悶絶!
2位:『深夜のダメ恋図鑑』尾崎衣良
https://booklive.jp/product/index/title_id/314680/vol_no/001
3位:『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』みなつき・二ツ家あす
https://booklive.jp/product/index/title_id/50003496/vol_no/001
2018年
1位:『とんがり帽子のアトリエ』白浜鴎
https://booklive.jp/product/index/title_id/60005661/vol_no/001
2位:『憂国のモリアーティ』コナン・ドイル・竹内良輔・三好輝
https://booklive.jp/product/index/title_id/410249/vol_no/001
3位:『怪物事変』藍本松
https://booklive.jp/product/index/title_id/424858/vol_no/001
2019年
1位:『呪術廻戦』芥見下々
https://booklive.jp/product/index/title_id/522861/vol_no/001
2位:『極主夫道』おおのこうすけ
https://booklive.jp/product/index/title_id/540285/vol_no/001
ここがポイント!
毎年バラエティに富んだラインナップがランクインする同賞。実際の書店員の方々の推薦文が読書欲をそそります。目の肥えたプロたちが選んでいるというだけあり、オススメの着眼点も面白いものばかりです!マンガ大賞と被っている作品もあれば、全く違う毛色のものもあります。
手塚治虫文化賞
「手塚治虫文化賞」は、日本の漫画文化の礎を築いた手塚治虫氏の功績を記念した漫画賞であり、朝日新聞社が主催しています。1997年から始まり、「大賞」のほか「新生賞」「短編賞」「特別賞」の計4賞が選出されることが特徴です。選考対象は日本国内で刊行・発表された漫画。近年では「短編賞」に初めてお笑い芸人の作品(『大家さんと僕』矢部太郎氏)が選ばれたことで話題となりました。
1997年
『ドラえもん』藤子・F・不二雄
https://booklive.jp/product/index/title_id/324059/vol_no/001
1998年
『「坊っちゃん」の時代』谷口ジロー・関川夏央
https://booklive.jp/product/index/title_id/360287/vol_no/001
1999年
『MONSTER』浦沢直樹
(BookLive!での取り扱いなし)
2000年
『西遊妖猿伝』諸星大二郎
https://booklive.jp/product/index/title_id/229210/vol_no/001
2001年
『陰陽師』岡野玲子・夢枕獏
https://booklive.jp/product/index/title_id/282658/vol_no/001
2002年
『バガボンド』井上雄彦
(BookLive!での取り扱いなし)
2003年
『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』高野文子
(BookLive!での取り扱いなし)
2004年
『ヘルタースケルター』岡崎京子
https://booklive.jp/product/index/title_id/147712/vol_no/001
2005年
『PLUTO(プルートウ)』浦沢直樹、原作/手塚治虫
(BookLive!での取り扱いなし)
2006年
『失踪日記』吾妻ひでお
https://booklive.jp/product/index/title_id/647219/vol_no/001
2007年
『舞姫 テレプシコーラ』山岸凉子
(BookLive!での取り扱いなし)
2008年
『もやしもん』石川雅之
https://booklive.jp/product/index/title_id/60006050/vol_no/001
2009年
『劇画漂流』辰巳ヨシヒロ
(BookLive!での取り扱いなし)
『大奥』よしながふみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/277470/vol_no/001
2010年
『へうげもの』山田芳裕
https://booklive.jp/product/index/title_id/40580/vol_no/001
2011年
『JIN-仁-』村上もとか
https://booklive.jp/product/index/title_id/150193/vol_no/001
『竹光侍』松本大洋・永福一成
https://booklive.jp/product/index/title_id/200214/vol_no/001
2012年
『ヒストリエ』岩明均
https://booklive.jp/product/index/title_id/139907/vol_no/001
2013年
『キングダム』原泰久
https://booklive.jp/product/index/title_id/153670/vol_no/001
2014年
『3月のライオン』羽海野チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/233410/vol_no/001
2015年
『逢沢りく』ほしよりこ
https://booklive.jp/product/index/title_id/398729/vol_no/001
2016年
『鼻紙写楽』一ノ関圭
https://booklive.jp/product/index/title_id/325520/vol_no/001
『よつばと!』あずまきよひこ
(BookLive!での取り扱いなし)
2017年
『花に染む』くらもちふさこ
https://booklive.jp/product/index/title_id/173352/vol_no/001
2018年
『ゴールデンカムイ』野田サトル
https://booklive.jp/product/index/title_id/301031/vol_no/001
ネタバレあり!『ゴールデンカムイ』最新刊まで年表でおさらい【時系列まとめ・聖地巡礼】
2019年
『その女、ジルバ』有間しのぶ
https://booklive.jp/product/index/title_id/278538/vol_no/001
ここがポイント!
こうしてみると、歴史物の作品が多く大賞に選出されているような気がします。その土地や時代の文化を鮮明に色濃く描いている力作が多い印象です。やはり文化の発展に寄与する目的で設立されているという賞そのもののカラーや軸が受賞作からもよく分かる顔ぶれです。どれも読み応え抜群ですので、ぜひ!
講談社漫画賞
大手出版社・講談社が主催する漫画賞で、1977年から続く歴史ある賞です。数名の著名な漫画家の方々によって選考され、「少年部門」「少女部門」「一般部門」という3つの賞が決定します。講談社から刊行されている作品だけがノミネートされるわけではなく、他の出版社の作品も数多く受賞しています。
(※2010年からの紹介)
2010年
少年部門:『ダイヤのA』寺嶋裕二
https://booklive.jp/product/index/title_id/38630/vol_no/001
少女部門:『海月姫』東村アキコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/39110/vol_no/001
一般部門:『GIANT KILLING』ツジトモ・綱本将也
https://booklive.jp/product/index/title_id/16150/vol_no/001
2011年
少年部門:『進撃の巨人』諫山創
https://booklive.jp/product/index/title_id/40660/vol_no/001
少女部門:『ちはやふる』末次由紀
https://booklive.jp/product/index/title_id/40520/vol_no/001
一般部門:『宇宙兄弟』小山宙哉
https://booklive.jp/product/index/title_id/23840/vol_no/001
『3月のライオン』羽海野チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/233410/vol_no/001
2012年
少年部門:『ましろのおと』羅川真里茂
https://booklive.jp/product/index/title_id/139910/vol_no/001
少女部門:『失恋ショコラティエ』水城せとな
https://booklive.jp/product/index/title_id/194834/vol_no/001
一般部門:『ヴィンランド・サガ』:幸村誠
https://booklive.jp/product/index/title_id/139903/vol_no/001
『ヴィンランド・サガ』アニメも大好評!ヴァイキングの世界を描き、本物の戦士とは何かを問う超大作を徹底解説!【ネタバレ注意!】
2013年
少年部門:『四月は君の嘘』新川直司
https://booklive.jp/product/index/title_id/192144/vol_no/001
少女部門:『俺物語!!』アルコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/200389/vol_no/001
一般部門:『グラゼニ』森高夕次・アダチケイジ
https://booklive.jp/product/index/title_id/139904/vol_no/001
『監獄学園』平本アキラ
https://booklive.jp/product/index/title_id/198139/vol_no/001
2014年
少年部門:『ベイビーステップ』勝木光
https://booklive.jp/product/index/title_id/139908/vol_no/001
少女部門:『たいようのいえ』タアモ
https://booklive.jp/product/index/title_id/174298/vol_no/001
一般部門:『昭和元禄落語心中』雲田はるこ
https://booklive.jp/product/index/title_id/141713/vol_no/001
【全作品レビューあり】雲田はるこ大解剖! BLから落語まで網羅する「くもはる」ワールドに迫る
2015年
少年部門:『七つの大罪』鈴木央
https://booklive.jp/product/index/title_id/211641/vol_no/001
『弱虫ペダル』渡辺航
https://booklive.jp/product/index/title_id/129556/vol_no/001
少女部門:『逃げるは恥だが役に立つ』海野つなみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/232477/vol_no/001
一般部門:『シドニアの騎士』弐瓶勉
https://booklive.jp/product/index/title_id/206224/vol_no/001
特別賞:『クッキングパパ』うえやまとち
https://booklive.jp/product/index/title_id/19230/vol_no/001
2016年
少年部門:『DAYS』安田剛士
https://booklive.jp/product/index/title_id/240793/vol_no/001
少女部門:『私がモテてどうすんだ』ぢゅん子
https://booklive.jp/product/index/title_id/237819/vol_no/001
一般部門:『コウノドリ』鈴ノ木ユウ
https://booklive.jp/product/index/title_id/219640/vol_no/001
2017年
少年部門:『将国のアルタイル』カトウコトノ
https://booklive.jp/product/index/title_id/194327/vol_no/001
少女部門:『PとJK』三次マキ
https://booklive.jp/product/index/title_id/212075/vol_no/001
一般部門:『ザ・ファブル』南勝久
https://booklive.jp/product/index/title_id/60000896/vol_no/001
【ネタバレ注意】『ザ・ファブル』が面白すぎる!書店員が魅力を徹底考察
2018年
少年部門:『BEASTARS』板垣巴留
https://booklive.jp/product/index/title_id/415571/vol_no/001
少女部門:『透明なゆりかご』沖田×華
https://booklive.jp/product/index/title_id/60001332/vol_no/001
一般部門:『傘寿まり子』おざわゆき
https://booklive.jp/product/index/title_id/60005238/vol_no/001
『フラジャイル』草水敏・恵三朗
https://booklive.jp/product/index/title_id/289559/vol_no/001
2019年
少年部門:『五等分の花嫁』春場ねぎ
https://booklive.jp/product/index/title_id/60007485/vol_no/001
【ネタバレ注意】『五等分の花嫁』名シーンプレイバック&花嫁レース大予想!【推しを愛でまくれ】
『不滅のあなたへ』大今良時
https://booklive.jp/product/index/title_id/60005607/vol_no/001
『不滅のあなたへ』とは? 不死の存在「フシ」をめぐる旅と闘いの物語【ネタバレ注意】
少女部門:『パーフェクトワールド』有賀リエ
https://booklive.jp/product/index/title_id/60010360/vol_no/001
一般部門:『きのう何食べた?』よしながふみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/60001598/vol_no/001
『きのう何食べた?』の魅力を徹底解説!再現したいレシピBEST5は!?(ネタバレあり)
ここがポイント!
メディア化した話題作を中心に、幅広い読者に受け入れられる骨太な作品が受賞しています。特に『パーフェクトワールド』『きのう何食べた?』『ザ・ファブル』など実写化されている作品は、改めて原作漫画に立ち返って(実写とはまたひと味違った)その面白さに触れてみるのもオススメですよ!そして是非、選考委員の方々の熱の籠った選評を読んでみて下さい。同賞の歴史の長さとその重みを物語っています。
小学館漫画賞
大手出版社・小学館が主催する漫画賞で、1955年に創設された賞です。選考対象は同年1月1日以降に、雑誌や単行本、WEBにて発表された作品。漫画家や編集者、書店員や一般読者など、幅広い方々の推薦から「少年向け部門」「少女向け部門」「一般部門」の3つの賞へのノミネートが決定します。
(※2010年からの紹介)
2010年
少年向け部門:『KING GOLF』佐々木健
https://booklive.jp/product/index/title_id/209666/vol_no/001
少女向け部門:『大奥』よしながふみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/277470/vol_no/001
一般向け部門:『闇金ウシジマくん』真鍋昌平
https://booklive.jp/product/index/title_id/183214/vol_no/001
『宇宙兄弟』小山宙哉
https://booklive.jp/product/index/title_id/23840/vol_no/001
2011年
少年向け部門:『信長協奏曲』石井あゆみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/183297/vol_no/001
少女向け部門:『ぴんとこな』嶋木あこ
https://booklive.jp/product/index/title_id/205555/vol_no/001
一般向け部門:『坂道のアポロン』小玉ユキ
https://booklive.jp/product/index/title_id/183277/vol_no/001
2012年
少年向け部門:『銀の匙 Silver Spoon』荒川弘
https://booklive.jp/product/index/title_id/201013/vol_no/001
少女向け部門:『Piece』芦原妃名子
https://booklive.jp/product/index/title_id/182992/vol_no/001
一般向け部門:『アイアムアヒーロー』花沢健吾
https://booklive.jp/product/index/title_id/185665/vol_no/001
2013年
少年向け部門:『マギ』大高忍
https://booklive.jp/product/index/title_id/183719/vol_no/001
少女向け部門:『カノジョは嘘を愛しすぎてる』青木琴美
https://booklive.jp/product/index/title_id/183055/vol_no/001
一般向け部門:『土竜の唄』高橋のぼる
https://booklive.jp/product/index/title_id/185757/vol_no/001
2014年
少年向け部門:『BE BLUES!〜青になれ〜』田中モトユキ
https://booklive.jp/product/index/title_id/234580/vol_no/001
少女向け部門:『女王の花』和泉かねよし
https://booklive.jp/product/index/title_id/205439/vol_no/001
一般向け部門:『アオイホノオ』島本和彦
https://booklive.jp/product/index/title_id/183010/vol_no/001
『あさひなぐ』こざき亜衣
https://booklive.jp/product/index/title_id/231378/vol_no/001
2015年
少年向け部門:『ハイキュー!!』古舘春一
https://booklive.jp/product/index/title_id/184474/vol_no/001
少女向け部門:『俺物語!!』アルコ・河原和音
https://booklive.jp/product/index/title_id/200389/vol_no/001
一般向け部門:『海街diary』吉田秋生
https://booklive.jp/product/index/title_id/200564/vol_no/001
『Sunny』松本大洋
https://booklive.jp/product/index/title_id/268777/vol_no/001
2016年
少年向け部門:『モブサイコ100』ONE
https://booklive.jp/product/index/title_id/215762/vol_no/001
少女向け部門:『37.5℃の涙』椎名チカ
https://booklive.jp/product/index/title_id/263492/vol_no/001
一般向け部門:『BLUE GIANT』石塚真一
https://booklive.jp/product/index/title_id/232536/vol_no/001
【作中の名曲も完全解説!】 孤高のジャズ群像漫画『BLUE GIANT』で踏み入れる“魅惑のジャズ・ワールド”
『重版出来!』松田奈緒子
https://booklive.jp/product/index/title_id/225722/vol_no/001
2017年
少年向け部門:『約束のネバーランド』白井カイウ・出水ぽすか
https://booklive.jp/product/index/title_id/416028/vol_no/001
【ネタバレ注意】『約束のネバーランド』伏線・相関図を徹底考察!
少女向け部門:『思い、思われ、ふり、ふられ』咲坂伊緒
https://booklive.jp/product/index/title_id/344344/vol_no/001
一般向け部門:『空母いぶき』かわぐちかいじ・惠谷治
https://booklive.jp/product/index/title_id/340650/vol_no/001
【ネタバレ注意】実写映画化で注目度アップ! 『空母いぶき』の魅力を書店員が徹底考察
『恋は雨上がりのように』眉月じゅん
https://booklive.jp/product/index/title_id/306534/vol_no/001
2018年
少年向け部門:『Dr.STONE』稲垣理一郎・Boichi
https://booklive.jp/product/index/title_id/442758/vol_no/001
少女向け部門:『素敵な彼氏』河原和音
https://booklive.jp/product/index/title_id/380898/vol_no/001
一般向け部門:『響 〜小説家になる方法〜』柳本光晴
https://booklive.jp/product/index/title_id/309658/vol_no/001
『健康で文化的な最低限度の生活』柏木ハルコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/285294/vol_no/001
ここがポイント!
同賞は本記事で紹介する漫画賞の中で、最も古い歴史を持つ賞です。(なんと1955年〜!)歴代受賞者の中には、あの手塚治虫先生や藤子不二雄先生、赤塚不二夫先生など、錚々たるレジェンド作家の名前も。さらに各年の受賞作はメディア化で一世風靡した作品も多く、歴代受賞作を遡りながら「この作品読んでたなぁ」とノスタルジックな気分に浸ってみるのもまた一興です。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門
「文化庁メディア芸術祭」という1997年から開催されている芸術の総合フェスティバルの「マンガ部門」が同賞にあたります。芸術祭では「マンガ」の他に、「アート」「エンターテイメント」「アニメーション」の部門があり、それぞれ優れた作品が選出。他の賞と異なる点は、実際のイベントで展示されるということ、そして世界各国から作品の応募があるということです。
1997年
『マンガ日本の古典』
(BookLive!での取り扱いなし)
1998年
『坂本龍馬』黒鉄ヒロシ
(BookLive!での取り扱いなし)
1999年
『アイ’ム ホーム』石坂啓
https://booklive.jp/product/index/title_id/303472/vol_no/001
2000年
『バガボンド』井上雄彦 / 吉川英治
(BookLive!での取り扱いなし)
2001年
『F氏的日常』福山庸治
(BookLive!での取り扱いなし)
2002年
『セクシーボイスアンドロボ』黒田硫黄
https://booklive.jp/product/index/title_id/321536/vol_no/001
2003年
『カジムヌガタイ』比嘉慂
https://booklive.jp/product/index/title_id/18720/vol_no/001
2004年
『夕凪の街 桜の国』こうの史代
https://booklive.jp/product/index/title_id/9230/vol_no/001
2005年
『失踪日記』吾妻ひでお
https://booklive.jp/product/index/title_id/647219/vol_no/001
2006年
『太陽の黙示録』かわぐちかいじ
https://booklive.jp/product/index/title_id/185746/vol_no/001
2007年
『モリのアサガオ』郷田マモラ
https://booklive.jp/product/index/title_id/596754/vol_no/001
2008年
『ピアノの森』一色まこと
https://booklive.jp/product/index/title_id/21790/vol_no/001
2009年
『ヴィンランド・サガ』幸村誠
https://booklive.jp/product/index/title_id/139903/vol_no/001
『ヴィンランド・サガ』アニメも大好評!ヴァイキングの世界を描き、本物の戦士とは何かを問う超大作を徹底解説!【ネタバレ注意!】
2010年
『ヒストリエ』岩明均
https://booklive.jp/product/index/title_id/139907/vol_no/001
2011年
『土星マンション』岩岡ヒサエ
https://booklive.jp/product/index/title_id/183346/vol_no/001
2012年
『闇の国々』ブノワ・ペータース/フランソワ・スクイテン
(BookLive!での取り扱いなし)
2013年
『ジョジョの奇妙な冒険 第8部』荒木飛呂彦
https://booklive.jp/product/index/title_id/186580/vol_no/001
2014年
『五色の舟』近藤ようこ / 津原泰水
https://booklive.jp/product/index/title_id/256326/vol_no/001
2015年
『かくかくしかじか』東村アキコ
https://booklive.jp/product/index/title_id/257946/vol_no/001
2017年
『BLUE GIANT』石塚真一
https://booklive.jp/product/index/title_id/232536/vol_no/001
【作中の名曲も完全解説!】 孤高のジャズ群像漫画『BLUE GIANT』で踏み入れる“魅惑のジャズ・ワールド”
2018年
『ねぇ、ママ』池辺葵
https://booklive.jp/product/index/title_id/445380/vol_no/001
2019年
『ORIGIN』Boichi
https://booklive.jp/product/index/title_id/60005520/vol_no/001
ここがポイント!
実際の史実に基づいた戦争や震災をベースに描かれた物語、または特定のテーマに深く深く切り込んだ作品が数多く揃っています。
国内外での幅広い文化の発展を目的とした賞(フェスティバル)なので、海外の人が日本の文化を理解する上で重要な役割を果たしうる漫画が選ばれるのだろうと思います!
ちなみに『ORIGIN』は韓国からの作品として大賞を受賞しています。
なかなか海外の方が描いた作品を読む機会がない、という方はぜひこのフェスティバルから良作を発掘してみてはいかがでしょうか!
日本漫画家協会賞
「日本漫画家協会賞」は、公益社団法人日本漫画家協会が主催する漫画賞で、1972年に創設されました。同賞贈呈の前年度の間に制作または発表された作品を選考対象とし、その中から大賞を決定。(大賞は「コミック部門」と「カーツーン部門」に分かれています。)また、大賞の他に「優秀賞」「特別賞」「文部科学大臣賞」が選出されます。
2010年
大賞:『深夜食堂』安倍夜郎
https://booklive.jp/product/index/title_id/183299/vol_no/001
『TWILIGHT HOSPITAL 院内感染笑候群』鮎沢まこと
(BookLive!での取り扱いなし)
2011年
コミック部門:『ヘルプマン!』くさか里樹
https://booklive.jp/product/index/title_id/22230/vol_no/001
カーツーン部門:『落画』他一連の作品(池袋演芸場展覧会作品)ウノ・カマキリ
https://booklive.jp/product/index/title_id/367931/vol_no/001
2012年
コミック部門:『ONE PIECE』尾田栄一郎
https://booklive.jp/product/index/title_id/185407/vol_no/001
カーツーン部門:『ねこだらけ ナイス』横山キムチ
https://booklive.jp/product/index/title_id/60006378/vol_no/001
2013年
大賞:『静かなるドン』新田たつお
https://booklive.jp/product/index/title_id/185480/vol_no/001
2014年
コミック部門:『あさりちゃん』室山まゆみ
https://booklive.jp/product/index/title_id/185667/vol_no/001
カーツーン部門:『Two Faces』小河原智子
(BookLive!での取り扱いなし)
2015年
コミック部門:『凍りの掌 シベリア抑留記』『あとかたの街』おざわゆき
https://booklive.jp/product/index/title_id/60001617/vol_no/001
https://booklive.jp/product/index/title_id/270067/vol_no/001
カーツーン部門:『いちご戦争』今日マチ子
(BookLive!での取り扱いなし)
2016年
コミック部門:『鼻紙写楽』一ノ関圭
https://booklive.jp/product/index/title_id/325520/vol_no/001
カーツーン部門:『かりあげクン』植田まさし
https://booklive.jp/product/index/title_id/201093/vol_no/001
2017年
コミック部門:『つげ義春夢と旅の世界』つげ義春
(BookLive!での取り扱いなし)
カーツーン部門:『クレージーマンガ』クリ・ヨウジ
(BookLive!での取り扱いなし)
2018年
コミック部門:『諸星大二郎劇場』諸星大二郎
(BookLive!での取り扱いなし)
カーツーン部門:『HITOKOMART』篠原ユキオ
(BookLive!での取り扱いなし)
2019年
コミック部門:『あれよ星屑』山田参助
https://booklive.jp/product/index/title_id/261056/vol_no/001
カーツーン部門:『横田吉昭のカートゥーン』横田吉昭
(BookLive!での取り扱いなし)
ここがポイント!
最新の大賞受賞作はどちらも「戦争」をテーマにしたものでした。特にコミック部門の『あれよ星屑』は、敗戦後の復員兵の日常をリアルに描き出した秀作として評価されています。同じ「戦争」というテーマでも、いつの時代を生きた誰を切り取るかによって、作品の印象はガラッと変わりますよね。綺麗事だけでは語れない戦後の生々しさを描き出した本作は、一度この機会に読んでみるべき一冊かも知れません。
このマンガがすごい!
各界の漫画好きによって選出された「今年一番すごい!」と思う漫画に贈られる「このマンガがすごい!」。大手出版社の宝島社が主催しており、2005年から同賞をまとめた書籍も発売されています。漫画好きが毎年欠かさずチェックする影響力・話題性抜群の漫画賞です!
漫画賞を総合して、最多ノミネート作品は…?
本記事に掲載した漫画賞の受賞作一覧を総合して、最も多くの賞にノミネートされた作品を集計してみました!
栄えある第一位は…
第1位:『3月のライオン』(6賞)
マンガ大賞2009年3位
マンガ大賞2011年1位
手塚治虫文化賞2014年
全国書店員が選んだおすすめコミック2009年
全国書店員が選んだおすすめコミック2011年2位
講談社漫画賞2011年一般部門
『3月のライオン』でした!その数なんと6つの賞を獲得していました。恐るべき実力!またその特徴として「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」ともに2年分の賞に食い込んでいるのです。物語が進むに連れて人間模様がどんどん深く繊細さを増していく点で、数年に渡って評価されています!
そして第2位と第3位がこちらの作品!
第2位:『乙嫁語り』/『宇宙兄弟』(4賞)
第3位:『ちはやふる』/『BLUE GIANT』/『銀の匙 Silver Spoon』/『ダンジョン飯』/『ヴィンランド・サガ』/『海街diary』(3賞)
同年に複数の漫画賞にノミネートされる作品は、やはりそれだけ誰の心にも響く物語性や展開力がありますよね。特に『宇宙兄弟』や『BLUE GIANT』などの作品は、台詞に「名言」が多く、人生のバイブルとして愛読しているファンが沢山います。分かりやすく人の心に刺さる言葉も、ヒット漫画に共通する法則と言えるのではないでしょうか。
終わりに
さて、いかがでしたでしょうか。プロの漫画家や心から漫画を愛する漫画ファンの方々によって、厳正なる審査を経て選ばれた作品は、面白くないはずがありません!様々な漫画賞にアンテナを張ることで、自分では見つけることができなかったであろう名作と出会うことが出来ますよ!漫画との出会い方の一つの手段として、紹介した素晴らしい漫画賞の数々をぜひ参考にしてみてくださいね!