BingoBox(繽果盒子)は顔認識技術を活用した無人コンビニで、Alibaba(阿里巴巴)の取り組みとあわせて中国小売業界の革新的事例の1つになっている。しかしこのコンセプトには、初期の問題がないわけではない。上海の BingoBox はあまりにも熱くなってしまって閉まっていたし、私たちも実際に試してみたところ、無効な商品タグや紙なしのレシートなどの欠陥があったりして利用者の不満を招いていた。 BingoBox は24時間365日営業の無人コンビニで、利用ユーザーはスマートフォンを持っている必要がある。無人店舗として先行するAmazon Goの言わば中国の答えのようなものだ。同社は世界トップ10の小売業者の1つ、Auchan Group(欧尚)との戦略的パートナーシップを締結することで、中国東部地域の BingoBox のサプライチェーンをカバーすると同時にグローバル展開をも可能にした。