PyCon JP 2020での発表スライドです。 --------------------------- (2020/08/30) 誤字を修正しました。 場所: p15 誤: assert_array_close() 正: assert_allclose() ---------------…
Rust のモジュールシステムは私の知る中でもトップクラスによくできた仕組みだと思います。特にリファクタリングによってモジュールを再構成するときのやりやすさは他の言語では経験できないものです。例えばそれなりの規模の Python プロジェクトを回帰バグを導入せずにモジュール構造のリファクタリングするのは不可能に近いですが、 Rust ではそのような不安を覚えたためしがありません。 Rust のモジュールシステムがどういうものかは、 The book にも書かれていますし、すでに大量のガイドが書かれていると思います。しかし、どのように使うべきかについては意外なほど情報が少なく感じます。 ベストプラクティスというのもおこがましいですが、数年使ってきて Rust のモジュールシステムを使う上でスムーズに感じる方法をまとめておきたいと思います。 Rust のモジュールシステム 本稿の主題はモジュー
追記: 2024-07-20 Testcontainers を使いましょう。 概要 dockertest は go でテストを書く際に docker 経由で指定したコンテナを起動してくれてテストが終わったらコンテナを削除してくれる便利ライブラリです。 モチベーション 時雨堂では TimescaleDB という PostgreSQL に TSDB 拡張を追加した少し変わった RDBMS を利用しています。 TimescaleDB 専用の関数があったりするため、モックなどを使わずにテストを書くのが現実的です。 dockertest ory/dockertest: Write better integration tests! Dockertest helps you boot up ephermal docker images for your Go tests with minimal wo
対象 業務レベルでサーバーサイドでJestを書いたことはないけれど、新プロジェクトでは書くことになったみたいな方を想定して記述しています。 Jestについては中々ベストプラクティスが集まりにくいので、経験的にこう書くと「きれいに」・「早く」・「正確に」書けるよというTipsを集めてみました。もし、よろしければお読みください。 前提 TypeScript Node.js Jest DBアクセスありの状態を想定しています 1. it文内では、必ず1回は、expectをつかって検証をする JestのPRをレビューしてるとたまに見受けるのですが、expectを使ってないケースがあります。 // NG it('userを正常に、作成できること', async() => { await createUser({ name: 'Mike' }); }); // OK it('pdfが正常に削除できること
みなさん Fuzz testing ってご存じでしょうか。 人間が作る物は必ずといっていいほどバグが存在します。そしてそのコードをテストする人間も必ずバグを見逃します。 想定していなかった境界値テスト等、人間には先入観という物があり、それが邪魔をして簡単にバグを見逃します。昨今、この様な誰も気付かなかったバグの隙間を突く様な脆弱性が沢山見つかっています。 物によっては重大インシデントに発展する物まであります。 こういった人間では想定できない様なバグを見付けてくれるのが Fuzz testing です。Fuzz testing を実施する事で、ソフトウェアは頑丈になり安全にもなりえます。 本日、Go の master ブランチに Fuzz testing の機能が入りました。 [dev.fuzz] Merge remote-tracking branch 'origin/dev.fuzz'
本文中コード github.com flat layoutとsrc layoutについて Pythonプロジェクトのディレクトリ構成について調べてたところ、flat layoutとsrc layoutという2種類のディレクトリ構成が存在することを知りました。 src レイアウト対フラットレイアウト - Python Packaging User Guide flat layout flat layoutはパッケージフォルダをプロジェクトのルート直下に配置するスタイルです。 flat layoutの有名なpythonプロジェクトだと、 pytorch, django, tensorflow があります。 . ├── README.md ├── pyproject.toml └── my_package/ ├── __init__.py └── module.py src layout 一方、
Rustコードのコンパイルが遅いことは誰でも知っています。しかし筆者は、世の中のほとんどのRustコードはコンパイルをもっと速くできると強く感じています。 例えば、つい最近の記事にこのように書かれていました。 一方、Rustでは、プロジェクトやCIサーバーの性能にもよりますが、 CIパイプラインの実行に15~45分かかります。 これは筆者には理解できません。GitHub Actions上にあるrust-analyzerのCIの所要時間は8分です。しかも、これは100万行の依存関係に加え、20万行の独自コードが記述されたとても大規模で複雑なプロジェクトでの話です。 確かに、Rustは根本的な部分で非常にコンパイルが遅いのは間違いありません。Rustはジェネリクスのジレンマにおいて「遅いコンパイラ」を選び、全体的な設計思想としてコンパイル時間よりもランタイムを優先しています(この点に関する優れ
こんにちは。エンタメ領域のDXを推進するブロックチェーンスタートアップ、Gaudiyでフロントエンドエンジニアをしているkodai(@r34b26)です。 Gaudiyでは、以前のtech blogでお伝えしたように、ATDDやフロントエンドのテストに取り組んできました。 techblog.gaudiy.com ですが、正直にいうと、Cucumberを使ったフロントATDDは運用がうまく回っていません。 なぜ失敗したか? を振り返ってみると、「設計を変える(=テストを書く)こと」だけに注力してしまい、「コミュニケーションの構造を変えなかったこと」が原因だということに思い当たりました。 そこで今回は、テスト文化を醸成するためのコミュニケーション設計をテーマに、ブログを書いてみたいと思います。 テスト文化を組織に定着させたいけどうまくいっていないチームの方々に、ご参考になったら嬉しいです。 1
golangでテストのためだけにinterfaceを書くのが死ぬほど嫌だったので編み出した技を紹介します。 TL;DR テスト(=mock)のためだけにinterfaceは切りたくない 型エイリアスとビルドタグを組み合わせるとinterfaceがなくてもモックが作れる この手法に必要なモックを自動生成するプログラムを作った interfaceは本当に必要なシーンで使うべき Background 現在モックを使った単体テストは一般的です。 Javaでの例を挙げると、モックしたいコンポーネントについて予めinterfaceを定義しておき、モックではそのインターフェースを実装するのが定石です。 しかしgolangのinterfaceはJavaなどのそれとは若干性質が異なるため、テスト=モックのためだけにinterfaceを書くのはオーバーワーク気味です。 そうテストのためだけにinterface
「DI使うとインタフェース地獄に陥るらしいから使いたくない」と言っていたA氏がインタフェースを使わずにDIで幸せになるまでC#DIDependencyInjection依存性の注入 DIはインタフェース定義しなくても十分実用的だし、むしろそっちの方が本質だよ、という話をします。C#や.NETを使っていますが、それに限らず普遍的な内容です。 インタフェースと実装に分けるとか無理。DIなど不要! 中堅社員のA氏は、**「DIっていちいち実装とインタフェース分けないとダメなんでしょ?。さすがにやってられんわ」**と言って頑なにDIを導入しようとしません。 DIはテスタビリティと併せて語られることが多かった為か、A氏は「注入するクラスは基本的にインタフェース定義しましょう」という記事ばかりを読んでいたのです。 インタフェースと実装を分けるとは、例えば次のような事です。 services.AddSc
Go 1.14 で testing パッケージに新しく t.Cleanup(func()) や b.Cleanup(func()) が導入されました。 最初は今まで defer を使っていたところを置き換えられるくらいしか良いところがないかな〜と思っていましたが、想像以上に柔軟な使い方ができるので今まで使用したパターンを書いておきます。 Cleanup の特徴 テストランナーは panic ハンドラがあるので、Cleanup は panic が起きたとしても常に呼び出されます。例えば、以下のコードではちゃんと called が出力されます。 func Test_main(t *testing.T) { t.Cleanup(func() { fmt.Println("called") }) panic("") } The Go Playground 別 goroutine で panic し
概要 プロダクト開発を行う上で、テストコードは重要な要素であるかと思います。 ユニットテストコードを書くことで、クラス単位の動作保証を行うことが出来ます。また、E2Eテストやインテグレーションテストを書くことで、DBアクセスや外部連携を含めた、プロダクトにおける一気通貫の動作を確認することが可能になります。 作成したテストコードは、CICDと組み合わせて、自動テストとして定期的に実行させます。これにより、既存のソースコードを変更した際の品質を (ある一定レベルにおいてですが) 担保することが出来るようになります。結果として、開発メンバーは積極的なリファクタリングを行えるようになり、健全な開発のライフサイクルが回る・・・という流れになります。 テストコードも、プロダクションコードと同様に、継続的に保守・開発していく必要があり、一定のお作法に則って開発していく必要があります。無秩序で設計が不十
この記事について 自分の所属するチームに、自動テストを書いたことがないメンバーが加わったとき、ガイドラインとなるようなドキュメントがほしいなと思っていたので、書きました。どうせなら他のチームでも使いたいので、ドメインはぼかして汎用的になるようにして公開します。独自のベストプラクティス的なものですが、これまでのチームではわりとどこもこれに近くうまくいっていたので、汎用的に使えるんじゃないかと想像します。 はじめに 環境 Laravel: 5.8 以上 PHP: 7.0 以上 PHPUnit: 7.0 以上 いちおうバージョンは書きましたが、あまり関係はないです。 基本方針 基本方針は、自分の経験上これがいちばんコストパフォーマンスがいいと思っているガイドラインですが、自分はベンチャーやスタートアップ企業で、スピード重視の文化に身を置くことが多いため、テストは最低限にして、素早くリリースするの
はじめに おはようございます、加藤です。Vue.jsのユニットテスト環境作成の方法をまとめました。もし、このブログが公開から時間が経っているなら情報が古い可能性が高いです、ご注意ください。 なぜわざわざこんな事を言うかというと、私がこのブログを書いた理由は簡単に環境作成できるにも関わらず古い情報にぶつかって無駄に時間を溶かしたからです。。。 tl;dr Vue.jsのユニットテストの導入方法 マウンティングオプションは mount と shallowMount どちらを使うべきか 見るべきドキュメント 環境作成までがメインでユニットテストの作成方法についてはどのドキュメントを何の為に読んだかをまとめています。 ブログを書く経緯 最近Vue.jsの基礎を勉強したので自主4連休中に、Techpitで販売されているVue.js/Vuexを使ってTrello風アプリを作成しよう!を買ってサンプルア
概要 Web バックエンドのテストコードを書く場合、その多くは DB に依存していることが多いです。 DB 関連のテストは、テストデータの準備やテストケース毎の DB 処理化を適切に行うことが重要ですが、手間がかかる場合あるため、Mock で擬似的にテストしてしまうことも多いかと思います。 ただ、Mock を使ったテストは本質的な問題を検知できない意味のないテストになってしまう可能性があり、可能な限り DB の Mock を行わずに、実際の DB を使用してテストすることが望ましいと考えています。 本記事では、pytest、sqlalchemy、PostgreSQL を使った場合に、テストケース毎に DB を簡単に初期化しつつ、テストケース毎の前提データ登録も簡単うことでテスト開発体験を向上させる方法を紹介します。 前提環境 本記事では、以下の環境を前提として説明いたします。 python
はじめに 読書会をやってみました オープンロジのエンジニアのrikuto(@riku929hr)です。 社内で「単体テストの考え方・使い方」というテストに関する有名な本の読書会を実施し、1回1時間、15回の開催を経て読み切りました。 原著は「Unit Testing Principles, Practices, and Patterns」で、Oreilly Learning Platformでも読むことができます。 400ページにもわたる本で、読み切るのには大変な手応えがありました。 たぶん読書会のようなものを開催しない限り、僕自身読みきれなかったかもしれません。 しかし読んでみると、著者が主張しているのはごくシンプルなことでした。 この記事のタイトル、ちょっと嘘ついてます タイトルには、「主張するたった一つのこと」としていますが、細かく言えば1つではありません。 この本が主張することはそ
PythonのWeb frameworkで、Flaskのようなマイクロフレームワークにあたります。 パフォーマンスの高さ、書きやすさ、本番運用を強く意識した設計、モダンな機能などが強みです。 FastAPIはStarletteの肩に乗る形で書かれており、非同期処理が扱いやすいです。 特に、以下の様な特徴があります。 ASGI websocketのサポート GraphQLのサポート バックグラウンドプロセスが扱いやすい python type hintによる自動ドキュメント生成 (Swagger UI) pydanticをベースとしたdata validation 率直に言って、responderに非常に似ています。(でた時期も近いですし、responderもStarletteがベースなので) ですが、下の2つはFastAPIの方がよっぽど使いやすく設計されています。 以下の観点から総合的に
単体テストの考え方/使い方 プロジェクトの持続可能な成長を実現するための戦略 著作者名:Vladimir Khorikov 編集者名:須田智之 書籍:4,488円 電子版:4,488円 B5変:416ページ ISBN:978-4-8399-8172-3 発売日:2022年12月28日 内容紹介 質の高いテストを行い、ソフトウェアに価値をもたらそう! 単体(unit)テストの原則・実践とそのパターン ― プロジェクトの持続可能な成長を実現するための戦略について解説。 優れたテストを実践すれば、ソフトウェアの品質改善とプロジェクトの成長に役立ちます。逆に間違ったテストを行えば、コードを壊し、バグを増やし、時間とコストだけが増えていきます。生産性とソフトウェアの品質を高めるため、優れた"単体テスト"の方法を学ぶことは、多くの開発者とソフトウェア・プロジェクトのために必須といえるでしょう。 本書“
4年後までにソフトウェアテストの70%を生成AIが作り、コードの品質は向上するようになるとの予測、IDC 調査会社のIDCは、4年後の2028年までに生成AIベースのツールがソフトウェアテストの70%を作成できるようになり、手動テストの必要性が減り、テストのカバレッジが向上することで、ソフトウェアのユーザービリティとコードの品質向上が実現するとの予測を発表しました。 同社によると、生成AIによるテストスクリプトの生成や管理などを含むテスト自動化は日本を除くアジア太平洋地域で特に人気が高まっており、開発者とDevOpsの専門家がこれらの技術を活用することで、ソフトウェア開発全体の自動化をより推進していくことになるとのことです。 また生成AIはレガシーアプリケーションのコードに対するリファクタリングも促進するとしており、2027年までにリファクタリングに関わるコードの変換や開発タスクの50%が
こんにちは。事業開発部の岡村 (@iceman5499) です。 普段はクックパッドアプリ(iOS)を開発しています。 先日、アプリケーションが特定の条件で意図せぬ状態に陥り、アプリケーションが重くなって端末が発熱する、というバグが発見されました。 調査の結果、このバグはメモリリークが原因で発生していました。 この反省を踏まえメモリリークを検知するテストを導入したため、本記事ではその事例を紹介したいと思います。 (本記事ではクックパッドアプリとはiOS版の「クックパッド」アプリのことを指すものとします) クックパッドアプリにおけるメモリリークの影響 クックパッドアプリはレシピの検索をコア機能としています。 検索は重い処理ですがAPIを通してサーバ上で行われるため、アプリは結果を表示するだけです。そのためメモリを多く必要としません。 これまでにも何度かメモリリークが発生している状況はありまし
Authors Note: Hey, we messed up in this post by referring to BUSL-1.1 as Open Source. We’re sorry, we are leaving this post as-is to keep the record clear and we’ve followed up in a new post. Since the beginning, the open source community has been a strong partner in Codecov’s growth and success. That’s why we always offered Codecov for free to use on any open source project. And if we’re being to
WEB+DB PRESS休刊に伴い、今回からWeb上で連載を継続させていただくことになりました。今後とも何卒よろしくお願いします。さて、あらためて本連載の最近の連載のテーマを振り返りますと、それは「信頼性の高い実行結果に短い時間で到達する自動テスト群を組み上げ、ソフトウェアの成長を持続可能なものにする」となります。今回はそのなかから「実行結果」に光を当てます。 多くのテスティングフレームワークには実行結果の出力フォーマットを変更するオプションやプラグイン機構があり、自動テストはその実行結果を様々なフォーマットで出力します。それらテストの実行結果は「情報」であり、情報の役割とは意思決定と行動を促すことです。テストの実行結果が促す行動とはデプロイ、マージ、コードの修正などです。今回は、そのようなテスト実行結果出力の種類と目的についてまとめます。 信号機としてのテスト出力 意思決定から行動へつな
継続的デリバリーのソフトウェア工学 もっと早く、もっと良いソフトウェアを作るための秘訣 作者:David Farley日経BPAmazon 書名の「継続的デリバリー」はCI /CDの解説書かな?とも思わせてしまうので若干ミスリードなんだけど、「工学とは何か?」「ソフトウェア工学とは何か?」「工芸と工学は何が違うか?」ということを解説した1冊。 『継続デリバリーのソフトウェア工学』を読み始めた そういえば、最近「ソフトウェア工学」ってキーワードを聞かないなーって思ってたけど、本書にも「最近敬遠されてない?」って書かれてた— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2023年1月28日 まぁ、確かに「ソフトウェアの品質分析がー」とか、「設計書を書けばコードが自動生成ー」みたいな、「管理!」的な価値観が大きかったように思われてたんじゃないかなーとか思った— magnoliak🍧
単一のSwiftコードからiOSアプリとAndroidアプリが作れる「Skip 1.0」正式リリース。SwiftをKotlinへトランスパイル iOSのネイティブアプリケーション開発には、開発ツールとしてXcodeを使い、Swift言語を用いてプログラミングを行うのが、iOSの開発元であるAppleが推奨する方法です。一方、AndroidではAndroid Studioを開発ツールとしてKotlin言語を用いてプログラミングすることがGoogleによって推奨されています。 しかしiOSとAndroidの両方で同じモバイルアプリケーションを展開したい場合、異なる開発ツールを使い分ける手間やプログラミング言語の学習コストを考えると、できれば単一のソースコードから2種類のプラットフォームへ展開できることが望ましいでしょう。 最近ではこうしたニーズに対応して単一のソースコードからマルチプラットフォ
yapcjapan.org 2023年3月19日に開催されたYAPC::Kyoto 2023に参加してきました。もう2週間も前の話になるんですね......USに戻ってきてから色々あり、すっかりブログを書くのが遅くなってしまいました。 YAPC::Kyotoの様々な感想については「にゃんこ酒場.fm」で id:papix、id:karupanerura さんら運営の方々と喋ったPodcastが公開されているので是非お聴きくださいませ! nyanco-sakaba-fm.hatenablog.com 面白かったトーク ジョブキューシステムFireworqのアーキテクチャ設計と運用時のベストプラクティス id:tarao さんの発表。Fireworqが発表されたあたりって、スケーラビリティが高くなおかつ複数の言語から良い感じで使えるジョブキューのプロダクトについて「何使えば良いんだろうねえ」っ
The prototypical compilers textbook is: 600 pages on parsing theory. Three pages of type-checking a first-order type system like C. Zero pages on storing and checking the correctness of declarations (the “symbol table”). Zero pages on the compilation model, and efficiently implementing separate compilation. 450 pages on optimization and code generation. The standard academic literature is most use
こんにちは、Androidチームの田熊(fgfgtkm)と外山(sumio)です。SWETのAndroidチームでは、Androidのプロダクトに対して自動テストのサポートをしています。 この度株式会社Mobility Technologiesが提供するタクシーアプリ「GO」のAndroid版に対する、おおよそ2年間に渡る取り組みが終了しました。 本記事では、この取り組みで行ってきた次の2点を紹介したいと思います。 「GO」のAndorid版に対してどのような自動テストを導入したか 開発チームに自動テストを定着させるまでにやったこと タクシーアプリ「GO」に対しての自動テスト導入 SWETのAndroidチームは「社内のAndroidエンジニアが自動テストを書くことを習慣化している」ことをゴールの1つとして、自動テストを普及させるための取り組みをしています。 その中でAndroidのテスト
「JX通信社Advent Calendar 2019」20日目の記事です。 こんにちは。2019年9月からJX通信社のエンジニアとなった鈴木(泰)です。好きな食べ物はオムライスです。 本日は、Python Clickユニットテスト・レシピ集 - CLIではじめるテスト駆動開発(その1)と題して、CLIのユニットテストのスニペットを書いてみたいと思います! "その1"とした理由は、アドカレに間に合わな(小声)・・・じゃなかった・・・この記事だけで全ての備忘録を列挙すると長くなりすぎてしまい、記事が読み難くなると判断したからです。 今後も引き続き少しづつ備忘録を紹介していければと思います。 はじめに 私はCLIをよく書きます。その理由は、バックエンドシステムの運用業務に携わっていることにあります。運用業務では様々な場面でCLIを作成します。私の場合、運用業務における手作業を自動化するため、バッ
モバイルアプリ用テスト自動化ツール「Appium 2.0」まもなく登場。ドライバーの分離、プラグインによる拡張対応など、新機能を開発者Jonathan Lipps氏が解説 モバイルアプリケーションのテスト自動化ツールの代表的なツールが、オープンソースで開発されている「Appium」です。 そのAppiumの次期版となる「Appium 2.0」正式リリースが迫っています。Appium 2.0ではAppium本体から各プラットフォームへ対応するためのドライバが分離され、ドライバの開発が容易になります。 また、Appiumの機能を拡張するプラグイン機構も提供されるため、今後さまざまな拡張機能の登場が期待されるでしょう。 これらAppium 2.0の新機能について、AppiumのプロジェクトリードであるJonathan Lipps氏が、Appiumベースの商用サービスであるHeadSpinを国内で
Unit testing is a way of writing tests for the individual components (aka, the smallest part) of a program. The purpose of it is to validate that any piece of code is always working as expected. Moreover, unit testing has a lot of advantages such as improving the quality of code, providing documentation, also the code can be tested individually and doesn’t require another module in order for it to
このエントリは, 「Perl Advent Calendar 2020」の9日目の記事です. qiita.com 昨日のエントリは, id:xtetsuji さんの「xargs や find と合わせて使う・代わりに使う Perl」でした. qiita.com 実は最近異動をしていた id:papix です. 異動後もPerlをモリモリ書いている日々ですが, 移動先のチームのプロダクトで同僚の id:mizdra が導入していた Test::Snapshot が便利だったので紹介します. metacpan.org Test::Snapshot Test::Snapshotは, その名の通り「スナップショットテスト」を提供するモジュールです. スナップショットテストとは, 予め「スナップショット」と呼ばれる期待値を生成しておき, テストを実行する際には実行結果とスナップショットを比較してテス
こんにちは、UPSIDERで日々モバイルアプリ開発をしているふっくです。 UPSIDERでは今後、よりアプリ開発に注力し決済プラットフォームの中核的な役割を果たすことを目指しています。 今回は、今後の開発・運用を目指して考えたFlutterアプリ向けのアーキテクチャを紹介します。 ネイティブアプリの世界で触れてきた色々なアーキテクチャ・フレームワークを参考に、開発の後半でも順調にスケールさせることができるように、工夫を凝らしました。 本アーキテクチャで作ったサンプルアプリもあるので、ぜひ以下のリンクから見てみてください。 https://github.com/upsidr/flutter_architecture_blueprint デモはこちら https://upsidr.github.io/flutter_architecture_blueprint/ 対象読者 目指すところ 参考に
このページでは、コルーチン使用時のアプリのスケーラビリティとテスト容易性を高めることによってプラスの効果をもたらすおすすめの方法をいくつか紹介します。 ディスパッチャを挿入する 新しいコルーチンの作成時や withContext の呼び出し時に Dispatchers をハードコードしないでください。 // DO inject Dispatchers class NewsRepository( private val defaultDispatcher: CoroutineDispatcher = Dispatchers.Default ) { suspend fun loadNews() = withContext(defaultDispatcher) { /* ... */ } } // DO NOT hardcode Dispatchers class NewsRepository
3日目! Nature Engineering Blog祭3日目は、ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) がお送りします。みなさま、自動テストはお好きですか?私は大好きです。手動で何度も同じことをテストするのは苦痛ですが、それをプログラミングのタスクに転化できるとなれば、最高ですよね! 今回はNature Remoのファームウェア開発で使用しているユニットテストフレームワーク『Catch2』の活用方法を紹介します。ESP-IDFで使えるテンプレートプロジェクトも用意してありますので、少し長いですが、最後まで楽しく読んでいただけると嬉しいです。 Catch2 Catch2は (modern) C++で書かれたユニットテストフレームワークです。Nature RemoのファームウェアはC言語で書いていますが、テストフレームワークはC++で書かれたも
対象読者 Jest や Testing Library のテストの書き方は理解しているが、何をテストすべきかわからないという方。 動機 近年、フロントエンドでもテストを書くことが重要視されるようになってきました。 テスト導入する際、共通で利用するコンポーネントや関数などをテストする記事は多いですが、何をテストすべきかについての記事が見当たらなかったため、私が意識してるテスト観点を執筆しようと思いました。 まず初めに各種テストの説明 単体テスト 関数やメソッドなどの最小単位の部分を個別にテストする手法のこと。 利用ツール例 Jest React-Testing-Library 結合テスト 複数のコンポーネントが、互いにうまく動作していることをテストする手法のこと。 利用ツール例 Jest React-Testing-Library End to End (E2E)テスト ユーザーが実際にシス
Hypothesisとは何か、プロパティベーステストとは何か Hypothesisは、Python向けのプロパティベーステストのライブラリである。 プロパティベーステストは、生成された多数の入力データに対してプロパティ(性質)が満たされるかどうかをテストする手法である。 HaskellのQuickCheckライブラリが初出で、現在は各プログラミング言語に移植されている。 従来のユニットテストは、ある程度固定したテストデータを指定してテストを行っていた。 その際、境界値分析などで妥当なパラメータを決定していた。 しかし、境界値分析が必ず通用するとは限らないし、人間が行う以上、ミスも発生する。 プロパティベーステストはデータを固定する代わりにそのデータが満たすプロパティを指定してテストを行う。 実際のテストケースはHypothesisがプロパティを満たすパラメータを決めて生成してくれる。 人力
この記事は C# Advent Calendar 2020 の 8 日目の記事です。 Microsoft 公式ドキュメント .NET でのテスト - .NET Core | Microsoft Docs に記載されている主要な三つの xUnit, NUnit, MSTest フレームワークを比較してみます。 結論、どれを使うべきか 新しいプロジェクトなら xUnit か NUnit を使うとよいと思います。過去のプロジェクトのマイグレーションならそのプロジェクトで使っているフレームワークでよいと思います。 Visual Studio からの実行や CLI (dotnet test) の実行、例外テストやデータドリブンテスト (Theory, DataSource) といった主要な機能はどのフレームワークでも対応しています。 個人的には xUnit の書き方が好きなので xUnit を使うこ
概要 Storybook6.4からデフォルトでCSF3の書き方が使えるようになったので、自分なりに調べたことをまとめてみました。TypeScript + Reactで説明します。 公式の記事はこちら この記事の内容は以下のとおりです。 CSF2からCSF3の変更点 CSFの既知の問題と公式の対応状況 インタラクティブストーリーの書き方 CSF3で書いたストーリーをユニットテストに応用する方法 この記事の説明で使うコンポーネント 名前を入力してSubmitボタンを押すと、ボタンを押した時の入力テキストを下に表示するコンポーネントです。 import { VFC, useState } from 'react' export type Props = { title: string } const SimpleFrom: VFC<Props> = ({ title }) => { const
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