ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は、首都キーウにある軍事施設をミサイルで攻撃するなど掌握を目指す東部だけでなく再び首都への攻撃を強化している可能性があるとみられます。 ロシア国防省は16日、ウクライナの首都キーウにある戦車などを製造する工場をミサイルで破壊したと発表しました。 首都近郊への攻撃は、15日に巡航ミサイルで軍事施設を破壊したのに続き2日連続で、ロシア軍は再び首都への攻撃を強化している可能性があるとみられます。 また、キーウのクリチコ市長は16日、現地時間の朝にキーウ郊外で爆発があり、救助活動が行われていることをSNSのテレグラムで明らかにし、市民に対して安全な場所にとどまるよう呼びかけています。 クリチコ市長はSNSのテレグラムで、この爆発で1人が死亡したことを明らかにしました。 また、病院で治療を受けている人も複数いるということです。 さらにロシア軍は16日に、東部や南部の