衛星利用測位システム(GPS)電波の受信機能を搭載した腕時計が人気だ。 衛星から位置や時刻の情報を受信し、自動的に時間を調整でき、海外出張の多いビジネスマンら若い男性を魅了している。 国内メーカーは小型化や修正時間の短縮化など高機能を競い合う。 セイコーウオッチの「セイコー アストロンSBXB003」は、GPS衛星から時刻と位置情報を取得し時間を自動調整する。 新開発のGPS関連部品により従来品と比べ電力消費を抑え、主要部品を小型化した。希望小売価格は25万9200円。 価格は違うが、文字盤の色が青や白のタイプもある。 カシオ計算機の「オシアナス OCW−G十1000」は、地域に合わせてGPS電波と、室内でも受信できる 標準電波の受信を使い分ける。一押しで位置情報を取得し各地の標準時間帯やサマータイムを判別する。 色は黒や、一部にオレンジ色をあしらったタイプなど3種類。青とシルバーのタイプ