パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆を受けて立ち上る煙(2014年7月8日撮影)。(c)SAID KHATIB / AFP 【12月21日 AFP】国際刑事裁判所(ICC)のファトゥ・ベンスダ(Fatou Bensouda)主任検察官は20日、パレスチナ自治区での「戦争犯罪」について、正式な捜査を開始する方針を示した。イスラエルは猛反発している。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は、ベンスダ氏の判断はICC非加盟のイスラエルに対する「政治的駆け引きの道具」だと批判した。 パレスチナ側は、ICCの動きを「もっと前に講じるべきだった措置」としながらも歓迎した。ベンスダ氏は2015年1月、2014年にパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で起きた紛争以来、イスラエルとパレスチナ自治区で行われてきたとされる戦争犯罪と人道に対