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awkという、古くからのスクリプト言語がある。(1977年生まれ。読み方は「オーク」である。エイ・ダブリュ・ケイではない)man awkをPDFに変換してみると、たったの3ページ強しかない。 $ man -t awk|pstopdf -i -o ~/Downloads/awk.pdf とてもシンプルな言語仕様ではあるが、awkには必要十分な表現力がある。特にテキストを処理する場面においては、最小限のシンプルな記述で、気の利いた処理を素早くこなす。無駄のないawkワンライナーを見ると、ある種の感動を覚える。awk以降に生まれたスクリプト言語は、少なからずawkの影響を受けていると思われる。 awkを知ることで、間違いなく幸福度は上がると思う。いつかきっと「知ってて良かった」と思える時が来るはず。もっともっと、awkを知りたくなってきた。 基本動作 awkの基本動作は、とってもシンプルである。
新しいUNIX風環境「Gow」を導入する さて、このようにWindows OS上にUNIXの使用環境を提供するソフトウェアは少なくありません。現在でもUNIX実装を行うプロジェクトは大小かかわらず進んでいますが、なかでも興味深いのが「Gow(Gnu On Windows)」。公式ページにあるとおり、"軽量なCygwinの代替"となるソフトウェアです。 注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。 そもそもCygwinはWindows OS上でUNIX風の環境を実現するためのソフトウェアとして開発が進められており、その正確から肥大化する傾向にありました。X Window Systemを実装するため、Cygwin/Xも提供されるようになり、当初のように"ちゃんとしたgrepが使いたい""xargsで複数ファイルの操作を簡単にした
Linux のコンポーネントやプログラムはいろいろなところから手に入るわけですが、ドキュメントまでもが世界中に分散していて、糸口を見つけるのさえ大変な場合があります。非常に不親切な説明しか公開されていないサーバプログラムもあります。このホームページは、そういう様々なドキュメントや解説から読み取った断片をかき集め、実際に自分のマシンで検証しながら、覚え書きとしてまとめたものです。 せっかく調べたことなので、ひとにも分かるように説明を補い、公開しています。記事を書くにあたっては、自分なりにいくつかの方針を決めています。 ストレイペンギン の方針 たまたまうまく動いたからといって、その設定やコマンドの意味が分からないまま使うのは意味がない。納得できるまで調べる。 やったことのないことは書かない。知ったかぶりはしない。 検証できていないことは書かない。 何かの設定中に「迷える仔ペンギン」 状態に陥
どうも。みむらです。 Linux OS を使ってますと、 Windows に戻ってきたときにどうしても GNU さんのコマンドが使いたくなります。 そうして泣き寝入りする。 どうしても使いたい。 そのときには、代表的な物で Cygwin と Interix 社の互換環境(Ultimate or Enterprise) を用いる方法があります。 ただこの二つ、 Cygwin : GNU 系のプログラムが全部入れられ、UNIX用プログラムの大半がビルド出来る。 ただ、すべてのプログラムが cygwin1.dll にリンクしておりちょっと気持ち悪い。専用のシェルから使う。 インストールが大がかりで、削除も面倒。 Interix : UNIX 互換環境を提供する。 インストールが大がかりなのと、UNIX 互換なので GNU の感覚で叩けないことも。 という問題点があります。 そこで、今回紹介する
aria2 について aria2 は、複数のサーバーから複数のプロトコルを用いてファイルを高 速にダウンロードできるユーティリティです。 HTTP(S)/FTP/ BitTorrent (DHT, PEX, MSE/PE) /Metalink をサポー トしてます。ファイルをHTTP(S)/FTPとBitTorrentの両方から同時にダウ ンロードする機能を持っています。HTTP(S)/FTPからダウンロードしたデー タは、BitTorrentネットワークにアップロードされます. 信頼性 という意味でもっともすぐれたHTTP(S)/FTPダウンロードユーティリティ です。なぜなら、Metalink のチャンクチェックサムをサポートしており、 BitTorrentのようにダウンロードした部分部分のチェックサムを照合す る機能をもつからです。チェックサムが違っていればその部分だけダウ ンロード
GNU screenはもう古いので皆さんtmuxへ移行しましょう、という話。Gentooならemerge tmux。 スクリーンショット 手元のtmuxを撮ってみた。縦分割モード。ウィンドウマネージャはawesome。左のircクライアントはweechat。 本家にもいくつかスクリーンショットがある。 tmuxへ移行する理由(メリット) 標準設定のままでもそれなりに使えるステータスバー 各ショートカットがコマンドベース(コマンドで操作ができる) 標準で縦分割機能搭載 GNU screenがたまに固まる問題(が発生するのは私だけ?)が発生しないかも ビュー専用のスクロールモード 柔軟なペイン制御 コピー&ペースト用のバッファを複数保持できる terminfo的にscreen互換 メモリ消費量が少ない(GNU screenの約1/5) 一部機能でマウスが使用できる(mode-mouse, mo
UNIXやLinuxのエキスパートになるのに避けて通れないのが、Bashに代表されるコマンドラインシェルによる操作だ。そこで本記事では、「Bashのカスタマイズ」「シェルスクリプトの高等テクニック」「Bash以外の高機能シェル」の3つについて、SourceForge.JP Magazineで過去に掲載された解説記事を紹介する。 Bashをカスタマイズして使いこなす Bashは非常にカスタマイズの幅が広く、またちょっとした改良や簡単なシェルスクリプトの利用により、大きく作業効率が改善する。ここでは、Bashのカスタマイズテクニックを解説する記事を紹介する。 コマンドラインでシェルのエイリアスと関数を使って作業を効率化する GNU/Linuxシステムを最大限に活用するには、やはりコマンドプロンプトとシェルスクリプトへの習熟が欠かせない。とはいえ、そうした処理はなるべく手早く済ませたいものだ。本
GNUプロジェクトは3月5日、GNU tar 1.22をリリースした。このバージョンでは、新たに「xz圧縮」をサポートする“--xz”オプションが追加された。この見慣れない圧縮形式は、.lzmaを置き換えるものとして、LZMA UtilsをリリースしてきたTukaaniプロジェクトが公開したフォーマット。拡張子は.xzだ。 GNUプロジェクトは3月5日、GNU tar 1.22をリリースした。tarは、複数のファイルを1つにまとめるUNIX標準のファイルアーカイブ。GNU tarバージョン1.22では、新たに「xz圧縮」をサポートする“--xz”オプションが追加された(“-J”にショートカットがアサインされている)。 この見慣れない「xz」という圧縮形式は、これまでLZMA UtilsをリリースしてきたTukaaniプロジェクトが1月29日に正式公開したフォーマットで、拡張子は.xz。既存
自分も知らなかったこと等もあり、大変参考になるコメントをありがとうございました。 コメント数がかなり多数になってきたのでこのエントリーでまとめてみたいと思います。(まとめというほど大したものではありませんが。。) [ (test) コマンドについて 以下のようなコメントをいただきました。 正確には覚えていないですが、[ ] はbashではつかるけど、本当の素のshでは使えなかったと思います。なので、[ ]を使うぐらいなら、/bin/bashと書いては。 id:silverwireさんが、いろいろなOSで調べてくれました。AIXやHP-UXの環境は自分の環境になかったので大変勉強になりました。 id:silverwireさん ちょっと興味が湧いたので、以下の二つを調べてみました。 1. Bourne Shellで[ を使用できないことってあるのか? 2. testという名前のシェルスクリプト
emacsというエディタの存在は皆さんご存知かと思います。 しかしながら、立ち上げてはみたものの何をしていいかわからない...もしくは、チャレンジしてみようと思ったけれども機能がありすぎて何やっていいのかわからない...まさにこういった経験はないでしょうか? 実際のところ私自身も、emacsを使うようになるまで数回挫折しています。やはり自分が挫折してしまった理由も、機能が多すぎて使いこなせなかったことでいつも使わなくなってしまっていました。 このエントリーでは複数回に分けて、emacsを便利かもと感じれるレベルになるまでのチュートリアルをお送りしようと思います。 まず今回はemacsの導入までを実施したいと思います。 なぜいまどきemacsか? サンがJava FXの実例をデモ − @IT Java,そしてemacsの開発者である、ジェームス・ゴスリン氏はEmacsは消滅すべきと語っていま
しばらく前から、コマンドの終了ステータスをプロンプトの色に反映させるようにしている。 終了ステータスとは C言語なら int main(int argc, char* argv[]) { ... return 0; } この return している 0 が終了ステータス。この整数値の下位 8bit がプロセスの終了時に親 (そのプロセスを起動したプロセス) にわたる。 終了ステータスの指定方法はいろいろある。C言語の場合 main 関数の戻り値以外にも exit 関数の引数でも指定できる。Ruby, Perl の場合、そもそも main 関数は無くて exit 関数に引数を与える方法だけがつかえる。 この値はシェル上で $? で参照できる。 % perl -e 'exit(0xdead)'; echo $? 173 % 慣例として、正常終了のときは 0 を返すことになっている。 % ls
タイトルの通りですが、xargsコマンドの便利さを紹介する記事を書いてみました。xargsは私が大好きなコマンドの一つで、標準入力から渡されたファイル名などを引数とみなして、別のコマンドの引数として起動するというものです。 例えばfindで見つけたファイルを全部削除したい場合、xargsなしでも下記のように書くことができます。
IBMのサイトで「Learn 10 good UNIX usage habits」という記事が発表されていました。 面白かったので要約してみました。 変な部分があるかも知れないので詳細は原文をご覧下さい。 原文とは一部異なります。 本ページスペースなどの関係でコマンド引数などを短く省略しています。 原文のサンプルコマンドが間違っていたりするので、修正している部分もあります。 原文を修正しているのは、tar.gzをzオプションを使わないでxfvしようとしているところと、xargsにlsではなくls -lを渡している部分です。 あと、説明文を短くしてしまっています。 1. ディレクトリの作成 良く使うコマンドの一つであるmkdirですが、面倒臭い使い方をしていませんか? 悪い例 ~/ $ mkdir a ~/ $ cd a ~/a $ mkdir b ~/a $ cd b ~/a/b/ $ m
面倒な作業を繰り返し行っていることに気が付いたとき、多くのユーザーはその作業を肩代わりしてくれるツールがないか探すことだろう。しかし、出来合いのツールが自分の要求に完全にマッチするとは限らない。そこでそのような場合は、OSSの精神に則り「無いものは自作する」というのはどうだろうか。プログラミングの経験がなくても、シェルスクリプトなら普段利用しているコマンドを組み合わせて比較的簡単に作ることができる。あるいは、これを機に何かスクリプト言語を学んでみるのよいだろう。以下で紹介する記事は、あなたがスクリプトを作成するときに、有用なヒントを与えてくれるはずだ。 Pythonを用いたCGIスクリプティング入門 2008年06月06日 Web開発者にCommon Gateway Interface(CGI)スクリプティングについての質問をすると、おそらく返ってくる大多数の回答は「Perlを使っています
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