あってはならないミスだった。6日に行われた天皇杯2回戦の名古屋グランパス対奈良クラブにおいて、PK戦のやり直しが決定した。奈良クラブの4人目で蹴ったMF金久保彩に対する競技規則の適用ミスがあったためだった。 日本サッカー協会(JFA)の説明によると、PK戦で奈良クラブの4人目のキッカーだった金久保の蹴る前に動きを入れた行為について、清水修平主審はフェイントと判断した。 しかしここで競技規則の適用ミスがあった。規則に従えば、当該選手を警告とし、キックは失敗となるところだが、清水主審は警告を与えず、蹴り直しを指示した。 規則通りであれば、その時点で名古屋の勝利が決まっていたが、金久保の蹴り直しのPKが成功したため、そのままPK戦が進行されてしまった。結果、名古屋の5人目と6人目が失敗したため、奈良クラブの勝利で終わっていた。 フェイントの規則については、17-18シーズンから追記された項目だっ