ドーモは、DX推進を成功に導く人材を育成する「データアンバサダー養成講座」を含む包括的な人材育成プログラムの提供を開始した。
ドーモでは、2022年よりDXを成功に導くための必須人材として「データアンバサダー」を提唱。ビジネスを進める中で、企業内の「経営層」「事業部門」「IT部門」のデータ活用に対する意識や課題が異なるために足並みが揃わず、プロジェクトが停滞、もしくは失敗してしまう傾向があることや、特定領域や部門に限定したデータ活用では、データドリブンな企業文化を醸成することが困難な状況であることが分かってきたという。
DXの推進におけるデジタル人材育成のニーズの高まりや顧客企業からの声を受け、ドーモは2023年に「データアンバサダー養成講座」を試行。そして、2024年にデータ活用人材育成に必要なノウハウやスキルを整理・体系化し、「データアンバサダー養成講座」を含む包括的な人材育成プログラムの提供を開始する運びになったという。
「データアンバサダー養成講座」の概要
この講座では、データアンバサダーの役割について理解を深めるとともに、実例を踏まえた戦略・戦術の基本を学ぶ。また、中期経営計画との連携、ロードマップのサンプル共有、案件管理、保守運用、研修設計、統制強化、監視、啓蒙活動などを含めた活動推進方法を1日のクラスルーム型研修で実施するとした。
包括的な人材育成プログラムの提供
ドーモは、データアンバサダー養成講座を含め、包括的なデジタル人材育成プログラムを提供する。プログラムでは、データ人材を育成するまでのステップや目標のレベルにたどり着けるまでの所要期間、そして、各ロールの定義からその構成比率を検討。さらに、顧客企業はDomoを活用して従業員の受講状況や学習効果の分析をすることできる。従業員の成長過程を把握して、誰もつまづくことなく、自走できるまで伴走する仕組みを作り上げるという。