SNI と SANs , CN(Common Name) の違いSNI は TLS ネゴシエーションの中の最初のパケット ClientHello の中に含まれる extension (拡張属性) です。これは主に、1台のサーバ内に複数のドメインを持つ https サーバに対し、クライアントが「どの URL のサイトへ https アクセスしようとしているか」を提示し、適切なサーバ証明書を引き出すために TLS 規格に追加された属性です。 もともとの目的は上記の通りですが、最近では Web フィルタプロキシや UTM などではこの SNI により宛先の URL を認知し、その URL が危険なサイトではないかどうかを検査しています。なのでセキュリティ上でとても重要な役割を担っています。(昔はデジタル証明書のコモンネームや SANs を検査する方式だった。) 一方、SANs は 1 つの証明書