桁区切りや単位を付ける――数値の表示形式 数値データを読みやすく表示するのによく使うのは、桁区切りのカンマや通貨記号(¥)でしょう。これなら、ツールバーの[桁区切りスタイル」や[通貨スタイル]ボタンで簡単に設定できます。これも表示形式ですが、ここでは「セルの書式設定画面」画面を使ってもっと自在に変える方法を紹介します。 [表示形式]タブを開くと「分類」欄があります。このなかで数値の表示形式としてよく使うのは「数値」「通貨」「会計」です。負の数を赤く表示したり、「▲」を付けるなら「数値」、「$」などの「¥」以外の通貨記号を付けるには「通貨」を選びます。「会計」を使うと、次ページで説明するとおり、「¥」記号を付けると同時に、見やすい配置にできます。 ここまでの方法で設定できないものは「ユーザー定義」を使います。一部の桁を非表示にしたり、小数点の位置を揃えるなど、記号の組み合わせで表示の幅が広が