ケータイから携帯へ ゲーム画面の端っこを押すと高速でマップが移動する。マップ全体を把握する作業が楽になり、うーん、実に快適 「フロントミッション 2089」は、一度携帯電話用のアプリゲームとして2005年にリリースされている。リアルな描写が売りの戦術シミュレーションゲームが携帯電話で遊べる(しかも戦闘シーンなどはそのまま!)ということで、当時非常に驚いたことを覚えているが、そのニンテンドーDS移植作が本作というわけ。それに合わせて 「ボーダー・オブ・マッドネス」というサブタイトルも付けられている。 ケータイアプリから携帯機へのプラットフォーム変更と聞くといぶかしげに思う人もいるかもしれない。確かに据え置き機などに移植する場合と比べ、グラフィックや容量が劣る分、グレードアップの幅は小さい。まして、もともとケータイアプリとして場所を選ばずどこでもプレイ可能なわけだから、一見メリットは薄いように