『外資系OLは見た! 世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』(ずんずん著、KADOKAWA)の著者は、シンガポールで働いている現役のOL。とだけ聞くと、いかにも高学歴で華やかな帰国子女をイメージしたくもなりますが、本人によれば全然違うのだそうです。 両親ともにジャパン生まれのジャパン育ち、男子生徒が殴り合う素敵な環境で教育を受け、三流私立大学を軽やかに卒業し、新卒で就職した埼玉のブラック企業ではピンク色の制服を着て、コピーをとる...そんな人生でした。(「はじめに 三流大卒、埼玉のOLだった私がなぜ外資系に?」より) ところがその後、外資系投資銀行への転職に成功。そんな経験があるからこそ、「外資系に転職すること、または外資系で働くということは、意外と英語も学歴もあまり関係ない」と断言しています。大切なのは、もっと別なこと。 正しい情熱と戦略でチャンスをつかんだら、あとはただ走り出す