『斬』(ザン)は、杉田尚による日本の少年漫画作品。連載時の話数の単位は「太刀」である。 あらすじ[編集] 現代の日本とは違うもうひとつの「現代の日本」。この日本では男は皆、昔の武士のように刀を所持しており、正当防衛や両者の合意による真剣勝負ならば人を斬っても罪にはならない。厳しい掟が常識として通じる世界で、武士(おとこ)達は己の武と魂を競い合う。 無双(なしふた)市に転校してきた高校生・村山斬は、亡き父のように強い武士になる事を夢見る少年である。だが、剣の腕に覚えはまったくなく、気弱な性格が災いして他人から見下されていた。転校しても友達も出来ず、不良からいじめられていた斬であるが、「研無刀」と共に真剣勝負を挑むことで少しずつ成長していく。 世界観[編集] 文明レベルはほとんど現代日本と同じだが、帯刀が禁止されておらず、サラリーマンから学生まで男性は帯刀しているパラレルワールドである。両者合