TSKaigi 2025 での発表資料です - スピーカーノート リポジトリ…
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配列(Array)との比較 JavaScriptにはTypedArrayとは別に配列(Array)の違いを説明します。 ArrayはTypedArrayと比べると柔軟で汎用性が高いです。しかし、Arrayは内部で動的なメモリー管理を行うため、データ処理や転送を高い頻度で行う場合にはオーバーヘッドが発生する可能性があります。 TypedArrayは長さが固定であり、バイト単位のデータ格納が可能なため、メモリーアクセスが効率的に行われます。数値計算においてもバイナリデータを直接操作できるので、高いパフォーマンスが期待できます。また、メモリー領域が連続しているので高速なデータの転送が可能です。 大量のデータを処理する数値計算の場合にはTypedArrayで管理するとデータのまとめた取り回しが楽になります。逆にデータの規模が小さい時は汎用的なArrayが良いでしょう。 TypedArrayは決まっ
「TypeScriptが当たり前」になった世界において、ESモジュール本来の運用に必要な考え方と設定とは こんにちは、藤吾郎(gfx)と申します。Starleyという会社でおしゃべりAIアプリ「Cotomo」を開発しています。TypeScript歴は10年くらいです。 はじめに - TypeScriptが当たり前になった世界今年(2025年)はTypeScriptがリリースされて13年、ESモジュールが導入されたES2015のリリースから10年が経ちます。今やJavaScriptプロジェクトにおいては、TypeScriptが当たり前の世界になってきました。つまり「JavaScriptプロジェクトの実装言語のデフォルトはTypeScript」という状況にかなり近づいています。 TypeScriptが当たり前の世界とは、JavaScript処理系がデフォルトでTypeScriptをサポートして
ポリシー: この世界では常に最新版を使うという気持ちで生きていく Node.js は枯れるという概念がなく、常に古いことはリスク という認識。LTS も短め(3年) 古いAPIのドキュメントは常に消失する モダンなツールは、モダンな前提を要求する ~2020: CJS/ESM 関連で断絶がある(jestが動かなくなりつつある) ~2019: パフォーマンス意識が低い時代の実装が多い ~2015: Node.js のみでしか動かないものが多い。peerDeps の意識が低い この辺で目視でポチポチする npm: npm-check-updates - npm yarn upgrade-iteractive pnpm upgrade -i サーバーランタイムには安定を、ツールチェインにはパフォーマンスを サーバーランタイム(Node.js) Node 本体は Stable LTS か、一つ前の
「TypeScriptではじめる型システム」という記事をn月刊ラムダノートに寄稿しました。 新刊を発売しました "『n月刊ラムダノート』Vol.4 No.3(2024)発行のお知らせ https://t.co/PGppk1aRRA— lambdanote (@lambdanote) 2024年10月4日 どんな内容? TypeScriptの極小サブセットに対する型検査器を書き、それを通して型システムを体感してみよう、という内容です。 詳しく言うと、boolean型とnumber型と関数型しかないTypeScriptサブセット言語がターゲットです。 型検査器の実装言語にもTypeScript(処理系はDeno)を使います。 TypeScriptづくしの一品です。 わかる人向けに言うと、「型システム入門」という本(通称TAPL)の単純型付きラムダ計算に相当する内容をTypeScriptで説明し
はじめにlink 最近受けるNode.js + TypeScript環境の相談の中で、CommonJSやECMAScript Modulesのあたりで落とし穴にはまっている人が多いという事に気づいた。 Node.jsは歴史的にCommonJSとECMAScript Modules(以後ESMと表記)がどうしても入り乱れる環境にあり、これにTypeScriptのモジュールが加わると組み合わせでさらに複雑度が増すのが現状である。 説明する際に口頭より整理した文章が欲しいと思ったので記事にする。 以下のリポジトリで検証コードを管理している。 https://github.com/koh110/module_test Node.jsモジュールチェックシートlink まず最初にNode.jsにおけるCommonJSとESMの挙動について整理する。 いきなり書かれても把握できないかもしれないが、一旦こ
JavaScript の非同期処理は非常に難しく、その難しさの原因は「制御の流れ」が掴みづらいことにあります。 この本では非同期処理を理解するために必要な概念であり、仕組みでもあるイベントループでプロミスチェーンの処理がどのように行われるかをクイズ形式で学ぶことによって、非同期処理の「制御の流れ」を掴めるように訓練します。 知識面については中枢となるイベントループの機構から、実行環境と API、async/await や Promise.all などの一通りの範囲を学習し、最終的には並列化や順序づけて反復処理を行うための制御方法と TypeScript での型注釈までを網羅します。
※近所(同じ港区内)のあのIT企業さんからお声をかけていただきました。登壇予定です。 ※某商業誌さんから執筆依頼がありましたが、有料ですと気が引けるのでお断りしました。 Vimで書いている人はもういないから、そろそろTypeScript(自転車の補助輪)を外していこうという話。 Visual Studio Code は下のリンクからインストールできる。これが前提。 VS Code で // @ts-check が利用できる。 ※Denoの話を知らない人は、これを読むと良い。 DenoがTypeScriptの使用をやめる5つの理由 (Denoは、Node.jsの作者であるライアン・ダールによって作成され、V8 JavaScriptエンジン及びRustプログラミング言語に基づいた、JavaScript及びTypeScriptのランタイム環境である。セキュリティと生産性に焦点を当てている) ※T
このエントリの内容 このエントリは、javascriptの型チェックをすることができるtypescriptの機能 @ts-check について紹介し、個人的に感じた便利なところや使い所を紹介していきます。 このエントリの読者は以下のような人を想定しています。 レガシーな環境でTypeScriptを導入しづらいが、複雑化するコードベースを少しでも楽に保守したい人 TypeScriptに興味があるが、昨今のjsのツールチェインについていけず、とりあえず試してみたい人 @ts-checkとは @ts-checkとは、JavaScriptファイルの先頭に //@ts-check というコメントをすることで、TypeScriptコンパイラや、TypeScriptを標準で型チェックできる VSCode により、JavaScriptファイルに対してTypeScript相当の型チェックを行う事ができる仕組
なぜ執筆プロジェクトを立ち上げたのか? 2020年の年末から年明けに開催された技術書典10で「はじめてのJest入門」を執筆しました。私自身はIT業界に約10年いますが、受託案件やR&Dのようなプロジェクトに参加することが多く、テストについての経験があまり得られないまま過ごしてきました。そんな中で社内のメンター&メンティープログラムでTDD(Test-Driven Development:テスト駆動開発)について学ぶ機会があり、セッションを通して学んだことを記憶に残す意味でも、この本を書くことに至りました。しかし、前回の書籍ではTDDやテスト自体の概念についてはあまり触れず、セッションで利用したJestの基本的な機能や使い方についてフォーカスしました。 前回の技術書典10のイベントを通じて、同じような悩みや課題感を持った方多くがいることを知ることができました。JavaScriptは元々フロ
この記事は、クソアプリAdvent Calendar2021の20日目(ホノルル時間)の記事であると同時に、GMOペパボエンジニア Advent Calendar 2021の21日目(日本時間)の記事でもあります。 みなさん、TypeScript使ってますか?TypeScriptはJavaScriptの世界に秩序をもたらす素晴らしい言語ですね。 しかし世界には光の秩序だけでなく闇の混沌も必要です。 という訳で、JavaScriptに闇の混沌をもたらす新言語を作ってみました。 その名も『TypoScript』です。 TypoScript is 何 TypoScriptとは何か。まずはこちらのコードをご覧ください。 function fizz_buzz(count) { for (var i = 1; i <= caunt; i++) { if (i % 3 === 0 && i % 5 ==
JSConf JP 2021 の基調講演として発表したスライドです。 https://jsconf.jp/2021/talk/javascript-maintaining-ecosystem-oss-struggles-and-challenges
Skip to the content. モダン JavaScript チートシート 画像クレジット: Ahmad Awais ⚡️ イントロダクション 動機 このドキュメントはモダンなプロジェクトでよく見られる JavaScript のチートシートと最新のサンプルコードです。 このガイドは読者に JavaScript をゼロから教えるものではありません。 基礎知識は持っていて、モダンなコードベースに慣れる(例えば React を学ぶ)のに苦労している開発者を助けるためのものです。 説明の中で JavaScript の諸概念が使われています。 また、議論の余地のあるポイントについてときどき個人的な tips を載せますが、その際はあくまでも個人的なおすすめであることを述べるように気をつけます。 メモ: ここで紹介されている概念のほとんどは JavaScript 言語のアップデート( ES2
2021年になってJavaScript、TypeScript、Node.jsの勉強を始めました。 この記事では、読んで良かった本、記事、公式ドキュメントなどをまとめていきます。 ※2021/03時点の情報です。 個人的なリンク集ですが、「これも読むと良いよ」というものがあればぜひ教えてください。 ECMAScript ECMAScriptの仕様は、EcmaのTC39で策定されている Ecma TC39 GitHub organization ep78 TC39 | mozaic.fm Node.jsの各バージョンでのECMAScriptサポート状況 JavaScript Misreading Chat - #86: JavaScript: the first 20 years JavaScript 二十年の歴史についての回 JavaScript チュートリアル | MDN JavaScri
皆さんこんにちは。京都開発室のLinです。仕事と個人的なプロジェクトでTypeScriptによる開発を始めて約2年が経ちましたので、 TypeScript導入時の経験を皆さんにお話ししたいと思います。 近年、TypeScriptはフロントエンド分野で最も注目を集める技術となっています。The State of JavaScriptの資料によれば、TypeScriptの使用を選択する開発者は増加を続けており、その評価も肯定的なものが多いようです。 「次のプロジェクトではTypeScriptにより開発を行うべきだ」「今あるJavaScriptプロジェクトをTypeScript仕様に変更すれば、プロジェクト品質の向上につながる」と考えているチームは数多くあるでしょう。 しかしながら、TypeScript導入のコストおよびメリットについては、極めて慎重に評価を行う必要があると、私は考えています。
私はフロントエンドエンジニアとして働いてはいるのですが、巡り合わせが悪いのでしょうか?まともなテストを書いたことがないんですよね。まあ、それもでテストくらい書けないとなぁ。なんて思ってはちょいちょい調べたりする日々を過ごしていました。 そんなある日、たまたま TDD(テスト駆動開発) についての動画を視聴してみました。 TDD 自体は知ってはいて、なんとなく知っているくらいの知識ではありましたが、分かりやすい説明とその思想が好きで、のめり込むように見てしまいました。 その後も何度か視聴して、フロントエンドでも TDD したいなと考え始めました。 普段テストすら書いていないのにいきなり TDD とも思わないこともなかったですが、実際に普段自分がさわっているようなコードに落とし込んで書いていくと、テストする本当の意味というものが、より正確に理解できてきたような気がします。 そんなテスト初心者の
最近TypeScriptが好きで勉強していっている。しかしなかなか型定義周りが手に馴染まず、少し複雑な型定義を読んだり、自分でユーティリティ型を定義したりすることが難しかった。 そこで型を手に馴染ませるために色々学習をしてみたので、やっていることをメモしておく。 まずざっとTypeScriptの型概要を学ぶ まずTypeScriptでの型を簡単に学ぶには以下の2つの資料がわかりやすかった。 TypeScriptの型入門 - Qiita TypeScriptの型初級 - Qiita ひたすら型演習をする 資料を読むだけでは全く手に馴染まないと思ったので、その後ひたすら型演習をしている。 まずは TypeScriptの型演習 - Qiita 。これは先程の型初級、型入門の記事を書いた人が演習問題を作っているため同じ流れで学習でき、さらに解説編も充実しているので、手を動かしながら学ぶのに最適であ
はじめに 僕は仕事でRuby on Railsを使ってWebアプリケーションを開発しているので、JavaScriptはそれなりに使えます。 ですが、サーバーサイドで使っているRubyに比べると、JavaScriptの習熟度はそれほど高くありません。 とくに、文法が一気にブラッシュアップされたES2015(ES6)以降の知識は「なんとなく把握はしているが、あくまでなんとなく」といった感じです。 また、最近よく名前を聞くようになったTypeScriptも「名前は知っているが使ったことはない」というのが現状です。 というわけで、「そろそろちゃんと勉強しておかないと」という思いから、以下の本を購入してみました。 JavaScript Primer 迷わないための入門書 (アスキードワンゴ) 作者:azu,Suguru Inatomi発売日: 2020/06/10メディア: Kindle版プログラミ
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